[東京 28日 ロイター] - <15:10> 新興市場はしっかり、直近IPOの一角が人気化 新興株市場はしっかり。東証マザーズ指数が小幅に5日続伸、日経ジャスダック平均 は続伸した。市場では「利益確定売りに押されていた直近IPOの一角が人気化し、商い が活発化した。1部市場の低調な商いが影響している可能性もある」(国内証券)との声 が聞かれる。 きょうマザーズ市場に新規上場したコンフィデンス は公開価格を65.39 %上回る2911円で初値を付けた後、利益確定売りに押された。 マザーズ指数は前営業日比0.87%高。前週末に新規上場した日本電解 が ストップ高に買われたほか、直近IPOのEnjin も堅調。メルカリ も続伸したが、ベイシス がストップ安となった。 日経ジャスダック平均は前営業日比0.70%高。シンバイオ製薬 、シキノ ハイテック などが高いが、出前館 が年初来安値を更新したほか、アルマ ード もさえない。 <14:15> 日経平均は弱もちあい、手掛かり材料難で薄商い続く 日経平均は弱もちあい。2万9000円を上回った水準で小動きとなっている。市場 では「週明けという事情もあるが、まったくの手掛かり材料難。身動きが取れない」(国 内証券)との声も聞かれた。物色面でも柱になる銘柄が存在せず、全体的に薄商いが続い ている状態だ。 <13:15> 日経平均は2万9000円台でもみあい、上値重いとの声 後場の日経平均は小幅安水準でのもみあいで、2万9000円台での推移となってい る。手掛かり難の中、値動きは乏しく、後場に入ってからの値幅は上下約27円にとどま っている。新規材料がない上、月末に向けて様子見姿勢も強まっており「2万9000円 からは上値が重い」(運用会社)との声が聞かれる。 午後1時15分現在での東証1部の売買代金は1兆1571億6200万円。TOP IXはプラス転換し前営業日0.10%高の1965ポイント近辺を推移している。東証 33業種では、鉄鋼、海運業、小売業などの20業種が値上がり。鉱業、パルプ・紙、倉 庫・運輸関連業などの13業種は値下がりとなっている。 <11:50> 前場の日経平均は反落、引けにかけて2万9000円を下回る 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比81円25銭安の2万8984円93 銭となり、3日ぶりに反落した。寄り付きは続伸スタートとなったが、買い一巡後は伸び 悩み、前場引けにかけて2万9000円を下回った。 前週末25日の米国株式市場では、S&P総合500種指数 が続伸し最高値を 更新。米長期金利は小幅に上昇し、ハイテク株の多いナスダック総合指数 は5日 ぶりに小幅反落した。 日経平均は46円48銭高の2万9112円66銭で寄り付いた後、小幅に上昇する 場面がみられたが、その後上げ幅を縮小し2万9000円台での一進一退が継続。前週末 の米国株式市場でナスダックが軟調となった流れを引き継ぎ、日経平均の値がさハイテク 株は総じて軟調な展開となった。 市場では2万9000円近辺での戻り売り圧力を指摘する声が少なくない。「国内 でのコロナワクチン接種の拡大は支えとなっているものの、変異ウイルスに対する警戒感 もくすぶっており上値を追いづらい。新たな材料が出ない限り、2万9000円でのもみ あいが続くだろう」(国内証券)という。 TOPIXは2日ぶりに反落し0.04%安で午前の取引を終了。東証1部の売買代 金は9518億8200万円と1兆円を下回った。東証33業種では鉱業、倉庫・運輸関 連業、パルプ・紙などの18業種は値下がり。鉄鋼、海運業、小売業などの15業種は値 上がりした。 個別では、セブン&アイ・ホールディングス が急反発し4.65%高。米連 邦取引委員会(FTC)が25日、同社による米コンビニ運営会社スピードウェイの買収 について、293店舗を売却することで合意したと発表したことが好感された。 そのほか、東京エレクトロン 、エムスリー 、アドバンテスト<6857. T>は軟調。ファーストリテイリング 、塩野義製薬 、花王 は買わ れた。 東証1部の騰落数は、値上がりが1274銘柄、値下がりが791銘柄、変わらずが 125銘柄だった。 <10:10> 日経平均はもみあい、前週末終値を挟み 「2万9000円意識」 日経平均は前週末の終値を挟んでもみあっている。国内での新型コロナウイルスワク チン接種の進展が支えになる一方、緊急事態宣言解除後の足元の感染者数の再拡大への警 戒感もあり「心理的節目2万9000円を意識した動きが続きそうだ」(国内証券)との 見方が聞かれる。 今週は小売業の3―5月決算発表が複数予定される。その結果や先行きの見通しに関 心が寄せられており「仮に弱い見通しを示しても、株価が底堅い動きを見せる銘柄が出て くるようなら、市場は向こう3カ月程度の業績を織り込んだとの受け止めにつながりやす い」(別の国内証券)という。 <09:08> 日経平均は小幅続伸スタート、直後にマイナス転換 ハイテク安い 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比46円48銭高の2万9112円 66銭と小幅続伸で始まったが、その直後から利益確定売りに押されマイナス圏に沈んだ 。ただ、足元は小幅安の水準で下げ渋っている。 前週末の米国株式市場はまちまちだった。ハイテク比率の高いナスダック総合は小幅 安で、東京市場でも半導体関連などハイテク株は総じて安い。東証33業種では、上昇率 上位は証券業、海運業、保険業。下落率上位は食料品、倉庫・運輸関連、不動産業となっ ている。 <08:46> 寄り前の板状況、トヨタが買い優勢 ソニーは売り優勢 市場関係者によると、寄り前の板状況は、トヨタ自動車 が買い優勢。ソニー グループ 、ホンダ 、東京エレクトロン は売り優勢。ソフトバン クグループ は売り買い拮抗。 指数寄与度の大きいファーストリテイリング 、ファナック は売り優 勢。 メガバンクでは、三菱UFJフィナンシャル・グループ 、みずほフィナンシ ャルグループ が売り買い拮抗、三井住友フィナンシャルグループ は売り 優勢となっている。 東証第1部出来高上位50銘柄 東証第1部値上がり率上位50銘柄 東証第1部値下がり率上位50銘柄 日経225先物 SGX日経225先物 TOPIX先物 日経225オプション 株式関連指標の索引ページ 関連アプリ:インデックスムーバー(リフィニティブEIKON検索ボックスで“IMO”と 入力) (
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