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〔マーケットアイ〕株式:日経平均・日足は「中陰線」、マイナス3シグマで反発力の蓄積も

[東京 7日 ロイター] -

<16:00> 日経平均・日足は「中陰線」、マイナス3シグマで反発力の蓄積も

日経平均・日足は「中陰線」となった。終値は2万5221円41銭。心理的節目の2万5000円手前で下げ止まった。下影陰線の形状で買い方の抵抗力が示唆され、短期的な反発に期待をつなぐ。ボリンジャーバンドのマイナス3シグマ(2万5164円77銭=7日)付近は、反発力がたまる水準でもある。

<15:50> 新興株市場は続落、ジャスダックは20年8月以来の安値更新

新興株市場は、東証マザーズ指数と日経ジャスダック平均が4日続落した。原油高による経済への悪影響が警戒された。ジャスダックが2020年8月以来の安値をつけた一方、マザーズは大幅安ながら昨年来安値を更新しておらず、市場では「マザーズの需給悪は改善してきているのではないか」(国内証券)との見方も聞かれた。

マザーズ総合は前営業日比4.51%安。メルカリやフリー、FRONTEOなどのマイナス寄与が重しとなった。ログリーがストップ高となったほか、リニューアブル・ジャパンも堅調だった。

日経ジャスダック平均は前営業日比1.76%安。Mipoxやイメージワンが軟調だった半面、第一商品やアミタホールディングスはストップ高となった。

<13:50> 日経平均は下げ渋り、一段の原油高への警戒感根強い

日経平均は下げ渋る動きとなっている。原油価格の急騰による世界経済への悪影響を警戒するリスクオフムードが継続している。米株主要3指数の先物は時間外取引でそれぞれ1%超のマイナス。ただ、午前に比べやや持ち直している。

前場のTOPIXの下落率は日銀によるETF(上場投資信託)買いの基準と目されている2%を上回っており、買い入れへの思惑も相場の支えになっているようだ。

日経平均は心理的節目2万5000円の手前でひとまず下げ止まったが、市場では「原油価格で140―150ドルへの上昇を想定しないといけなくなれば、株価も今より下を意識せざるを得なくなる」(国内証券)との警戒感も根強い。

<11:50> 前場の日経平均は819円安、原油急騰で世界経済への影響を警戒

前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比819円24銭安の2万5166円23銭と、大幅に続落して午前の取引を終えた。寄り付きで昨年来安値(2万5774円28銭)を更新した後も下げ幅を拡大し、心理的節目の2万5000円に近づいた。ユーロの急落、原油価格の急騰を受け世界経済への影響が警戒される中、リスクオフムードが広がった。

外為市場でユーロは一時1.0822ドルと、20年5月以来の低水準をつけた。原油先物市場はWTIが一時1バレル=130.50ドルと、2008年7月以来約13年半ぶりの水準まで上昇。香港ハンセン株価指数などのアジア株、時間外取引での米株先物3指数も大幅な下落となり、世界同時株安の様相が広がった。

TOPIXは2.88%安の1791.78ポイントで午前の取引を終了。下落率は、日銀がETF(上場投資信託)の買入基準と目されている2%を上回った。

東証1部の売買代金は1兆9114億0600万円だった。東証33業種は空運業、輸送用機器、機械、繊維業、金属製品などの29業種が値下がり。鉱業、石油・石炭製品、海運業などの4業種は値上がりした。

日経平均は351円安で寄り付いた後も下げ止まる気配を見せず、979円21銭安の2万5006円26銭まで下落する場面があった。心理的節目の2万5000円割れは回避できたものの、市場では「後場では日銀のETF買いに対して、欧州勢がどの程度売ってくるか。一段安となる可能性もある」(国内証券)との声が聞かれた。引き続きユーロ、原油、米株先物の動向に加え、ウクライナ情勢の関連報道次第という。

個別では、日野自動車がストップ安。4日発表したエンジン性能を偽る不正行為が嫌気された。

ソニーグループとホンダも軟調。4日発表した電気自動車(EV)分野での提携はポジティブとの受け止めが優勢だったが、弱い地合いに押された。

そのほか、東京エレクトロン、ソフトバンクグループ、ファナック、ダイキン工業、ファーストリテイリングなどの値がさ株は軒並み大幅安となった。

東証1部の騰落数は、値上がりが213銘柄(9%)、値下がりは1924銘柄(88%)、変わらずは43銘柄(1%)だった。

<11:15> 日経平均が心理的節目2万5000円に接近、TOPIX3%超安

日経平均は下げ幅を拡大し、心理的節目の2万5000円に接近している。足元は前営業日比900円超安の2万5050円近辺でもみあい。アジア市場で香港ハンセン株価指数が4%超安、上海総合指数が1%超安となるなど、世界同時株安の様相が広がっている。

市場では、ユーロの急落や原油先物相場の急騰を受け「パニック的な動きが波及している。これが一時的な動きで済むかは、米株市場をみないとわからない」(国内証券)との声が聞かれる。

午前11時15分現在の東証1部の売買代金は1兆8055億6000万円。TOPIXは3%超安の1785ポイント近辺と2021年1月以来の水準を推移している。

<10:10> 日経平均は一時800円超安、リスクオフムードが相場を支配

日経平均は下げ止まる気配がみられない。一時、800円超安(3%)の2万5100円台後半まで下がり、2020年11月11日以来の安値水準を推移している。時間外取引での米株先物3指数はそろって1%超安の下落となり、市場全体がリスクオフムードに傾く展開となっている。東証1部の騰落は、値下がり銘柄が全体の9割を占めている。

きょうはロシア・ウクライナの3回目の停戦協議が行われるとされており、市場では「停戦交渉に進展がみられるかどうか、情勢を見極めながらの展開となるだろう」(国内証券)との声が聞かれる。

原油先物市場ではWTIが一時、1バレル=130.50ドルと、2008年7月以来、約13年半ぶりの水準となり、世界経済への影響が懸念されている。東証33業種では、空運業、輸送用機器、ゴム製品、繊維業などの29業種が値下がり。鉱業、石油・石炭製品などの4業種は値上がりとなっている。

<09:15> 寄り付きの日経平均は続落し昨年来安値を更新、原油価格が急騰

寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比351円38銭安の2万5634円09銭と続落し、昨年来安値(2万5774円28銭=4日)を更新した。その後も下げ幅を拡大し、足元の株価は600円超安の2万5300円台後半と、2020年11月13日以来の安値水準を推移している。ウクライナ情勢の緊迫化を受けた原油先物市場の急騰が嫌気されている。WTIは前営業日比10ドル超高(10%超高)の1バレル=126ドルと、2008年7月以来、約13年半ぶりの水準となっている。

TOPIXは同2%超安の1805ポイント近辺。東証33業種では、空運業、輸送用機器、金属製品m機械、電気機器などの28業種が値下がり。値上がりは鉱業、石油・石炭製品、海運業などの5業種となっている。

<08:45> 寄り前の板状況、主力株はおおむね売り優勢

市場関係者によると、寄り前の板状況は、トヨタ自動車、ソニーグループ、キーエンス、リクルートホールディングス、信越化学工業が売り優勢、NTTが売り買い拮抗。

指数寄与度の大きい東京エレクトロンが売り優勢、ファーストリテイリングが売り買い拮抗。

メガバンクでは、三菱UFJフィナンシャル・グループ、三井住友フィナンシャルグループ、みずほフィナンシャルグループが売り買い拮抗となっている。

東証第1部出来高上位50銘柄

東証第1部値上がり率上位50銘柄

東証第1部値下がり率上位50銘柄

日経225先物

SGX日経225先物

TOPIX先物

日経225オプション

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