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前場の日経平均は急反発、買い戻し活発化 半値戻しに接近

 5月18日、前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比577円81銭高の2万8402円64銭となり、急反発した。都内で2月撮影(2021年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 18日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比577円81銭高の2万8402円64銭となり、急反発した。前日の大幅安の反動も手伝い買い戻しが活発化。

10日の戻り高値2万9685円41銭から13日の直近安値2万7383円03銭まで押した幅の半値戻し水準(2万8535円08銭)に接近した。

17日米国株式市場は反落。インフレ高進の兆候を踏まえ、金融引き締め懸念が強まっている。一方、朝方に内閣府が発表した2021年1―3月期実質国内総生産(GDP)1次速報は前期比1.3%減、年率換算で5.1%減となった。

環境面は良好と言えないにもかかわらず、日本株は前日に急反落した反動もあって朝方から買い優勢となり、その後も上値を追う展開となった。市場では「きょうは想定外の戻りと感じた投資家が多かったと思われ、前場中盤から買い戻す動きが活発化した」(国内証券)との声が聞かれる。

また「これまで決算発表に対する警戒感が株価の重しになっていたが、発表シーズンが終了となったことで上ぶたが取れる格好となり、好業績銘柄を中心に買いが活発化した」(SBI証券・投資調査部長の鈴木英之氏)という。それを象徴したのがトヨタ自動車で6年2カ月ぶりに上場来高値を更新した。

物色面では「PER(株価収益率)10倍以下の銘柄に底堅いものが目立ち、割安株の修正高となっている」(岡地証券・投資情報室長の森裕恭氏)との指摘もあった。

TOPIXは1.51%高で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆3518億4400万円。東証33業種では、非鉄金属、保険業、鉄鋼などの上昇が目立ち、値下がりは電気・ガス業とパルプ・紙の2業種となっている。

個別では、トヨタ自動車が上場来高値を更新したほか、日本製鉄も堅調に推移した。ソフトバンクグループも買われ、指数寄与度が大きいファーストリテイリングもしっかりだが、大成建設はさえない。

東証1部の騰落数は、値上がりが1766銘柄、値下がりが358銘柄、変わらずが63銘柄だった。

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