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〔マーケットアイ〕株式:日経平均・日足は「中陽線」、75日線を回復 短期的な過熱感も

[東京 23日 ロイター] -

<16:10> 日経平均・日足は「中陽線」、75日線を回復 短期的な過熱感も

日経平均・日足は「中陽線」。終値は2万8040円16銭。ほぼ「陽の丸坊主」の形状で、買い勢力の強さが示された。75日移動平均線(2万7483円08銭=23日)や、大きな節目とされた2月10日の戻り高値2万7880円70銭を上回り、上昇に弾みがついた。日足・一目均衡表の雲領域も上抜けた。

一方、ボリンジャーバンドのプラス2シグマ(2万8016円19銭=同)を上回ったほか、25日線乖離率は6.61%となり、短期的な過熱感が意識される水準に入ってきた。RSI(14日)も64.4%で「買われ過ぎ」領域に接近している。目先は200日線(2万8281円79銭=同)や、2万8400円付近を通る昨年高値からの下降トレンドラインが上値めどに意識され得る。

<15:34> 新興株市場はマザーズが反発、ジャスダックは7日続伸

新興株市場は、東証マザーズ指数が反発し、日経ジャスダック平均が7日続伸した。ハイテク株比率の高い米ナスダック総合が上昇し、投資家心理が上向いた。

マザーズ総合は前営業日比3.69%高。メルカリやフリーの上昇が牽引した一方、インパクトホールディングスやサーキュレーションはさえなかった。

新規上場のTORICOの初値は公開価格を47.6%上回る2510円となった。終値は初値を15.7%下回る2115円だった。

日経ジャスダック平均は前営業日比0.95%高。GFAやANAPが堅調だった半面、セプテーニ・ホールディングスやイメージワンはさえなかった。

<14:25> 日経平均は一時800円超高、大台回復で戻り待ちの売りも

日経平均は上げ幅を拡大し、一時800円超高となった。2万8000円前半での推移が続いている。

大台をいったん回復したことで「達成感から、目先は利益確定や戻り待ちの売りが強まりやすい」(国内証券)とみられている一方、断続的な買いも入っている。地合いの改善が意識されており「売りをこなせば、もう一段の上値余地もありそうだ」(別の国内証券)との思惑も出ている。

香港ハンセン指数はしっかり。上海総合指数や米株先物は横ばい圏での推移となっている。

<12:35> 日経平均は上げ幅拡大、一時2万8000円超 チャート節目抜け弾み

日経平均は後場に上げ幅を拡大し、心理的節目となる2万8000円を一時、上回った。前日の米国市場でハイテク株が買い戻されナスダック総合が大幅高となったことで投資家心理が好転。チャート上の大きな節目となっていた2月10日の戻り高値2万7880円70銭を上回ったことで、上昇に弾みがついた。

値がさのファーストリテイリングや、ソフトバンクグループ、東京エレクトロンの3銘柄で指数を約240円押し上げている。

東証33業種のうち32業種が上昇。値上がり率上位には電気機器や精密機器、輸送用機器などが並ぶ。値下がりは海運業の1業種。東証1部の騰落数は、値上がりが1908銘柄(87%)、値下がりは210銘柄(9%)、変わらずは60銘柄(2%)となっている。

<11:40> 前場の日経平均は7日続伸、年初からの下降トレンドにピリオド

前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比723円15銭高の2万7947円26銭と、7日続伸。チャート上の大きな節目となっていた、2月10日の戻り高値2万7880円70銭を更新したことで、テクニカル面では年初からの下降トレンドにピリオドを打った格好となっている。

22日の米国株式市場は反発して終了。ハイテク株に買い戻しが入り、ナスダック総合が約2%高と上げを主導した。米国債利回りの上昇を受けて金融株が買われ、S&P銀行株指数も2.5%高と大きく上昇した。

これを受けて、日本株も好地合いを引き継ぐ形で上伸している。ウクライナ情勢や原油を始め資源価格の上昇など不透明要因は残るものの、テクニカル面が好転したことで上値追いに弾みが加わった格好。ソフトバンクグループなどこれまで下降トレンドを鮮明にしていた銘柄群がリバウンド態勢を鮮明にしており、基調が転換したとの印象を強めた。

来週の29日に年度内受け渡し最終日を控え、配当権利取りの動きが活発化していることも株高の背景にある。市場では「配当狙いの買いが株価上昇に弾みを加えたことで、踏み上げ相場を誘発している」(雨宮総研・代表の雨宮京子氏)との声が聞かれた。

TOPIXは2.08%高で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆7207億8600万円だった。東証33業種では、円安進行を背景に、電気機器、精密機器、輸送用機器など輸出関連セクターの上昇が目立っている。

個別では、東京エレクトロンなど半導体関連株が物色されたほか、トヨタ自動車、ソニーグループなど主力銘柄がしっかり。NTTが連日の年初来高値更新。三菱UFJフィナンシャル・グループなどの銀行株も高い。半面、日本郵船など海運株が軟調に推移した。

東証1部の騰落数は、値上がりが1908銘柄、値下がりが210銘柄、変わらずが60銘柄だった。

<10:35> 日経平均は一時700円を超す上昇、戻りの節目を更新し基調転換に

日経平均は上値追い。堅調な地合いを保つ中で、中国株式市場がしっかりで始まったことも刺激材料になっているという。テクニカル面では、戻りの節目である2月10日の戻り高値2万7880円70銭を更新したことで、中期的に上昇トレンドに転換したとみる関係者が多い。

市場では「米連邦公開市場委員会(FOMC)を通過してことで不透明感が払しょくされ、下降トレンドにピリオドを打ちつつある」(野村証券・ストラテジストの澤田麻希氏)との声も出ている。

<09:05> 日経平均は大幅続伸、前日の米株堅調を好感し幅広く物色

寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比382円68銭高の2万7606円79銭と、大幅続伸。高寄りした後も上値を追う展開となっている。前日の米国株式市場が堅調だったことを好感し、幅広く物色されて始まった。

フィラデルフィア半導体株指数の上昇を受け、東京エレクトロンなど半導体株が物色されているほか、トヨタ自動車など主力株が総じて高い。

<08:45> 寄り前の板状況、トヨタなど主力銘柄が総じて買い優勢

市場関係者によると、寄り前の板状況は、トヨタ自動車、ソニーグループ、東京エレクトロン、NTTなど主力銘柄が総じて買い優勢となっている。指数寄与度の大きいファーストリテイリングのほか、三菱UFJフィナンシャル・グループ、三井住友フィナンシャルグループなど銀行株も買い優勢となっている。

東証第1部出来高上位50銘柄

東証第1部値上がり率上位50銘柄

東証第1部値下がり率上位50銘柄

日経225先物

SGX日経225先物

TOPIX先物

日経225オプション

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