[東京 4日 ロイター] - <16:10> 日経平均・日足は「小陽線」、値動きは限定的 日経平均・日足は上下に短いヒゲを伴う「小陽線」。終値は2万7736円47銭。 きょうは東証再編の初日となり積極的な売買が手控えられる中、値動きは限定的だった。 終値は200日線(2万8243円01銭=4日)と5日移動平均(2万7900円71 銭=同)を依然として下回っており、上値に対して慎重な様子となった。 <16:00> マザーズ指数は3%超高、800ポイント回復 割安感から買い継続 新興株式市場で、東証マザーズ指数が5日続伸し3.40%高の820.17ポイン トとなった。同指数が800ポイントを回復するのは2月2日以来、約2か月ぶり。市場 では「全体的にIT株の物色意欲が強い。割安感を意識した買いが継続している」(国内 証券)との声が聞かれる。 個別では、ビジョナル、メルカリ、フリー、メドレー<448 0.T>などがしっかり。ヘリオス、ITbookホールディングスは売ら れた。 きょうグロース市場に新規上場したセカンドサイトアナリティカは値付かず 。3200円買い気配で取引を終えた。公開価格は1390円。 <13:28> 日経平均は小幅高、海外株の底堅い動きが支援 後場の日経平均は小高い水準での推移となっている。米株先物が横ばい圏のほか、香 港株(訂正)がしっかりとなっており「海外株の底堅い動きが支えになっている」(国内 証券)との見方が聞かれた。 一方、東証の市場区分再編をめぐっては、大きな影響はなさそうとの見方が優勢なが ら「まだ始まったばかりでもあり、いったん様子見という向きも少なくない」(別の国内 証券)との声も聞かれる。 東証33業種では、値上がりは海運業や鉱業、医薬品など22業種で、値下がりは空 運業やその他金融業、陸運業など11業種となっている。プライム市場の騰落数は、値上 がりが1184銘柄(64%)、値下がりは591銘柄(32%)、変わらずは64銘柄 (3%)。 <11:50> 前場の日経平均は続落、手がかり乏しく方向感欠く 前場の東京株式市場で日経平均は、前営業日比39円21銭安の2万7626円77 銭と、続落して午前の取引を終えた。大きな手がかりに乏しく、方向感を欠く動きとなっ た。朝方に小高く始まった後は、前週末の終値を挟んだ一進一退が続いた。 日経平均は小高く寄り付き、一時約90円高に上値を伸ばしたが、その後はマイナス に沈んで約90円安に下落した。中盤から前引けにかけては、前週末終値を挟んだ小動き が続いた。 米雇用統計を経て「目先の大きな材料が一巡した」(国内証券)とされ、手がかりに 乏しかった。海運や鉱業といった市況関連がしっかりだった一方、半導体関連がさえなか った。ただ、このほかの業種別などの目立った特色はなく「基本的には循環物色」(しん きんアセットマネジメント投信の藤原直樹運用本部長)とみられている。 米金融政策のタカ派織り込みが進む中、株価は底堅い動きとみられているが「(株価 が)次の段階に行くには、日柄調整が必要かもしれない」(藤原氏)との見方も聞かれた 。 きょうから東証の新市場区分がスタートしたが「かなり以前から周知されていたので 影響は小さい」(別の国内証券)と受け止められている。 TOPIXは0.06%高の1945.51ポイントで午前の取引を終了。プライム 市場の売買代金は1兆0506億8200万円だった。東証33業種では、値上がりは海 運業や医薬品、鉱業など16業種で、値下がりはその他 金融業や陸運業、空運業など1 7業種だった。 個別では、東京エレクトロンなどの半導体関連が総じて軟調。ファーストリ テイリングもさえなかった。一方、ソフトバンクグループやアステラス 製薬はしっかり。 プライム市場の騰落数は、値上がりが1082銘柄(58%)、値下がりは699銘 柄(38%)、変わらずは58銘柄(3%)だった。 <11:08> 日経平均は一進一退、資源高一服などで底堅さも意識 日経平均は前週末の終値を挟んだ一進一退が続いている。米雇用統計を通過し「大き な手がかりに乏しい」(国内証券)との声が聞かれる。目先の上昇に弾みがつくとは見ら れていない一方、資源価格が落ち着いた動きのほか、株価の変動率を示すVIX指数(恐 怖指数)が節目の20を下回る中、「下値も堅そうだ」(別の国内証券)とみられている 。 東証33業種では、値上がりは海運業や医薬品、精密機器など18業種で、値下がり は、その他金融業や陸運業、倉庫・運輸関連業など15業種。プライム市場の騰落数は、 値上がりが1083銘柄(58%)、値下がりは680銘柄(36%)、変わらずは76 銘柄(4%)だった。 一部の投資家からは、東証の市場区分再編を受けて「情報端末の環境を再構築するの に手間取っている」(国内運用会社)との声も聞かれる。 <10:05> 日経平均は弱もちあい、半導体関連株に売り 日経平均は弱もちあい。米雇用統計の発表というイベントを通過した後で、手掛かり 材料に乏しく見送り商状となっている。一方、きょうから東証の新市場区分がスタートし たが、これについて「かなり以前から周知されていたので影響は小さい」(国内証券)と の声が聞かれた。 前週末の米国株式市場でフィラデルフィア半導体株指数が1.82%下落。そ れを受けて東京エレクトロンをはじめ半導体関連株が軟調。市場では「東エレク だけで日経平均を約50円押し下げる要因になっており、半導体関連株の軟調が株価全体 を抑えている」(野村証券・ストラテジストの澤田麻希氏)という。 <09:05> 日経平均は小反発でスタート、「月曜ボケ」商状に 手掛かり難か ら見送り 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比19円67銭高の2万7685円 65銭と、小反発してスタート。その後はすぐにマイナスに転じたものの、崩れる雰囲気 はなく一進一退となっている。典型的な「月曜ボケ」商状で、手掛かり材料難から見送り ムードが強い。 個別では、ソフトバンクグループが買い優勢で始まったものの、東京エレク トロンなど半導体関連株が軟調な始まりとなった。 <08:20> 寄り前の板状況、サイバーリンクスが買い優勢 ミライトHDは売 り優勢 東証プライム市場の寄り前の板状況では、買い優勢と売り優勢のそれぞれ上位銘柄群 は以下の通り。 買い優勢 銘柄名 騰落 MID気配 買気 売気 終値 率 配 配 1 サイバーリンクス 24% 1,328 1,327 1,328 1,070 2 秋田銀行 24% 2,068 2,068 2,068 1,668 3 スター・マイカ・HLDG <2 23% 2,000 1,999 2,000 1,622 975.T> 4 象印マホービン 21% 1,742 1,742 1,742 1,442 5 山形銀行 17% 1,025 1,025 1,025 875 6 ワッツ 17% 887 886 887 759 7 大倉工業 16% 2,098 2,098 2,098 1,815 8 スペース 16% 1,114 1,114 1,114 964 9 阿波銀行 14% 2,450 2,449 2,450 2,155 10 オプテックスグループ <6914. 13% 1,950 1,949 1,950 1,726 T> 売り優勢 銘柄名 騰落 MID気 買気 売気 終値 率 配 配 配 1 ミライトHLDG -21% 1,530 1,530 1,530 1,930 2 太平電業 -19% 2,165 2,165 2,165 2,665 3 パーソルHLDG -18% 2,234 2,234 2,234 2,734 4 芦森工業 -17% 757 756 757 906 5 キッセイ薬品工業 -10% 2,290 2,290 2,290 2,544 6 イワキポンプ -8% 1,006 1,006 1,006 1,088 7 共同印刷 -7% 2,593 2,593 2,593 2,803 8 日東紡績 -7% 2,579 2,579 2,579 2,787 9 NISSHA -7% 1,326 1,325 1,326 1,432 10 アルフレッサHLDG <2784. -6% 1,622 1,622 1,622 1,726 T> (
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