[東京 12日 ロイター] - <10:47> 日経平均は300円超安に下げ幅拡大、米CPIに警戒感 日経平均は300円超安に下げ幅を拡大している。きょうは米国で3月消費者物価指 数(CPI)の発表を控えており「投資家は慎重姿勢を強めているようだ」(国内証券) との声が聞かれる。 米CPIを巡っては、3月に原油価格が高値を付けていることから「強い数字の織り 込みはかなり進んできた」(別の国内証券)との見方がある一方、米連邦準備理事会(F RB)がタカ派姿勢を強める中で「イベントを通過しても引き締めへの市場の懸念が一服 するかは不透明」(国内運用会社)との警戒感も根強い。 東証33業種では29業種が下落で、値下がり率上位には海運業や鉱業、医薬品が並 ぶ。値上がりは空運業やパルプ・紙、水産・農林業など4業種。東証プライム市場の騰落 数は、値上がりが347銘柄(18%)、値下がりは1431銘柄(77%)、変わらず は61銘柄(3%)。 <10:05> 下値探る展開、テクニカル面は正念場 半値押し巡る攻防に 日経平均は下値を探る展開。新たな買い材料が見たらないため、海外要因に左右され やすい。テクニカル面では「日経平均の下値の目安となっていた25日移動平均線(2万 6811円43銭=11日)を割り込み、正念場となっている」(国内証券)という。 さらに下押したため、次の目安としては、3月9日安値2万4681円74銭から同 25日高値2万8338円81銭まで上げた幅の半値押し(2万6510円27銭)が意 識され、その攻防戦となってきた。 <09:05> 日経平均は続落、米国株安を嫌気し主力中心に幅広い売り 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比214円65銭安の2万6606 円87銭と、続落してスタートした。前日の米国株式市場が下落したことが嫌気され、主 力株を中心に幅広く売られている。 米株市場ではハイテク株の下げが目立っていただけに、日本株も東京エレクトロン<8 035.T>など半導体関連株が下落、全体の上値を重くする要因となった。 <08:20> 寄り前の板状況、ローツェは買い優勢 ブックオフは売り優勢 東証プライム市場の寄り前の板状況では、買い優勢と売り優勢のそれぞれ上位銘柄群 は以下の通り。 買い優勢 銘柄名 騰落 MID気 買気配 売気配 終値 率 配 1 ローツェ 27% 13,970 13,970 13,970 10,970 2 インテージHLDG 14% 1,848 1,847 1,848 1,621 3 東プレ 10% 1,180 1,180 1,180 1,071 4 東海理化電機製作所 9% 1,520 1,520 1,520 1,397 5 マツオカコーポレーション <3611. 8% 1,191 1,191 1,191 1,102 T> 6 ネクソン 8% 3,148 3,145 3,150 2,919 7 アバント 8% 1,348 1,347 1,348 1,250 8 アルトナー 8% 920 919 920 854 9 兼松サステック 7% 1,775 1,775 1,775 1,654 10 EIZO 7% 3,698 3,695 3,700 3,455 売り優勢 銘柄名 騰落率 MID気 買気配 売気配 終値 配 1 ブックオフグループHLDG <927 -24% 928 928 928 1,228 8.T> 2 黒谷 -20% 605 605 605 755 3 ピアラ -20% 834 833 834 1,039 4 ワールドHLDG -11% 2,101 2,101 2,101 2,374 5 スズケン -11% 3,300 3,300 3,300 3,725 6 デジタルハーツHLDG -10% 1,511 1,511 1,511 1,685 7 アズワン -10% 6,240 6,240 6,240 6,930 8 富士通 -10% 16,710 16,710 16,710 18,485 9 福田組 -8% 4,125 4,125 4,125 4,470 10 理研計器 -8% 4,205 4,205 4,205 4,550 (
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