[東京 20日 ロイター] - <15:10> 新興株式市場はマザーズ総合が5日続落、米金利上昇懸念が波及 新興株式市場は東証マザーズ総合が5日続落し、2.13%安の728.51ポイン トだった。時価総額上位銘柄の下落が目立ち、市場では「米金利上昇に対する懸念がグロ ース市場に波及している」(国内証券)との声が聞かれる。 個別では、メルカリ、JTOWER、ワンダープラネット などが軟調に推移し、セカンドサイトアナリティカ、サークレイスなど 直近IPOがさえない。半面、Birdmanがストップ高に買われた。 <14:20> 日経平均は強もちあい、半導体などグロース株は軟調に推移 日経平均は強もちあい。トヨタ自動車をはじめ主力の輸出関連株が、円安を 手掛かりにしっかりとなる一方、米国金利の上昇懸念から半導体関連などグロース株は軟 調に推移している。 市場では「米国金利の上昇懸念を考えれば、グロース株を積極的に買う動きにはなら ない。目先は決算発表を控えているため、その結果を踏まえてポジションを取ろうとする 投資家が多いのではないか」(SBI証券・投資調査部長の鈴木英之氏)との声が聞かれ た。 <13:00> 日経平均は小動き、午後の為替の動向に神経質 後場の日経平均は前営業日比150円ほど高い2万7100円台半ばを推移している 。値動きに乏しく、後場に入ってからの値幅は上下約68円。前場と後場の間の休み時間 中、ドル/円は一時1ドル=128.06円まで下落したが、現在は128.40円近辺 と値を戻している。 市場では「午後は欧州勢の参加が加わることで、為替が再び大きく動く可能性があり 、株式市場では積極的にポジションを傾けづらい」(国内証券)との声が聞かれる。 午後1時現在の東証プライム市場の売買代金は1兆5955億4800万円。東証3 3業種では、輸送用機器、精密機器、繊維業などの26業種が値上がり。不動産業、鉱業 、海運業などの7業種は値下がりとなっている。 <11:50> 前場の日経平均は続伸、米株高を好感 円安もプラスに 前場の東京株式市場で日経平均は、前営業日比154円90銭高の2万7139円9 9銭と続伸した。前日の米株高の流れを受けて買いが先行した。円安も日本株にはプラス に作用しているようで、日銀が金利上昇を食い止める指し値オペを通告した直後にやや円 高に振れると、上げ幅を縮小した。 日経平均は寄り付きで続伸した後も上げ幅を拡大し、一時404円75銭高の2万7 389円84銭で高値をつけた。ただ、決まった利回りで国債を無制限に買い入れる指し 値オペを日銀が通告したことが伝わると、ドルは一時128.54円まで下落。為替が円 高に振れる場面で日経平均も上げ幅を縮める動きがみられた。 市場では「為替の円安は、少なくとも日本株にとってはプラス。投資家は1ドル=1 30円を織り込み始めているだけに、少しでもドル安/円高に振れると株価は上げ幅を縮 小するようだ」(国内証券)との声が聞かれた。 大型連休中に米連邦公開市場委員会(FOMC)が予定されているほか、来週から企 業決算の本格化を控え様子見ムードが強まりやすいだけに、為替の動向や米株先物の値動 きに反応しやすいという。 財務省が20日発表した3月貿易統計速報は、貿易収支が4124億円の赤字だった が、株式市場に与えた影響は限定的だった。 TOPIXは0.75%高の1909.90ポイントで午前の取引を終了。東証プラ イム市場の売買代金は1兆4099億4900万円。東証33業種では、輸送用機器、精 密機器、ゴム製品、繊維業などの26業種が値上がり。不動産業、鉱業、非鉄金属などの 7業種は値下がりした。 個別では、為替の円安を受け、トヨタ自動車、ホンダ、SUBAR U、スズキなどの完成車メーカーは大幅高。ファーストリテイリング<9 983.T>、ソフトバンクグループなどの日経平均の指数寄与度の高い銘柄もしっか りだった。半面、NTTデータ、コナミホールディングスなどは売ら れた。 東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1226銘柄(66%)、値下がりは53 5銘柄(29%)、変わらずは76銘柄(4%)だった。 <11:20> 日経平均は上げ幅を縮小、短期筋中心の相場 日経平均は上げ幅を縮小し、前営業日比81円09銭高の2万7066円18銭で安 値をつける場面があった。その後は150円高の2万7100円台前半を推移している。 時間外取引での米株先物の軟化を受けて、半導体関連株などの値がさハイテク株が利益確 定売りに押され、指数の重しとなった。 市場では「今の相場は企業決算の本格化と米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え 、動きづらい。短期筋中心になっている」(国内証券)との声が聞かれる。明確な材料が 少ない中、為替や米株先物の値動きに左右されやすいという。 <10:09> 日経平均が一時400円超高に上げ拡大、値上がり約9割 日経平均は上げ幅を拡大し、一時400円超高に上値を伸ばした。ファーストリテイ リングとソフトバンクグループの上昇が2銘柄で50円程度、指数を押 し上げている。東証プライム市場の値上がり銘柄は87%、値下がりは10%で、幅広く 買われている。 円安基調が続く中、トヨタ自動車が一時4%超高に上昇するなど完成車メー カーは総じて高い。一方、米ハイテク株高を受けて朝方に堅調だった半導体関連の一角で は、上げ幅縮小やマイナス転落する銘柄がみられる。 東証33業種では30業種が上昇しており、上昇率上位には輸送用機器、精密機器、 ゴム製品が並ぶ。下落しているのは鉱業、海運業、石油・石炭製品の3業種となっている 。 <09:03> 日経平均は続伸スタート、米株高を好感 輸出関連やハイテクがし っかり 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比225円70銭高の2万7210 円79銭と、続伸して始まった。前日の米株高を好感する形となっている。高く寄り付い た後は、やや伸び悩んでいる。 トヨタ自動車やソニーグループといった主力株は堅調な銘柄が目立 つ。東京エレクトロンなど半導体関連株や電子部品株はしっかり。指数寄与度の 大きいファーストリテイリング、ソフトバンクグループは横ばい圏とな っている。INPEXは安い。 <08:23> 寄り前の板状況、東テクが買い優勢 大王製紙は売り優勢 東証プライム市場の寄り前の板状況では、買い優勢と売り優勢のそれぞれ上位銘柄群 は以下の通り。 買い優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 東テク 23% 2,72 2,72 2,72 2,22 1 1 1 1 2 富士通ゼネラル <6755. 22% 2,73 2,73 2,73 2,23 T> 9 9 9 9 3 大塚商会 17% 4,83 4,83 4,83 4,13 0 0 0 0 4 SG HLDG <9143. 15% 2,43 2,42 2,43 2,11 T> 0 9 0 1 5 ニッコンHLDG <907 15% 2,15 2,15 2,15 1,87 2.T> 8 7 8 9 6 日油 15% 5,47 5,47 5,47 4,76 0 0 0 5 7 電通国際情報サービス 15% 4,19 4,19 4,19 3,66 3 0 5 0 8 NIPPON EXP 11% 8,25 8,25 8,25 7,41 RESS 0 0 0 0 9 パーソルHLDG <218 11% 2,94 2,94 2,94 2,64 1.T> 4 4 4 5 10 高砂熱学工業 11% 1,85 1,84 1,85 1,67 0 9 0 0 売り優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 大王製紙 -13% 1,30 1,30 1,30 1,49 1 0 1 0 2 三櫻工業 -8% 652 651 652 706 3 河合楽器製作所 <7952. -6% 2,79 2,79 2,79 2,97 T> 1 0 1 3 4 カプコン -6% 2,81 2,81 2,81 2,98 3 3 3 9 5 サインポスト -5% 1,03 1,03 1,03 1,08 1 0 1 5 6 恵和 -4% 4,93 4,93 4,94 5,17 8 5 0 0 7 ヤクルト本社 -4% 6,28 6,28 6,28 6,56 0 0 0 0 8 パイオラックス <5988. -4% 1,43 1,43 1,43 1,49 T> 5 4 5 8 9 タムラ製作所 -4% 556 555 556 580 10 デジタルガレージ <481 -4% 4,11 4,11 4,11 4,27 9.T> 0 0 0 5 (
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