[東京 8日 ロイター] - <15:56> 新興市場はマザーズ4日続落、ジャスダックも下げる 新興株市場は、東証マザーズ指数が4日続落し、日経ジャスダック平均が小幅に続落 した。市場では「個人投資家は余力がないわけではなさそう。無理をせずに小休止といっ たところ」(国内証券)との声が聞かれた。 マザーズ総合は前営業日比1.89%安。アンジェス やそーせいグループ<4 565.T>などの下げが指数の重しになった一方、メルカリ の上昇が支えた。このほ か、ツクルバ やトラストホールディングス がさえなかったが、BCC<7 376.T>やステムセル研究所 はストップ高となった。 新規上場のコラントッテ の初値は公開価格を25.9%上回る1385円だ った。その後も買い進まれストップ高となった。 日経ジャスダック平均は前営業日比0.67%安。アイビー化粧品 が軟調だ った半面、トレードワークス はストップ高となった。 <14:10> 日経平均は安値もみあい、手掛かり欠く中で様子見 日経平均は安値圏でのもみあいが続いている。緊急事態宣言発令の見通しで、経済再 開の遅れへの懸念が上値を押さえている一方、「買い手掛かりを欠いている」(国内証券 )という。ETF換金売りやSQ(特別清算指数)への警戒感もあることから「売りも買 いも手控えられている」(別の国内証券)との声が聞かれた。 <12:35> 日経平均が下げ幅広げる、引き続き需給悪を警戒 日経平均は後場に入り下げ幅を広げた。ただ、売りが一巡した後は、再びもみあう動 きとなっている。市場では「大きく崩れる雰囲気はないが、買いが入りにくいため下に振 れやすい。株価を支える明確な材料がない中で、ETFの分配に絡んだ売りなど引き続き 需給悪が警戒されている」(国内証券)との声が聞かれた。 <11:35> 前場の日経平均は続落、東京都への緊急事態宣言が重しに 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比154円78銭安の2万8212円1 7銭となり、続落した。東京都に4度目の緊急事態宣言が発令される見通しとなるなど、 経済正常化が遅れるとの見方が株価の重しとなった。ETF換金売りが観測されるなど需 給悪化も懸念材料となっている。 7日の米国株式市場は上昇し、S&P総合500種とナスダック総合は終値ベースで の最高値を更新、ダウ工業株30種は104ドル高で取引を終えた。連邦公開市場委員会 (FOMC)議事要旨で、政策当局者がまだ金融引き締めに踏み切る用意が整っていない 可能性が示唆された。 米株高という好材料がありながらも、東京都の緊急事態宣言などコロナ禍による経済 正常化の遅れが懸念され、日本株は軟化してスタート。買い材料が見当たらない中、安値 もみあいに終始した。 また、きょうと明日で約8000億円のETF分配に絡んだ換金売りが出るとの観測 があり「これらによる需給悪化で上値が重くなると意識されている」(野村証券・ストラ テジストの澤田麻希氏)という。 一方、当面の材料として9日に予定される安川電機 の第1四半期決算発表が 注目されており「設備投資の状況がどうか、同社の決算内容を見極めてから、物色面の方 向性が示されるのではないか」(国内証券)との指摘もある。 TOPIXは0.23%安で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆0987 億6600万円。東証33業種では、鉱業、その他製品、空運業などが下落し、海運業、 機械などが値上がりした。 個別では、指数寄与度が大きいファーストリテイリング が軟調に推移し、任 天堂 も大幅安。東京エレクトロン もさえないが、トヨタ自動車 が高く、ダイキン工業 が上伸した。 東証1部の騰落数は、値上がりが846銘柄、値下がりが1202銘柄、変わらずが 129銘柄だった。 <11:05> 日経平均は安値もみあい、ETF換金売りの需給悪化を警戒 日経平均は安値もみあい。2万8200円台で小動きとなっている。大きく崩れる雰 囲気は感じられないものの、依然として上値が重い状況。市場では「きょう、明日とET Fの分配金を捻出するための換金売りが警戒され、こうした需給悪化懸念から上値を買う 動きがみられない」(国内証券)との声も聞かれた。 <10:05> 日経平均は150円超安、経済正常化への期待が後退 日経平均は徐々に下げ幅を拡大し、前営業日比150円超安の2万8200円台前半 での推移となっている。東京都に4度目の緊急事態宣言が発令される見通しとなる中で、 空運、陸運、外食、百貨店などが弱い。 市場では「経済活動の正常化期待が後退している。きょうの6月景気ウオッチャー調 査が市場予想を下回った場合、投資家心理のさらなる悪化につながる可能性がある」(国 内証券)との声が聞かれる。 個別では、東京エレクトロン 、ファーストリテイリング 、京セラ<6 971.T>がさえない半面、ダイキン工業 、KDDI 、イオン がし っかり。 <09:05> 日経平均は続落スタート、東京都「4度目の緊急事態宣言」を嫌気 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比34円32銭安の2万8332円 63銭となり、反落して始まった。その後も小幅安水準でのもみあいとなっている。 オーバーナイトの米国株式市場は小幅上昇。日本国内では新型コロナウイルスの感染 再拡大に伴い政府は東京都に4度目の緊急事態宣言を発令するよう基本的対処方針分科会 に諮っており、日本株は軟調な展開となっている。TOPIXは前営業日比0.10%ほ ど安い1935ポイント近辺。 東証33業種では、鉱業、海運業、その他製品、精密機器などの22業種が値下がり 。半面、海運業、鉄鋼、ゴム製品などの11業種が値上がりとなっている。 <08:45> 寄り前の板状況、ファーストリテとファナックが売り優勢 市場関係者によると、寄り前の板状況は、トヨタ自動車 、ソニーグループ < 6758.T>、ホンダ 、キヤノン 、東京エレクトロン 、ソフトバン クグループ が売り買い拮抗。 指数寄与度の大きいファーストリテイリング 、ファナック は売り優 勢。 メガバンクの三菱UFJフィナンシャル・グループ 、三井住友フィナンシャ ルグループ 、みずほフィナンシャルグループ は売り買い拮抗となってい る。 東証第1部出来高上位50銘柄 東証第1部値上がり率上位50銘柄 東証第1部値下がり率上位50銘柄 日経225先物 SGX日経225先物 TOPIX先物 日経225オプション 株式関連指標の索引ページ 関連アプリ:インデックスムーバー(リフィニティブEIKON検索ボックスで“IMO”と 入力) (
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