[東京 18日 ロイター] - <11:58> 前場の日経平均は反発、ハイテク株高がけん引 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比89円65銭高の2万9107円98銭となり、反発し た。米ハイテク株高の流れを受けて高く始まり、その後もプラス圏でしっかり推移した。 前日の米国市場では、長期金利が低下し、株式市場ではハイテク比率の高いナスダックが上昇した。日 本株も、米株市場の流れを受けて、東京エレクトロン やアドバンテスト 、レーザーテック などの半導体関連株や電子部品株が上昇した。一方、日本製鉄 などの素材関連株や、日本 郵船 をはじめとする海運株などはさえなかった。 市場では、米金利低下を受けて「今度はアフターコロナの米景気伸び悩みを読み出した」(国内証券) との見方が聞かれる一方、「一時的な減速が意識されるとしても、米経済の力強い回復が続いていることに 変わりはない。景気敏感株はここ1-2カ月ほど買われてきた経緯もあって、利益確定売りの口実になった 」(ニッセイ基礎研究所の井出真吾チーフ株式ストラテジスト)との声も聞かれた。 TOPIXは0.28%安で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆3384億0900万円だ った。東証33業種では、精密機器、その他製品、電気機器など10業種が上昇した。値下がり率上位は海 運業、保険業、鉱業などだった。 個別では、エーザイ が米製薬大手ブリストル・マイヤーズ・スクイブ とエーザイの抗 体薬物複合体の共同開発・商業化でグローバルな独占的提携を結んだと発表し、買いが先行した。一方、グ ロース株物色の流れの中、バリュー株のシンボル的な存在とされるトヨタ自動車 は反落し、4営業 日ぶりに1万円を割り込んだ。 東証1部の騰落数は、値上がりが874銘柄、値下がりが1180銘柄、変わらずが139銘柄だった 。 <11:10> 日経平均は強もちあい、75日線付近で「居心地いい」の声 日経平均は強もちあいを継続している。2万9100円付近を通る75日移動平均線を挟んだ動きとな っている。市場では「75日の平均水準ということで、売り方も買い方も居心地がいい」(国内証券)との 声が聞かれる。「このところ、寄り後に大きく動かないことが多い。きょうは100円前後の値幅でのもみ あいが続くのではないか」(同)との見方も聞かれた。 足元では、エーザイ や東京エレクトロン 、テルモ などの上昇が日経平均を押 し上げている。 <10:10> 日経平均は強もちあい、景気敏感からグロースに物色シフト 日経平均は強もちあい。2万9000円前後で推移している。物色面では、トヨタ自動車 が反 落して1万円割れ。日本製鉄 などの素材関連株のほか、日本郵船 をはじめ海運株がさえな い。一方で、東京エレクトロン など半導体関連株が買われ、資金の流れが景気敏感株からグロース 株にシフトしている。 市場では「米長期金利が低下したことで、テーパリングではなく、今度はアフターコロナの米景気伸び 悩みを読み出したようでもある。物色対象もこれまで買われていた景気敏感株が調整し、しばらく休んでい たグロース株に買いが向かっているようだ」(国内証券)との声も聞かれた。 <09:05> 日経平均は反発、米ナスダック高好感しグロース株が上昇 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比118円41銭高の2万9136円74銭となり、 反発してスタート。米国で長期金利が低下、株式市場ではナスダックが上昇したことなどが好感され、グロ ース系の銘柄に上昇する銘柄が目立つ。東京エレクトロン が5月10日以来の5万円回復となって いる。 <08:50> 寄り前の板状況、主力銘柄はまちまち 銀行株が売り優勢 市場関係者によると、寄り前の板状況は、ソニーグループ 、東京エレクトロン 、ソフ トバンクグループ が買い優勢となる一方、トヨタ自動車 、ホンダ 、キヤノン<775 1.T>が売り優勢になるなど主力銘柄は売り買いまちまち。指数寄与度の大きいファーストリテイリング<998 3.T>、ファナック は買い優勢、三菱UFJフィナンシャル・グループ などの銀行株は売り 優勢となっている。 東証第1部出来高上位50銘柄 東証第1部値上がり率上位50銘柄 東証第1部値下がり率上位50銘柄 日経225先物 SGX日経225先物 TOPIX先物 日経225オプション 株式関連指標の索引ページ 関連アプリ:インデックスムーバー(リフィニティブEIKON検索ボックスで“IMO”と入力) (
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