[東京 26日 ロイター] - <15:45> 日経平均・日足は「小陽線」、25日移動平均線に迫る 下値切り上げの波動に 日経平均・日足は短めの上ヒゲを伴う寄り付きが「坊主」の「中陽線」。前日に引いた気迷いを感じさ せる「下影陽線」を包む「抱き線」となり、基調の強さを感じさせた。25日移動平均線(2万8716円 81銭=26日現在)に迫っており、当面はこれを上回るかどうかが注目点になる。 「抱き線」は天井近辺で出現すると売りサインになるものの、時価近辺は5月の急落で押した幅の半値 戻しの水準であり、なお戻りの余力があると解釈できそう。下値を着実に切り上げる波動も、買い方に安心 感を与えるところだ。 <15:30> 新興市場はまちまち、銘柄選別に苦慮する地合いとの声も 新興株市場はまちまち。東証マザーズ指数は続伸したものの、日経ジャスダック平均は7日ぶりに反落 した。市場では「物色意欲は強いものの、方向性が定まっていない。銘柄の選別に苦慮する地合いと言える のではないか」(国内証券)との声も聞かれる。 マザーズ指数は前営業日比1.33%高。個別では、ベビーカレンダー が一時ストップ高とな ったほか、Appier Group 、ウェルスナビ 、交換できるくん などが上 値を追ったが、ENECHANGE が急反落し、QDレーザ も軟調だった。 日経ジャスダック平均は前営業日比0.07%安。個別では、カイノス が連日のストップ高と なったほか、シンバイオ製薬 、不二精機 などもしっかりだが、夢みつけ隊 、不二 硝子 などがさえない。 <14:20> 日経平均は強もちあい、後場に入ってから振れ幅はわずか43円23銭 日経平均は強もちあい。依然として方向感を欠いており、後場寄り付きから午後2時20分までの日経 平均の上下振れ幅は、わずか43円23銭と50円幅に満たない小動きとなっている。市場では「MSCI (モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル)の指数銘柄の入れ替えを明日に控え、これが 見送り要因になっているようだ」(国内証券)との声が聞かれた。 <12:40> 日経平均は高値もみあい、方向性感じられない中で個別物色 日経平均は高値もみあい。後場寄りは前引けよりも高いものの、伸びに迫力が欠けており、方向性が感 じられない中で個別物色の動きとなっている。市場では「時間外取引で米株先物が堅調に推移していること が安心感を与えるが、時価水準より上値では戻り売りが厚いと警戒し、上値追いに慎重になっている状況だ 」(国内証券)との声が聞かれた。 <11:48> 前場の日経平均は小幅続伸、ハイテクけん引の上昇後はもみあい 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比50円49銭高の2万8604円47銭となり、小幅に 続伸した。朝方に安く始まった後、ハイテク株がけん引してプラス圏に切り返したが、上昇一服後はもみあ いとなり、方向感を欠く動きとなった。 前日の米国株式市場では、主要3指数がそろって小幅に反落した。ただ、複数の米連邦準備理事会(FR B)高官が物価上昇圧力を問題視しない姿勢をあらためて示し、10年債利回り は2週間ぶり の低水準を付けた。フィラデルフィア半導体指数(SOX指数)は小幅に上昇し、ナスダック総合 はほぼ横ばい圏に下げをとどめた。 日経平均はマイナスで寄り付いた後に切り返し、プラス圏に浮上。東京エレクトロン やアドバ ンテスト 、TDK 、信越化学工業 といった半導体・電子部品の主力株が堅調に推 移して指数の上昇に寄与した。日経平均は一時2万8700円台に乗せ、前日比150円超高に上昇した。 ただ、前引けにかけて勢いは衰えた。東京エレクトロンなど半導体関連の一角がマイナス圏に沈んで日 経平均は徐々に上げ幅を縮め、もみあいに移行した。 今週末以降、米国の金融政策修正への思惑につながりそうな経済指標やイベントが控えている。市場で は「インフレへの警戒感は引き続きくすぶっており、投資家は慎重姿勢を崩していないようだ」(三木証券 の北澤淳商品部投資情報グループ次長)との声が聞かれた。 TOPIXは0.05%安で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆1473億9800万円だ った。東証33業種では、空運、サービス業、電気機器など11業種が上昇した一方、鉄鋼、パルプ・紙、 電気・ガスなどが値下がりした。 ファーストリテイリングが朝方の下げからプラスに転じた一方、ソフトバンクグループはさえなかった 。緊急事態宣言の延長観測が出る中でANAホールディングス や日本航空 が反発し「宣言 延長の織り込みはある程度、進んだようだ」(別の国内証券)との声も聞かれた。 東証1部の騰落数は、値上がりが721銘柄、値下がりが1336銘柄、変わらずが125銘柄だった 。 <11:11> 日経平均は上昇一服、25日移動平均線が上値押さえる 日経平均は上昇が一服。2万8700円付近を通る25日移動平均線(MA)や26週MAに上値を押 さえられた。市場では「材料に乏しい中では、ここから上はきょうは厳しそうだ」(国内証券)との声が出 ていた。 きょうの高値をつけた後は、2万8500円台後半に徐々に上げ幅を縮めている。朝方に指数の上昇に 寄与していた東京エレクトロンやアドバンテストといった半導体関連の一角がマイナスに転じており、重し になっている。 <10:01> 日経平均はプラス圏、半導体・電子部品の上昇が寄与 日経平均はプラス転換し、前日比で一時150円超高に上げ幅を拡大した。東京エレクトロン やアドバンテスト 、TDK 、信越化学工業 といった半導体・電子部品の主力株が 堅調に推移し、指数の上昇に寄与している。 ハイテク株はインフレ警戒感がくすぶる中で上値が重い展開が続いてきたが、前日の米国市場では米長 期金利が低下し、フィラデルフィア半導体指数(SOX指数)が0.37%と小幅ながら上昇したほか「米 ハイテク企業の好決算が伝わっており、あらためて需要の強さが確認されている」(国内証券)との声が聞 かれる。 一方、朝方に下落していた指数寄与度の大きいファーストリテイリングもプラスに浮上している。 <09:10> 日経平均は反落スタート、指数寄与度の大きい銘柄が下落 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比157円36銭安の2万8396円62銭と、反落 して始まった。その後、2万8500円台前半に下げ幅を縮めている。 指数寄与度の高いファーストリテイリングやソフトバンクグループなどが下落している一方、半導体関 連の主力株はプラス圏を推移。東証33業種では空運やその他製品、電気機器が上昇し、鉄鋼、パルプ・紙 、鉱業はさえない。 <08:48> 寄り前の板状況、東京エレクやソフトバンクGは売り買い拮抗 市場関係者によると、寄り前の板状況は、トヨタ自動車 と東京エレクトロン 、ソフト バンクグループ は売り買い拮抗。ソニーグループ は買い優勢、ホンダ は売り優勢 。 指数寄与度の大きいファーストリテイリング とファナック は売り優勢。 メガバンクは、三菱UFJフィナンシャル・グループ 、三井住友フィナンシャルグループ<831 6.T>、みずほフィナンシャルグループ がいずれも売り優勢となっている。 東証第1部出来高上位50銘柄 東証第1部値上がり率上位50銘柄 東証第1部値下がり率上位50銘柄 日経225先物 SGX日経225先物 TOPIX先物 日経225オプション 株式関連指標の索引ページ 関連アプリ:インデックスムーバー(リフィニティブEIKON検索ボックスで“IMO”と入力) (
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