[東京 29日 ロイター] - <10:55> 日経平均は安値圏でもみあい、25日線割り込み弱気に傾斜 日経平均は安値圏でもみあい。買い材料に乏しい中、新型コロナウイルスの感染再拡 大が懸念され、上値が重い状態が続いている。市場では「日経平均は2万8900円台に 位置している25日移動平均線を割り込み、テクニカル面では弱気に傾斜している。戻り 相場に対する期待が後退した」(国内証券)との声が聞かれた。 <10:00> 日経平均は200円超安で小動き、経済再開期待失速で景気敏感株が 軟調 日経平均は前営業日比200円ほど安い2万8800円台前半でもみあっている。国 内での新型コロナウイルスの感染再拡大や変異ウイルスに対する警戒感が重しとなり、景 気敏感セクターを中心に売りが先行する展開となっている。市場では「ワクチン接種の拡 大で経済活動の再開(リオープン)相場への期待が高まっていたが、そう長く続かないと いう見方が優勢になりつつある」(国内証券)との声が聞かれる。 東証33業種では、精密機器と電気機器以外の31業種が値下がり。鉱業、石油・石 炭製品製品、ゴム製品、その他金融業などが値下がり率上位となっている。個別では、日 経平均の指数寄与度の高いソフトバンクグループ とファーストリテイリング<998 3.T>が軟調。日経平均の重しとなっている。 <09:10> 日経平均は続落 下げ幅を拡大、一時300円超安 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比120円58銭安の2万8927 円44銭となり、続落してスタート。その後も下げ幅を拡大し、一時300円超安の2万 8700円台前半まで下げた。 前日の米国株式市場でのダウの下落を嫌気する展開となっている。 東証33業種では、電気機器を除く32業種が値下がり。鉱業、非鉄金属、鉄鋼、ゴ ム製品、その他金融業などが値下がり率上位となっており、景気敏感セクターが総じて軟 調。TOPIXは3日ぶり反落し1%超安の1945ポイント近辺。 <08:45> 寄り前の板状況、銀行株は売り優勢 市場関係者によると、寄り前の板状況は、東京エレクトロン 、ソニーグルー プ が買い優勢、ホンダ 、キヤノン が売り優勢、トヨタ自動車< 7203.T>、ソフトバンクグループ が売り買い拮抗。 指数寄与度の大きいファーストリテイリング は売り買い拮抗、ファナック<6 954.T>は売り優勢。 メガバンクでは、三菱UFJフィナンシャル・グループ 、三井住友フィナン シャルグループ 、みずほフィナンシャルグループ は売り優勢となってい る。 東証第1部出来高上位50銘柄 東証第1部値上がり率上位50銘柄 東証第1部値下がり率上位50銘柄 日経225先物 SGX日経225先物 TOPIX先物 日経225オプション 株式関連指標の索引ページ 関連アプリ:インデックスムーバー(リフィニティブEIKON検索ボックスで“IMO”と 入力) (
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