[東京 25日 ロイター] - <13:15> 後場の日経平均は小動き、上下値幅は26円 週末で 様子見強まる 後場の日経平均は前営業日比220円ほど高い2万9100円近辺で小動き。値動きに乏しく、日経平 均の上下の値幅は約26円にとどまっている。 市場からは週末で手控えムードが強まっているとの声が聞かれる。7月から企業決算の発表を控えてい ることも様子見姿勢が強まりやすい要因の一つといい、「第1・四半期決算とはいえ、新型コロナウイルス の業績への影響を確認したい投資家は多いのではないか」(国内証券)との声が聞かれた。 <11:50> 前場の日経平均は続伸、米株高を好感 景気敏感株に買い 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比217円77銭高の2万9093円00銭となり、続伸 した。オーバーナイトの米国株式市場での上昇を好感し、景気敏感株を中心に買いが先行した。中盤では伸 び悩み、市場では、国内での新型コロナウイルスの感染再拡大が重しとなっているとの声が聞かれた。 24日の米国株式市場では、主要3指数がそろって上昇。ナスダック総合指数 とS&P総合5 00種指数 は最高値を更新した。バイデン大統領が超党派のインフラ投資計画に同意したことが追い 風になった。 日経平均は262円07円高の2万9137円30銭で続伸スタート。買い一巡後は伸び悩み、一時2 万9000円を下回る場面もあった。 市場では、日経平均のPER(株価収益率)低下は下支え要因となっているものの、決算など本格的に 材料が出てくる7月を前に見極めムードが強くなっているといい、「国内でのコロナ感染再拡大やデルタ株 の世界的な拡大も重しとなり、上値を追いづらい」(みずほ証券のマーケットストラテジスト、倉持靖彦氏 )との声が聞かれた。 TOPIXは反発し0.68%高で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆0190億5400 万円。東証33業種では、鉄鋼、非鉄金属、鉱業、化学工業などの30業種が値上がり。海運業、倉庫・運 輸関連、精密機器の3業種は値下がりとなっている。 個別では、日本製鉄 、神戸製鋼所 、JFEホールディングス など鉄鋼株が堅 調。米国株式市場で景気敏感株が幅広く買われた流れが波及した。 パナソニックは続伸し4.53%高。同社が25日に関東財務局に提出した有価証券報告書で、米電気 自動車(EV)大手テスラ の全株式を2021年3月末までに売却したことが明らかになったこと が材料視された。 そのほか、ファーストリテイリング 、東京エレクトロン 、アドバンテスト も しっかり。エーザイ 、セコム は利益確定売りに押されさえなかった。 東証1部の騰落数は、値上がりが1610銘柄、値下がりが461銘柄、変わらずが116銘柄だった 。 <11:05> 日経平均は上値重い、一時2万9000円を下回る 国内での感染拡大を懸念 日経平均は前営業日比200円ほど高い2万9050円近辺でもみあい。一時、利益確定売りに押され 、心理的節目の2万9000円を下回る場面もみられた。 新たな材料に欠ける中、日経平均は伸び悩んでおり、市場からは「景気敏感株を中心に底堅い動きはみ られるものの、2万9000円回復後の達成感や、国内での新型コロナウイルスの感染拡大でさらに上値を 追うのは難しい」(国内証券)との声が聞かれる。 午前11時00分現在での東証1部の売買代金は9221億4600万円。東証33業種では、鉱業、 鉄鋼、非鉄金属、石油・石炭製品などの29業種が値上がり。海運業、精密機器、倉庫・運輸関連などの4 業種は値下がりとなっている。 <10:10> 日経平均は伸び悩み、米経済指標「見極めたい」の声も 日経平均株価は伸び悩んでいる。寄り付き後から、徐々に水準を切り下げている。バイデン米大統領が 超党派のインフラ投資計画に同意したことが材料されて米株高となった流れで景気敏感株を中心に底堅さが 意識されている。一方で、米連邦準備理事会(FRB)の金融政策に関心が寄せられる中、きょうは米国で 米コアPCE価格指数の発表が予定されており「数字を見極めたいとの思惑もあるようだ」(国内証券)と の見方が聞かれる。 <09:12> 日経平均は続伸、米株上昇を好感 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比262円07銭高の2万9137円30銭と、続伸 して始まった。前日の米国株式市場の上昇を好感する形となっている。 主力銘柄は総じて堅調。東証一部33業種は海運を除く32業種が上昇している。上昇率上位は鉄鋼、 非鉄金属、ゴム製品。指数寄与度の大きいファーストリテイリング は小幅上昇、ソフトバンクグル ープ は前日終値を挟んだ動き。 <08:48> 寄り前の板状況、トヨタや東京エレクトロンは買い優勢 市場関係者によると、寄り前の板状況は、トヨタ自動車 、東京エレクトロン 、ソニー グループ 、ホンダ 、ソフトバンクグループ は買い優勢。 指数寄与度の大きいファーストリテイリング は売り優勢、ファナック は買い優勢。 メガバンクでは、三菱UFJフィナンシャル・グループ 、みずほフィナンシャルグループ<841 1.T>が売り買い拮抗。三井住友フィナンシャルグループ は売り優勢となっている。 東証第1部出来高上位50銘柄 東証第1部値上がり率上位50銘柄 東証第1部値下がり率上位50銘柄 日経225先物 SGX日経225先物 TOPIX先物 日経225オプション 株式関連指標の索引ページ 関連アプリ:インデックスムーバー(リフィニティブEIKON検索ボックスで“IMO”と入力) (
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」