[東京 1日 ロイター] - <16:00> 日経平均・日足は「小陰線」、5日連 続の陰線 日経平均・日足は長い下ヒゲを伴う「小陰線」。陰線は5日連続となっている。終値 (2万8707円04=1日)は75日線(2万9050円89銭=同)・25日線(2 万8938円70銭=同)・5日線(2万8885円08銭=同)を下回っており、弱い 基調を示している。 市場では「国内での感染拡大や米テーパリング懸念で動きづらい。7月もボックス相 場となるのではないか」(国内証券)という。 <15:45> マザーズ、ジャスダックともに反落 感染拡大が重し 新興株市場は、東証マザーズ指数と日経ジャスダック平均がともに反落した。このと ころ底堅い動きをみせていた内需株の一角で売りが先行しており、市場では「新興株市場 でも国内での新型コロナウイルスの感染再拡大が警戒されつつある」(国内証券)との声 が聞かれた。 マザーズ総合は前営業日比0.60%安。個別では、オキサイド 、ミンカブ ・ジ・インフォノイド 、フリー 、ウェルスナビ などが軟調。日 本電解 、プレミアアンチエイジング 、メルカリ などはしっかり 。ステムセル研究所 はストップ高比例配分となった。 日経ジャスダック平均は前営業日比0.51%安。個別では、シンバイオ製薬<4582. T>、フェローテックホールディングス 、シキノハイテック が軟調。ハー モニック・ドライブ・システムズ 、アイビー化粧品 、大阪油化工業<412 4.T>はしっかり。 <13:35> 日経平均はもみあい、100円超安 米ISM・雇用統計控え見送 り 日経平均は後場寄りで前営業日比166円73銭安の2万8624円80銭で安値を 付けた後はもみあい。現在100円超安の2万8600円台後半での推移となっている。 日本時間の今夜に6月米ISM製造業景況指数、翌日に米雇用統計の公表を控え、様子見 が強まっている。 そのほか、市場では「日本では五輪開催という固有の懸念材料もあり、変異ウイルス の感染拡大が警戒されている。上値を追うのは難しい」(運用会社)との声が聞かれる。 午後1時30分現在の東証1部の売買代金は1兆2708億6000万円。東証33 業種では、海運業、情報・通信業、金属製品などの23業種が値下がり。保険業、海運業 、鉱業などの10業種は値上がりとなっている。 <11:35> 前場の日経平均は続落、米雇用統計控え見送り 徐々に値を消す 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比151円31銭安の2万8640円2 2銭となり、続落。寄り付きは米株の堅調な動きを受けて反発して始まったものの、米雇 用統計の発表を控えて見送りムードが強いうえに、依然として上値の重さが警戒され、前 引けにかけて徐々に値を消す展開となった。前引け段階の東証1部売買代金は1兆円を割 り込んでいる。 6月30日の米国株式市場はS&P総合500種指数 が終値で最高値を更新。 ダウ工業株30種 が上昇したが、ナスダック総合 は小幅安で引けた。雇用 統計待ちで模様眺めムードが強いが、日本株も同様に閑散商状が続いている。 一方、日銀が1日発表した6月短観によると、大企業・製造業の業況判断指数(DI )がプラス14、非製造業がプラス1となった。市場予測は下回りながらも、ともに4期 連続で改善しており、「株価にほとんど影響しなかったが、評価できる内容。とくに、D X投資の盛り上がりが読み取れることが注目できる」(東海東京調査センター・シニアス トラテジストの中村貴司氏)という。 また、財新/マークイットが発表した6月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI )は51.3と、5月の52.0から低下。市場予測を下回ったものの、日本株に及ぼし た影響は限定的だった。 外為市場でドル/円が円安基調になっていることがプラス材料となりながらも、輸出 関連株は高安まちまち。米株の流れを受けて景気敏感株が相対的に優位となったが、同一 セクター内で銘柄の動きにばらつきがあり、物色面でも気迷いが強い。 TOPIXは0.42%安で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は9966億4 000万円。東証33業種では、海運業、情報・通信業、ゴム製品などの下落が目立ち、 値上がりは空運業や鉱業など6業種にとどまった。 個別では、ソニーグループ が堅調となる一方、トヨタ自動車 が小甘 いなど主力銘柄は高安まちまち。指数寄与度が大きいファーストリテイリング は 小じっかりとなった。 東証1部の騰落数は、値上がりが867銘柄、値下がりが1168銘柄、変わらずが 148銘柄だった。 <11:05> 日経平均は安値圏で推移、中国PMIの影響は限定的に 日経平均は安値圏で推移している。立ち会い時間中に発表された財新/マークイット の6月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)は51.3と、5月の52.0から低 下。景況改善・悪化の分岐点となる50を14カ月連続で上回る一方、市場予想の51. 8は下回ったが、これが日本株に及ぼした影響は限定的だった。朝方に比べて、下げ幅は やや広がりながらも、大きく崩れる様子にはなっていない。 <10:15> 日経平均は弱もちあい、模様眺め 引き続き薄商い 日経平均は弱もちあい。小幅安の水準で推移しており、全体的に模様眺めとなってい る。月初にも関わらず積極的な売買はみられず、引き続き薄商いの状態。午前10時15 分現在、東証1部の売買代金は7000億円台にとどまっている。 朝方に日銀が公表した6月短観については「市場予測は下回ったものの、改善傾向が はっきりしている」(野村証券・ストラテジストの澤田麻希氏)と評価する声があった。 <09:05> 日経平均は反発後すぐにマイナス、方向感定まらず 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比40円88銭高の2万8832円 41銭となり、反発してスタート。米株の底堅い動きを好感する形となったが、買い一巡 後は早くも前日比マイナスに転じた。その後はもみあう展開。時価水準より上値は重いと 意識されている。 物色面では、主力銘柄が高安まちまち。テーマ株物色されているわけでもなく、相場 全体の方向感が定まっていない。 <08:50> 寄り前の板状況、主力銘柄は売り買いまちまち 市場関係者によると、寄り前の板状況はソニーグループ 、ホンダ 、 東京エレクトロン 、三井住友フィナンシャルグループ 、ソフトバンクグ ループ が買い優勢となる一方、トヨタ自動車 、キヤノン 、三菱 UFJフィナンシャル・グループ が売り優勢となるなど主力銘柄は売り買いまち まち。指数寄与度の大きいファーストリテイリング は買い優勢となっている。 東証第1部出来高上位50銘柄 東証第1部値上がり率上位50銘柄 東証第1部値下がり率上位50銘柄 日経225先物 SGX日経225先物 TOPIX先物 日経225オプション 株式関連指標の索引ページ 関連アプリ:インデックスムーバー(リフィニティブEIKON検索ボックスで“IMO”と 入力) (
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