[東京 11日 ロイター] - <09:55> 日経平均は下げ渋り、押し目買いが支え ハイテク株に持ち直しの動き 日経平均は下げ渋っている。安く寄り付いた後、一時222円20銭安の2万6763円60銭まで下 落したが、その後は下げ幅を縮めている。心理的節目2万7000円を下回る水準では、押し目買いが入り やすいとの見方が聞かれる。 半導体関連や電子部品といったハイテク株の一角で、朝方の下落からの持ち直しやプラス転換が見られ る。前週末に好調な2023年2月期見通しを示した安川電機は、高く始まった後、一時マイナス に沈んだ。足元では前週末の終値付近での値動きとなっている。 東証33業種では、値上がりは鉱業や電気・ガス業、水産・農林業など20業種で、値下がりは精密機 器や空運業、情報・通信業など13業種となっている。東証プライム市場の騰落数は、値上がりが844銘 柄(45%)、値下がりは920銘柄(50%)、変わらずは75銘柄(4%)。 <09:03> 日経平均は反落スタート、米長期金利上昇を警戒 半導体関連は安い 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比108円20銭安の2万6877円60銭と、反落 してスタートした。米長期金利が上昇する中、ハイテク株安となった米市場の動向を嫌気する形となってい る。 東京エレクトロンなど半導体関連株や電子部品株は弱い銘柄が目立つ。主力株では、トヨタ自 動車が小安いほか、ソニーグループは軟調となっている。指数寄与度の大きいファースト リテイリング、ソフトバンクグループもさえない。 一方、三菱UFJフィナンシャル・グループなどの銀行株は小じっかり。 <08:24> 寄り前の板状況、カーブスHD買い優勢 マーキュリアHDは売り優勢 東証プライム市場の寄り前の板状況では、買い優勢と売り優勢のそれぞれ上位銘柄群は以下の通り。 買い優勢 銘柄名 騰落率 MID気配 買気配 売気配 終値 1 カーブスHLDG 20% 855 855 855 713 2 石油資源開発 19% 3,100 3,100 3,100 2,598 3 DOWA HLDG <5714.T 18% 6,650 6,650 6,650 5,650 > 4 井関農機 18% 1,460 1,459 1,460 1,241 5 豊田合成 16% 2,067 2,067 2,067 1,786 6 ニチアス 14% 2,732 2,732 2,732 2,396 7 テモナ 14% 475 474 475 417 8 東海理化電機製作所 <6995.T 14% 1,597 1,596 1,597 1,405 > 9 PALTAC 13% 4,793 4,790 4,795 4,235 10 マックス 12% 1,799 1,798 1,799 1,612 売り優勢 銘柄名 騰落 MID気配 買気配 売気配 終値 率 1 マーキュリアHLDG -17% 497 497 497 597 2 竹本容器 -13% 732 731 732 844 3 日本電波工業 -13% 1,077 1,076 1,077 1,233 4 大阪ソーダ -12% 2,751 2,750 2,751 3,130 5 第一三共 -8% 2,680 2,680 2,680 2,912 6 ガンホー・オンライン -8% 2,401 2,400 2,401 2,604 7 図研 -7% 2,850 2,850 2,850 3,055 8 中本パックス -6% 1,501 1,500 1,501 1,599 9 フルサト・マルカHLDG -6% 2,901 2,900 2,901 3,090 10 エスクロー・エージェント・ジャ <609 -6% 166 165 166 176 3.T> (
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