[東京 18日 ロイター] - <13:38> 日経平均は下げ渋り、半導体の一角が持ち直し 米金利上昇は重し 日経平均は、引き続き下げ渋っている。半導体関連株の一角では、下げ幅を縮めたり プラス転換する銘柄がみられる。市場では「バリュエーション調整が進んだ銘柄群は下げ 渋っているようだ」(国内運用会社)との声が出ている。 一方、米長期金利の上昇基調が続いており、グロース(成長)株を中心に相場の重し となっている。「資源高や金利上昇の恩恵を受ける銘柄が買われているものの、それ以外 が売られている」(国内証券)という。 東証33業種では、値上がりは海運業や鉱業、保険業など4業種で、値下がりはサー ビス業やその他製品、機械など29業種となっている。東証プライム市場の騰落数は、値 上がりが312銘柄(16%)、値下がりは1463銘柄(79%)、変わらずは63銘 柄(3%)。 <12:45> 後場寄り後は下げ渋る、直近安値接近で値ごろ感が台頭 後場寄り付き後の日経平均は下げ渋る展開。朝方から厳しい下げとなっていたものの 、12日の直近安値(2万6304円08銭)に接近してきたことで「値ごろ感からの買 いが入りやすくなっている」(国内証券)という。ただ、引き続き手掛かり材料に乏しく 、商いが細った状態が続いている。 <11:35> 前場の日経平均は続落、米国金利上昇を懸念 下値目安割り込む 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比496円53銭安の2万6596円6 6銭と、続落した。米国金利上昇が懸念され、グロース株を中心に売り優勢の展開。日経 平均は支持線として意識されていた5日、25日の両移動平均線を割り込んだ。 イースターで主要海外市場が休場となったため手掛けにくさが強調される中、時間外 取引で米長期金利が上昇、つれて米株先物も軟調に推移したことが嫌気され、日本株は朝 方から軟調な動きを余儀なくされた。 本日アジア時間の取引で米10年債利回り(米長期金利)は、2018 年12月以来3年半ぶり高水準となる2.870%まで上昇している。 日経平均は徐々に下げ渋る動きとなったが、市場では「来週から3月期企業の決算発 表が本格化することで、今後は上下に振れにくくなりそうだ」(野村証券・ストラテジス トの澤田麻希氏)との声が聞かれ、商いは総じて細った。 TOPIXは1.59%安で午前の取引を終了。東証プライム市場の売買代金は95 71億0400万円と薄商い。東証33業種では、鉱業、海運業を除く31業種が値下が りした。 個別では、トヨタ自動車など主力銘柄にさえない銘柄が目立つ。ファースト リテイリングが安く、東京電力ホールディングスも軟調に推移したが、 日本郵船など海運株が小じっかりとなっている。 プライム市場の騰落数は、値上がり151銘柄(8%)に対し、値下がりが1650 銘柄(89%)、変わらずが37銘柄(2%)だった。 <11:00> 日経平均は500円を超す下落、買い板薄い中を下げ足速める 日経平均は前週末比で500円を超す下落となっている。市場では「直近の相場動向 からすると値ごろ感が働く水準だが、週明けで買い材料に乏しく、買い板が薄い中を下げ 足を速めた」(国内証券)という。 依然時間外取引で米株先物が軟調に推移しており、ムードを悪化させている。商いも 細っており、物色面では主力銘柄が総じてさえない。 <10:15> 日経平均は下げ幅拡大で400円超安、ウクライナ情勢を警戒 日経平均は下げ幅を拡大し、前営業日比400円超安の2万6600円台半ばを推移 している。市場では「ウクライナ情勢鎮静化の出口がみえておらず、引き続き情勢の激化 が警戒されているようだ」(国内証券)との声が聞かれる。 米株主要3指数の先物は時間外取引でそれぞれマイナスを推移。東証33業種では、 サービス業、食料品、ゴム製品、化学工業、空運業、倉庫・運輸関連などの32業種が値 下がり。値上がりは鉱業の1業種にとどまっている。 ウクライナ南東部マリウポリでは17日、同国軍の兵士がロシア軍による投降要求に 抵抗している。ロシア軍は地上戦の焦点を東部のドンバス地域に移すとともに、首都キー ウ(キエフ)を含む他の地域に対しては長距離ミサイルなどで攻撃を続けているという。 <09:10> 寄り付きの日経平均は続落、米株先物がマイナス圏 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比261円74銭安の2万6831 円45銭と続落した。その後も下げ幅を拡大し、一時300超安の2万6700円台半ば まで下落した。時間外取引での米株先物がマイナス圏で推移しており、重しとなっている 。 TOPIXも同0.80%超安の1880ポイント近辺。東証33業種では、ゴム製 品、食料品、化学工業、サービス業、機械などの31業種が値下がり。値上がりは鉱業、 保険業の2業種にとどまっている。 個別では、ファーストリテイリング、ソフトバンクグループ、リク ルートホールディングスなどが下落。三菱商事、INPEXは 上昇している。 <08:20> 寄り前の板状況、四国化が買い優勢 エンビプロHD売り優勢 東証プライム市場の寄り前の板状況では、買い優勢と売り優勢のそれぞれ上位銘柄群 は以下の通り。 買い優勢 銘柄名 騰落 MID気 買気 売気 終値 率 配 配 配 1 四国化成工業 23% 1,611 1,611 1,611 1,311 2 マルマエ 21% 2,499 2,498 2,499 2,068 3 佐鳥電機 17% 1,290 1,289 1,290 1,099 4 AOKI HLDG 16% 677 677 677 585 5 Gunosy 12% 1,497 1,497 1,497 1,333 6 ダイトロン 12% 2,050 2,050 2,050 1,832 7 WDB HLDG 11% 3,020 3,020 3,020 2,730 8 トーセイ 9% 1,199 1,198 1,199 1,098 9 ローランド ディー ジー <6 9% 3,490 3,490 3,490 3,205 789.T> 10 芝浦メカトロニクス 9% 7,875 7,870 7,880 7,240 売り優勢 銘柄名 騰落 MID気 買気 売気 終値 率 配 配 配 1 エンビプロHLDG -51% 1,005 1,004 1,005 2,059 2 アバント -25% 912 912 912 1,212 3 日本システムウエア -23% 1,687 1,687 1,687 2,187 4 アズワン -12% 6,150 6,150 6,150 6,950 5 富士ソフト -10% 6,205 6,200 6,210 6,890 6 セコム -9% 8,101 8,100 8,101 8,924 7 トレジャー・ファクトリー <3 -7% 928 928 928 1,001 093.T> 8 デジタルガレージ -7% 4,015 4,015 4,015 4,310 9 三櫻工業 -6% 641 640 641 685 10 ピー・シー・エー -6% 1,460 1,460 1,460 1,561 (
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