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午前の日経平均は反発、欧州株高が支え 売買代金は1兆円割れ

 7月6日 午前の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比127円62銭高の2万8725円81銭と反発した。写真は東京証券取引所。4月20日、東京で撮影(2021年 時事通信)

[東京 6日 ロイター] - 午前の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比127円62銭高の2万8725円81銭と反発した。前日の米国市場が休場で手掛かりに乏しい中、欧州株式市場の上昇が支えとなった。ただ、上値は重く、市場では国内での新型コロナウイルスの感染再拡大や上場投資信託(ETF)関連の換金売りを警戒する声が聞かれた。

5日の欧州株式市場は、薄商いの中STOXX欧州600種が3日続伸。好調なユーロ圏総合購買担当者景気指数(PMI)を追い風に一時の下げから切り返し、最高値まで約0.5%に迫った。

海外の流れを引き継ぎ日経平均は前営業日比79円76銭高の2万8677円95銭で寄り付いたものの、急速に上げ幅を縮小し一時マイナス圏に転落。その後は戻り歩調となり、小幅高水準での一進一退が継続した。

国内でのコロナ感染再拡大に対する警戒感も高まっており、日本株は上値の重い展開が続いている。「世界的にデルタ変異株の割合も増えている中で、国内では五輪での観客受け入れの是非が決まっておらず、仕掛け売りするのも難しい」(国内証券)という。そのほか、週末の指数連動型ETFの分配金基準日を控え、換金売りを警戒する声も多い。

TOPIXも反発し前営業日比0.53%高で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は8564億9800万円と1兆円を下回った。東証33業種では、空運業、鉱業、石油・石炭製品、鉄鋼などの29業種が値上がり。半面、医薬品、証券業、海運業、小売業の4業種は値下がりした。

個別では、INPEXやENEOSホールディングス、出光興産といったエネルギー関連の一角がしっかり。5日の原油先物価格の上昇を織り込む動きとなった。

ダイキン工業、ソフトバンクグループ、ファーストリテイリングもしっかり。中外製薬、アステラス製薬、ネクソンはさえなかった。

東証1部の騰落数は、値上がり1313が銘柄、値下がりが687銘柄、変わらずが178銘柄だった。

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