[東京 6日 ロイター] - <16:00> 日経平均・日足は「小陰線」、終値は75日線を下回る 日経平均・日足はわずかな上ヒゲと長めの下ヒゲを伴う「小陰線」となった。終値は 前営業日比437円68銭安の2万7350円30銭。75日移動平均線(2万7425 円04銭=6日)を下回ったほか、一目均衡表の雲上限(2万7581円90銭=同)も 下抜けており、下値リスクを大きくしている。 <15:45> 新興株はマザーズ指数が7日ぶりに反落、メルカリなど軟調 新興株市場では、東証マザーズ指数が7日ぶりに反落した。プライム市場の軟調な流 れに連れ安した。市場では「新興株はこのところ急速に回復基調が続いていたため、いっ たん利益確定売りが広がったようだ」(国内証券)との声が聞かれた。 マザーズ総合は前営業日比2.10%安。個別では、メルカリ、ビジョナル 、そーせいグループ、フリーが総じて軟調。ウェルスナビ <73 42.T>、JTOWERは買われた。 <13:35> 後場の日経平均は値幅83円、海外要因に警戒強く上値追えず 後場の日経平均は前場レンジ(2万7214円─2万7549円)内で小動きで、上 下の値幅は約83円にとどまっている。時間外取引での米株先物がマイナス圏を推移する 中、休日明けのアジア株もさえない動きで、日経平均の重しとなっている。 市場では「押し目買いで指数は下げ止まっているが、米金融引き締め懸念やウクライ ナ情勢に対する警戒感が再び高まっており、上値は追えない」(国内証券)との声が聞か れる。 午後1時30分現在の東証プライム市場の売買代金は1兆6605億4900万円。 東証33業種では、海運業、鉄鋼、金属製品、輸送用機器などの30業種が値下がり。値 上がりは石油・石炭製品、銀行業、空運業のみとなっている。 <11:40> 前場の日経平均は急反落、米国株安を嫌気 下値の目安下回る 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比525円93銭安の2万7262円0 5銭と、急反落した。米国株式市場の下落を受けたほか、ロシアへの追加制裁に対する懸 念などから市場センチメントが悪化した。日経平均は、下値の目安として意識されていた 3月22日と同23日に空けたマドの下限値(2万7284円47銭)を下回り、テクニ カル面でも下値リスクを大きくしている。 5日の米国株式市場は反落。米連邦準備理事会(FRB)のブレイナード理事が積極 的な利上げを示唆する発言を行ったことを受け、ハイテク株などが下落した。ハイテク銘 柄が中心のナスダック総合は約1カ月ぶりの大幅な下落率を記録。この流れが日 本株にも波及し、朝方から幅広く売られ、時間の経過とともに下げ幅を拡大させた。 とりわけ、米株市場でフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が前日比4% 以上下落したことで、指数寄与度が高い半導体関連株が連れ安して、全体のムードをより 悪化させた。日経平均は前日比で500円を超す大幅な下げとなっている。 市場では「ロシアに対する追加政策の影響が懸念されているようだ。投資家の不安心 理を示すVIX指数が上昇し、リスク回避する動きが出ている」(野村証券・ストラテジ ストの澤田麻希氏)との声も聞かれた。 TOPIXは1.37%安で午前の取引を終了。東証プライム市場の売買代金は1兆 2680億8500万円だった。東証33業種では、石油・石炭製品、銀行業を除く31 業種が下落している。 個別では、東京エレクトロンなど半導体関連株の下げが目立つほか、トヨタ 自動車など主力株も総じて軟調。ソフトバンクグループも反落した。一 方、三菱UFJフィナンシャル・グループなど銀行株がしっかり。 プライム市場の騰落数は、値上がり228銘柄(12%)に対し、値下がりが156 6銘柄(85%)、変わらずが45銘柄(2%)だった。 <10:35> 日経平均は安値圏でもみあう、前日比400円を超す下落 日経平均は安値圏でもみあっている。前日の米国株式市場でグロース株中心に下落し たことを受け、日本株も指数寄与度が高い半導体関連株などを中心にさえない展開。前日 比で400円を超す下げとなった。 市場では「ウクライナ情勢でEUがロシアに対して追加制裁を課し、その影響が懸念 されている」(国内証券)との声が聞かれる。 <09:05> 日経平均は反落スタート、米株軟調で売り優勢 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比254円10銭安の2万7533 円88銭と、反落してスタート。前日の米国株式市場が軟調な展開となったことを受け、 全般的に売り優勢で始まった。 中でも、米国ではハイテクなどグロース株の下げが目立ったことから、日本株も半導 体関連株を中心に売られている。前日まで堅調だったソフトバンクグループもさ えない。 <08:45> 寄り前の板状況、新晃工業が買い優勢 ビジ太昭は売り優勢 東証プライム市場の寄り前の板状況では、買い優勢と売り優勢のそれぞれ上位銘柄群 は以下の通り。 買い優勢 銘柄名 騰落 MID気 買気 売気 終値 率 配 配 配 1 新晃工業 23% 2,114 2,114 2,114 1,714 2 進和 18% 2,300 2,299 2,300 1,956 3 ピアラ 17% 1,032 1,032 1,032 882 4 三浦工業 9% 3,300 3,300 3,300 3,015 5 コスモエネルギーHLDG <5021. 8% 3,000 2,999 3,000 2,768 T> 6 オイレス工業 8% 1,662 1,661 1,662 1,536 7 丸和運輸機関 7% 1,292 1,291 1,292 1,211 8 マニー 6% 1,600 1,599 1,600 1,513 9 大王製紙 5% 1,649 1,648 1,649 1,570 10 ランド 5% 11 10 11 10 売り優勢 銘柄名 騰落 MID気 買気 売気 終値 率 配 配 配 1 ビジネスブレイン太田昭和 -20% 1,187 1,187 1,187 1,487 2 ベルシステム24HLDG -15% 1,203 1,203 1,203 1,411 3 ダイセキ環境ソリューション -11% 1,155 1,155 1,155 1,305 4 パーソルHLDG -11% 2,501 2,500 2,501 2,804 5 セコム -10% 7,987 7,987 7,987 8,874 6 関西ペイント -10% 1,854 1,853 1,854 2,058 7 ピーシーデポコーポレーション <7618. -8% 304 303 304 330 T> 8 ワールドHLDG -7% 2,250 2,250 2,250 2,432 9 日本精化 -7% 2,066 2,066 2,066 2,233 10 ミダックHLDG -7% 2,733 2,732 2,733 2,938 (
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