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〔マーケットアイ〕株式:日経平均・日足は「大陰線」、マド開け寄り付き天井を形成

    [東京 21日 ロイター] - <16:15> 日経平均・日足は「大陰線」、マド開け寄り付き天
井を形成
    
    日経平均・日足は、長い下ヒゲを伴う「大陰線」。大きなマド(2万8957円98銭─2万7795
円86銭)を空け、前営業日比457円安で寄り付いた後も下げ幅を拡大し、寄り付き天井となった。終値
(2万8010円93銭=21日)は25日移動平均線(2万8775円40銭=同)を下回り、下値に対
する警戒感が強まっている。
    
    
    <15:50> 新興市場はさえない、東証1部市場の流れに連れ安
    
    新興株市場はさえない。東証マザーズ指数は4日続落、日経ジャスダック平均は続落した。東証1部市
場での大幅な下げが重しとなった。市場では「新興株市場は景気の動向に大きく左右される銘柄が少ないた
め、景気敏感セクター中心に売られた東証1部と比較して下げ止まっている」(国内証券)との声が聞かれ
た。 
    
    マザーズ指数は前営業日比1.82%安。個別では、メルカリ        、ウェルスナビ        、ワン
ダープラネット        、アンジェス        など軟調。プレミアアンチエイジング        、オキサイド
        、Macbee Planet        はしっかり。
    
    日経ジャスダック平均は前営業日比1.25%安。個別では、シンバイオ製薬        、フルヤ金属<7
826.T>、ウエストホールディングス        、Speee        がさえない。シキノハイテック        
、セリア        、Mipox        は底堅く推移した。
    
    
    <14:40> 日経平均は1000円超安で下げ一巡、米株先物も下げ止まり
    
    日経平均は売りが一巡し、前営業日比1000円安の2万7800円台後半でのもみあいとなっている
。東証33業種では、空運業以外の32業種が値下がり。ゴム製品、化学工業、保険業、非鉄金属などが値
下がり率上位となっている。
    
    時間外取引で米株先物の下げが一服しているほか、日経平均が下落した際にはアルゴリズム取引などが
過剰に反応した可能性があるとの指摘もあり、「(売りが一巡すれば日経平均は)下げ止まるとみた投資家
も多いのではないか」(国内証券)との見方もあった。
    
    
    <12:40> 日経平均は後場一段安、日銀のETF買い思惑くすぶる
    
    日経平均は後場に入って一段安となっている。一時、前営業日比1100円超安となった。
    市場では、日銀の上場投資信託(ETF)の買いが発動されるのではないかとの思惑がくすぶっている
。日銀はETF買いの基準を示していないが、市場では前場のTOPIX終値が前営業日比「2.0%安」
との見方があり、きょうは2.55%安となったことが思惑を誘っている。
    もっとも、経済のファンダメンタルズが変化したわけでもなく、きょうは買う必要はないとの見方もあ
る。「日銀としては、2.5%下がっても買わないという実例を作るチャンスではないか」(ニッセイ基礎
研究所の井出真吾チーフ株式ストラテジスト)との声も聞かれる。
    きょうの株安は米株安の波及が背景にあり、しかも震源地はFRBのため、日銀がETFを買ったとこ
ろで相場の流れを食い止められそうにない上、米株がきょうも下落すれば、買い支えは無駄になりかねない
との見方だ。仮に買い入れに動いた場合は「2.0%以上の下落なら機械的に買うということを市場に印象
付けることにつながる」(井出氏)とみられている。
    
    
    <11:50> 前場の日経平均は大幅続落、早期の米利上げ思惑でリスク回避
    前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比983円21銭安の2万7980円87銭となり、大幅
に続落した。米連邦準備理事会(FRB)高官の発言を受けて米利上げ前倒しの思惑から株安となった前週
末の米株式市場でのリスク回避の流れを引き継いだ。 
    前週末の米国株式市場では、ブラード米セントルイス地区連銀のタカ派発言が嫌気され、主要3指数が
そろって下落した。同総裁は、FRBが金融政策の引き締めを早める方向にシフトしたことは、新型コロナ
ウイルス禍からの回復に伴い、経済成長、特にインフレ率が予想よりも伸びていることに対する「自然な」
対応との認識を示し、利上げを「2022年終盤に開始すべき」と主張した。
    日経平均は朝方から幅広く売られ、大幅続落で始まった。米株価指数先物がマイナス圏で推移したこと
も重しとなって、寄り付き後も下値を探る動きが継続。東証1部は値下がり銘柄が90%を占め、全面安の
展開となった。東証33業種はすべて値下がりした。日経平均は5月20日以来の安値、2万8000円を
割り込んで一時1000円超安に下落した。
    グロース株もバリュー株も売られ、市場では「先物主導の下げ」(国内証券)との見方が出ていた。指
数寄与度の大きいファーストリテイリング        、東京エレクトロン        、ソフトバンクグループ<9
984.T>の3銘柄で日経平均を約190円押し下げた。
    目先の上値の重さが意識される一方、「テーパリング(緩和縮小)もまだこれからであり、現時点で連
続利上げを織り込んでいく状況ではない。早期の利上げの思惑をいったん織り込めば、相場は落ち着いてい
くだろう」(三井住友DSアセットマネジメントの市川雅浩チーフマーケットストラテジスト)との声も聞
かれた。
    TOPIXは2.55%安で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆4302億4800万円だ
った。東証33業種の下落率上位はゴム製品、保険業、化学工業などだった。
    東証1部の騰落数は、値上がりが166銘柄、値下がりが1985銘柄、変わらずが42銘柄だった。
    
    
    <11:10> 日経平均は一時1000円超安、全面安の展開 先物主導との声
    
    日経平均は1000円超安となり、一時2万8000円を割り込んだ。5月20日以来の安値水準。東
証1部は値下がり銘柄数が2001と91%を占め、全面安の展開となっている。東証33業種はすべて値
下がりしている。市場では「バリュー株もグロース株も一緒に売られており、先物主導だろう」(国内証券
)との声が聞かれた。    
    
    <10:05> 日経平均は安値圏で底ばい、反転の気配感じさせず一進一退に
    
    日経平均は安値圏で底ばい。一時、前週末比800円を超す下落となった。その後は下げ渋っているも
のの、目立った買い材料が見当たらない中で反転の気配を感じさせず一進一退の展開となっている。
    
    市場では「指数寄与度が大きいファーストリテイリング        とソフトバンクグループ        が下
げ止まらず、これらが全体の下落を先導する形になっている」(野村証券・投資情報部ストラテジストの神
谷和男氏)との声が聞かれた。午前10時05分現在、この両銘柄で日経平均を約160円押し下げる要因
となっている。
    
    
    <09:05> 日経平均は大幅続落、米国株式下落を嫌気し幅広く売られる

    寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比457円24銭安の2万8506円84銭となり、
大幅続落。前週末の米国株式市場が下落したことを嫌気し、幅広く売られて始まった。寄り付き後も下値を
探る動きとなり、前週末比で600円を超す下落幅となっている。

    
    <08:50> 寄り前の板状況、主力銘柄はおおむね売り優勢に
    
    市場関係者によると、寄り前の板状況は、トヨタ自動車        、ソニーグループ         、キヤノ
ン        、東京エレクトロン        、三菱UFJフィナンシャル・グループ        、ソフトバンクグ
ループ        など主力銘柄はおおむね売り優勢。指数寄与度の大きいファーストリテイリング        、
ファナック        も売り優勢となっている。一方、ホンダ        は買い優勢となっている。
    
    東証第1部出来高上位50銘柄       
    東証第1部値上がり率上位50銘柄       
    東証第1部値下がり率上位50銘柄       
    日経225先物        
    SGX日経225先物        
    TOPIX先物        
    日経225オプション            
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