[東京 17日 ロイター] - <11:40> 前場の日経平均は小じっかり、模様眺めムード強く売買代金1兆円割れ 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比3円59銭高の2万2773円95銭となり、小じっか り。前日の米国株式市場は下落したものの、上海株式市場が堅調に推移するなど支援材料もあり、全般は底 堅い展開となった。ただ、週末とあって模様眺めムードが強く、もみあいとなっている。東証1部の売買代 金は1兆円台を割り込んだ。 16日の米国株式市場は、マイクロソフト やアップル などのハイテク株に売りが出て 下落。新規失業保険申請件数が高止まりしていることで、新型コロナウイルス感染拡大による経済への影響 があらためて意識された。 米商務省が16日発表した6月の小売売上高は前月比7.5%増と、市場予想の5%増を上回った。た だ、新型コロナ感染第2波が経済回復の重しとなっている。6月最終週の時点で何らかの失業手当を受けて いた人は約3200万人となった。 日本株は外為市場でドル/円が円安に振れたこともあって、買い優勢で始まった。その後、上海株式市 場が堅調なスタートとなるなど支援材料があったものの、「週末とあって見送りムードが強い。上値を追う には新たな材料が欲しいところだ」(国内証券)という。 TOPIXは0.05%高で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は9051億1200万円。東証 33業種では、電気・ガス業、医薬品などが上昇し、鉄鋼、不動産業、空運業など直近買われた業種の値下 がりが目立った。 個別では、富士通 、東京エレクトロン などハイテク株、半導体関連の一角が上昇した ほか、ソフトバンクグループ もしっかり。半面、ソニー が利益確定売りに押され、任天堂 もさえない。 東証1部の騰落数は、値上がりが896銘柄、値下がりが1180銘柄、変わらずが94銘柄だった。 <10:55> 日経平均はもみあい、上海市場しっかりだが週末で上値に慎重 日経平均はもみあい。注目された上海株式市場はしっかりで始まったことで、マイナス圏から前日比変 わらず近辺に居どころを変えている。ただ「週末とあって全体的に見送りムードが強い。上値に対して慎重 となっている」(国内証券)という。 <10:15> 日経平均はマイナス圏転落、上海市場の取引開始を控え様子見ムード 日経平均はマイナス圏に転落し、前営業日比40円ほど安い2万2700円台前半でのもみあいとなっ ている。市場では「外部環境に大きな変化はないものの、新型コロナの新規感染者数が増加し続けているこ ともあり、今の経済回復ペースは期待通りなのか、投資家はやや慎重になってきている。手掛かり材料も少 ないので、午前10時30分に上海取引所が始まるのを待っている状態」(国内証券)との声が出ていた。 <09:10> 寄り付きの日経平均は反発、37円高でスタート 米株先物を好感 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比37円21銭高の2万2807円57銭となり、小 幅に反発して始まった。その後は前営業日比70円ほど高い2万2800円台半ばでの推移となっている。 オーバーナイトの米国株式市場は下落したものの、米株先物がしっかりしていることが好感されている。東 証33業種では電気・ガス業、証券業、非鉄金属などの20業種が値上がり。空運業、不動産業、パルプ・ 紙などの13業種は値下がりとなっている。 <08:30> 寄り前の板状況、ファナックは売り優勢 市場関係者によると、寄り前の板状況は、トヨタ自動車 、ホンダ 、キヤノン 、ソニー 、パナソニック が売り買い拮抗。 指数寄与度の大きいファーストリテイリング は売り買い拮抗、ファナック は売り優勢 。 メガバンクでは、三菱UFJフィナンシャル・グループ 、三井住友フィナンシャルグループ<8 316.T>、みずほフィナンシャルグループ が売り買い拮抗となっている。 東証第1部出来高上位50銘柄 東証第1部値上がり率上位50銘柄 東証第1部値下がり率上位50銘柄 日経225先物 SGX日経225先物 TOPIX先物 日経225オプション 株式関連指標の索引ページ 関連アプリ:インデックスムーバー(リフィニティブEIKON検索ボックスで“IMO”と入力) (
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