[東京 19日 ロイター] - <16:00> 日経平均・日足は「小陰線」、25日線を意識 日経平均・日足は長い下ヒゲを伴う「小陰線」となった。終値は2万6985円09 銭。25日移動平均線(2万7224円94銭=19日)に上値を抑えられる一方、5日 線(2万6978円70銭=同)をわずかに上回った。当面は25日移動平均線を意識し た値動きとなりそうだ。 <15:45> 新興株はマザーズ総合が4日続落、大型株に売り 新興株は東証マザーズ総合が4日続落し、0.96%安の744.39ポイントだっ た。グロース市場の時価総額上位銘柄の下落が指数を押し下げた。市場では「為替の変動 は一般的には新興株に与える影響は少ないものの、海外投資家が好む大型株にはマイナス のようだ」(国内証券)との声が聞かれた。 個別では、メルカリ、フリー、ビジョナルが軟調となった 一方、オキサイド、ティーケーピーが買われた。 スタンダード市場では、メディアリンクス、大正製薬ホールディングス<458 1.T>が買われ、出前館が売られた。 <13:20> 後場の日経平均はプラス圏で小動き、為替の変動で上値重い 後場の日経平均は前営業日比150円超高の2万6900円台半ばを推移している。 値動きに乏しく、後場に入ってからの値幅は上下約54円。市場では、外為市場でのドル 高/円安進行が株価の上値を重くしているとの見方がある。「急速な円安局面では、イン フレ加速懸念で株安になりやすい。必ずしも輸出関連株が買われるという構図にはならな い」(国内証券)という。 ドルは一時127.96円まで上昇し、約20年ぶりの高値を更新した。 午後1時15分現在の東証プライム市場の売買代金は1兆3025億6000万円。 東証33業種では、海運業、鉱業、非鉄金属、石油・石炭製品などの27業種が値上がり 。半面、小売業、サービス業、医薬品などの7業種が値下がり。 <11:43> 前場の日経平均は小反発、決算前に上値追い慎重 一時マイナスも 前場の東京株式市場で日経平均は、前営業日比31円11銭高の2万6830円82 銭と、小幅に反発して午前の取引を終えた。朝方は高く始まったがマイナス圏に沈む場面 もあり、方向感を欠いた。企業決算シーズンを控え、上値追いに慎重となった。 前日の米国株式市場は小幅に下落して取引を終えた。イースター(復活祭)の連休明 けで商いは薄く、前週末終値を挟んで一進一退となった。 日経平均は前日の下落からの自立反発を期待した買いが先行した。朝方に高く始まり 、一時300円88銭高の2万7100円59銭に上昇した。米フィラデルフィア半導体 指数(SOX指数)の上昇を受けて、半導体関連や電子部品などハイテク株が総じて堅調 だった。為替相場が円安方向に振れ、自動車や機械といった輸出関連株の支えになった。 一方、指数寄与度の大きいファーストリテイリングなど値がさ株の一角が下 げ幅を拡大する中、日経平均は徐々に上げ幅を削り、一時マイナスに沈んだ。短時間でプ ラスに持ち直したものの上値は重く、前引けにかけては小高い水準でもみあった。市場で は「不安定な動きが続いており、方向感が出にくい」(三木証券の北澤淳商品部投資情報 グループ次長)との声が聞かれた。 大型連休中に米連邦公開市場委員会(FOMC)が予定されているほか、企業決算の 本格化を控えており、足元では模様眺めになりやすいとみられている。連休にかけては「 国内外の決算を受けた個別物色が中心の相場になりそうだ」(北澤氏)という。 TOPIXは0.37%高の1887.07ポイントで午前の取引を終了。東証プラ イム市場の売買代金は1兆0205億5400万円だった。東証33業種では、値上がり は海運業や鉱業、非鉄金属など25業種で、値下がりはサービス業や小売業、医薬品など 8業種だった。 東京エレクトロンや信越化学工業、TDKが堅調だったほ か、トヨタ自動車が小じっかり。日本郵船や住友金属鉱山も高 かった。一方、ソフトバンクグループ、エムスリーは軟調だった。 東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1130銘柄(61%)、値下がりは62 0銘柄(33%)、変わらずは88銘柄(4%)だった。 <10:20> 日経平均は一時マイナス、ファーストリテやソフトバンクGの下げ が重し 日経平均は上げ幅を徐々に縮小し、一時マイナス圏に沈んだ。市場では「企業決算や 連邦公開市場委員会(FOMC)を前に、投資家は上値追いに慎重」(国内証券)との声 が出ている。その後は小高い水準に戻し、下げ渋っている。 指数寄与度の大きいファーストリテイリングやソフトバンクグループ<9984. T>が朝方に比べ下げ幅を拡大したりマイナスに転じ、指数の重しになっている。2銘柄で 指数を約75円押し下げている。市場では「商いが薄い中、短期資金の動きに振らされや すい」(国内証券)との見方が聞かれた。 東証33業種では、値上がりは海運業や非鉄金属、精密機器など21業種で、値下が りは医薬品やサービス業、小売業など11業種。東証プライム市場の騰落数は、値上がり が1030銘柄(56%)、値下がりは703銘柄(38%)、変わらずは103銘柄( 5%)となっている。 <09:05> 日経平均は反発スタート、自律反発期待の買いが先行 ハイテクし っかり 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比296円78銭高の2万7096 円49銭と、反発してスタートした。前日の下落からの自律反発を期待する買いが先行し た形となっている。 東京エレクトロンなど半導体関連株や電子部品株は総じて堅調。トヨタ自動 車やソニーグループといった主力株もプラスが目立つ。 指数寄与度の大きいファーストリテイリングは横ばい、ソフトバンクグルー プは小高い。一方、日本郵船は小安い。 <08:24> 寄り前の板状況、福山通運が買い優勢 ジャパンベストレスキュー は売り優勢 東証プライム市場の寄り前の板状況では、買い優勢と売り優勢のそれぞれ上位銘柄群 は以下の通り。 買い優勢 銘柄名 騰落 MID気 買気配 売気 終値 率 配 配 1 福山通運 13% 3,798 3,795 3,800 3,350 2 キトー 11% 1,835 1,835 1,835 1,650 3 チャーム・ケア 9% 1,310 1,309 1,310 1,196 4 ブルドックソース 9% 2,098 2,098 2,098 1,921 5 富士通ゼネラル 9% 2,417 2,416 2,417 2,214 6 クロスキャット 8% 1,039 1,039 1,039 959 7 スターツコーポレーション <885 8% 2,522 2,521 2,522 2,341 0.T> 8 東芝テック 7% 4,760 4,760 4,760 4,430 9 紀陽銀行 7% 1,491 1,490 1,491 1,388 10 TSI HLDG 7% 299 298 299 278 売り優勢 銘柄名 騰落 MID気 買気 売気配 終値 率 配 配 1 ジャパンベストレスキュー <245 -15% 829 829 829 979 3.T> 2 Gunosy -7% 1,231 1,230 1,231 1,327 3 吉野家HLDG -6% 2,261 2,260 2,261 2,413 4 デジタルガレージ -6% 4,005 4,005 4,005 4,275 5 野村不動産HLDG -6% 2,851 2,850 2,851 3,035 6 サインポスト -5% 1,121 1,120 1,121 1,185 7 BEENOS -5% 2,032 2,031 2,032 2,143 8 パーソルHLDG -4% 2,520 2,520 2,520 2,638 9 フィールズ -4% 803 802 803 839 10 東洋建設 -4% 911 910 911 950 (
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