[東京 15日 ロイター] - <15:50> 新興市場はマザーズが7連騰、ジャスダックも続伸 新興株市場では、東証マザーズ指数が7日続伸し、日経ジャスダック平均も続伸した。底堅い動きとな る中で「個人投資家も一息つければ、活気が戻ってきそうだ」(国内証券)との声が聞かれた。 マザーズ指数は前営業日比0.49%高。セルソース がストップ高となったほか、インフォネ ット も買われた。一方、プレミアアンチエイジング がさえなかったほか、HENNGE<4 475.T>は年初来安値をつけた。 日経ジャスダック平均は前営業日比0.16%高。テセック 、シキノハイテック がし っかりだった半面、日本創発グループ やロングライフホールディング は値を下げた。 <14:10> 日経平均はもみあい、トヨタが初の1万円 「市場心理にプラス」の声 日経平均は高値圏でもみあっている。後場にトヨタ自動車 の買いが強まり、同社株として初め て1万円台に上昇した。大台を維持してしっかり推移している。市場では「好業績株の象徴。株主数も多く 、投資家心理の好転につながりそう」(国内証券)との声が聞かれた。トヨタ株は5月18日に上場来高値 を更新し、その後も急ピッチで上昇したが、1万円を前に足踏みが続いていた。 <13:10> 日経平均は一時317円高、海外勢の買い戻しでしっかり 後場の日経平均はもみあい後、上げ幅を拡大した。一時前営業日比317円12銭高の2万9478円 92銭で高値を付けた。 市場では円安が追い風となっているほか、海外勢の買い戻しで地合いがしっかりしており、「インフレ 懸念がやや後退し再びグロース株が買われる展開となっている」(国内証券)との声が聞かれる。 個別では、東京エレクトロン 、エーザイ 、テルモ がしっかり。ファーストリ テイリング 、ソフトバンクグループ 、エムスリー はさえない。 <11:50> 前場の日経平均は続伸、ナスダック高と円安を好感 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比214円14銭高の2万9375円94銭となり、続伸 した。14日の米国株式市場でのナスダック高やドル/円が110円台で円安に振れていることが好感され 、値がさハイテク株を中心に買い戻しが先行した。15─16日に米連邦公開市場委員会(FOMC)を控 える中、前引けにかけて徐々に上げ幅が縮小する展開となった。 14日の米国株式市場は、S&P総合500種とナスダック総合が過去最高値を更新して取引を終了。 新たな取引は手控えられ、ダウ30種は小幅安となった。 日経平均は寄り付きで続伸スタートとなった後も上げ幅を拡大し、一時288円49銭高の2万945 0円29銭で高値を付けた。ナスダック高と為替の円安を好感し、ハイテク株や輸出関連株を買い戻す動き が見られた。 TOPIXも続伸し0.48%高で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆1025億6700 万円。東証33業種では、医薬品、精密機器、金属製品などの22業種が値上がり。空運株、鉄鋼、証券業 などの11業種は値下がりとなった。 岩井コスモ証券の投資情報センター長、林卓郎氏は「市場はFOMCの無難通過を見据えた動きとなっ ており、過度なインフレ懸念は収まりつつある」との見方を示した。「先週の日本株は膠着感と出遅れ感が 強かっただけに、今週は買い戻しが活発化。ようやく方向性が出てきた」(同)という。 個別では、14日の米国株式市場で、フィラデルフィア半導体指数(SOX) が上昇したことを 受けて、東京エレクトロン 、レーザーテック 、アドバンテスト など半導体関連株 が堅調。 そのほか、ファーストリテイリング 、エムスリー 、ソフトバンクグループ は 軟調。エーザイ は5.37%高となった。 東証1部の騰落数は、値上がりが1099銘柄、値下がりが962銘柄、変わらずが128銘柄だった 。 <11:20> 日経平均は高値圏でもみあい、ハイテク株がしっかり 日経平均は一時前営業日比288円高となった後はもみあい。現在200円超高の2万9300円台後 半での推移となっている。東証33業種では、医薬品、精密機器、金属製品などの20業種が値上がり。空 運株、鉄鋼、証券業などの13業種は値下がり。値がさハイテク株中心に買い戻しが先行する展開となって いる。 市場では「米連邦公開市場委員会(FOMC)に対する警戒感はそれほどないものの、見極めたい投資 家は多い。FOMCを通過するまでは積極的に上値を追えない」(運用会社)との声が聞かれた。 <10:10> 日経平均は上値追い、テクニカル面で強気に傾斜し買い仕掛けも 日経平均は上値追いの展開となっている。朝方の買いが一巡した後はやや伸び悩んだものの、再び値を 上げる動きとなっている。市場では「75日移動平均線を上回ったほか、2月高値以降の右肩下がりの上値 抵抗線を突破。テクニカル面では完全に強気に傾斜した」(雨宮総研・代表の雨宮京子氏)との声が出てい た。 また、「テクニカル面の好転から、短期筋の買い仕掛けがあった様子がうかがえる。薄商いは気になる ところだが、それが逆手に取られたようだ」(東海東京調査センター・シニアストラテジストの中村貴司氏 )といった指摘もある。 <09:05> 日経平均は続伸、ナスダック高と円安好感 7日戻り高値を更新 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比94円23銭高の2万9256円03銭となり、続 伸してスタート。米ナスダック高や外為市場でドル/円が110円で円安に振れていることなどを好感した 。日経平均はその後も上値を追い、前日に75日移動平均線を上回ったのに続き、チャート上のポイントで ある7日の戻り高値2万9241円20銭を更新するなど上値追いを鮮明にしている。 <08:45> 寄り前の板状況、トヨタ自など主力銘柄が総じて買い優勢に 市場関係者によると、寄り前の板状況は、トヨタ自動車 、ソニーグループ 、ホンダ< 7267.T>、キヤノン 、東京エレクトロン 、三菱UFJフィナンシャル・グループ 、ソフトバンクグループ など主力銘柄が総じて買い優勢。指数寄与度の大きいファーストリテイリ ング 、ファナック も買い優勢となっている。 東証第1部出来高上位50銘柄 東証第1部値上がり率上位50銘柄 東証第1部値下がり率上位50銘柄 日経225先物 SGX日経225先物 TOPIX先物 日経225オプション 株式関連指標の索引ページ 関連アプリ:インデックスムーバー(リフィニティブEIKON検索ボックスで“IMO”と入力) (
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