[東京 22日 ロイター] - <16:00> 新興株はマザーズが7日続落、メルカリが大幅安 新興株はマザーズ総合が前営業日比2.67%安の703.01ポイントとなり、7 日続落した。市場では「米長期金利の上昇が原因。メルカリなどの大型グロース株にとっ て厳しい局面」(国内証券)との声が聞かれた。 個別では、メルカリが7%超安。連日の年初来安値更新となった。フリー<4 478.T>、メドレー、エクサウィザーズ、Appier Group<418 0.T>も軟調だった。ライフネット生命保険、グローバルウェイはしっか りだった。 <14:10> 日経平均は安値もみ合い、決算本格化控え様子見 日経平均は安値圏でもみ合っている。後場に入ってからの値幅は上下約79円。市場 では「国内企業の決算シーズンが始まり、来週以降の本格化を前に様子見になりやすい」 (国内証券)との声が聞かれる。 午後2時現在の東証プライム市場の売買代金は1兆6547億1200万円と低調。 東証33業種では、鉱業、非鉄金属、海運業、サービス業などの30業種が値下がり。値 上がりは空運業、保険業、陸運業の3業種にとどまっている。 <13:06> 日経平均はマイナス圏で小動き、物価高対策原案への関心も 後場の日経平均はマイナス圏での小動きが続いている。一方、政府が近く公表する、 コロナ禍における「原油価格・物価高騰総合緊急対策」の原案が判明したと伝わっており 、市場の関心が寄せられている。 市場では「原子力の活用はこれまで織り込まれてきた経緯があり、大きくは材料視さ れそうにないが、航空機燃料への激変緩和は業績面でポジティブと受け止められそうだ」 (国内証券)との見方が出ている。業種別株価では、前引け時点に比べて電気・ガス業や 空運業が下げ幅を縮めたり上値を伸ばしている。 同原案では、原子力を含めあらゆる電源の活用や、燃油価格の激変緩和策での航空機 燃料の対象油種への追加などが示されていると、ロイターは報じた。 <11:40> 前場の日経平均は大幅に反落、米株安や米長期金利上昇を警戒 前場の東京株式市場で日経平均は、前営業日比519円73銭安の2万7033円3 3銭と、大幅に反落して午前の取引を終えた。前日の米国株安や米長期金利の上昇を嫌気 する形で朝方に安く始まった後も、下げ幅を拡大した。売り一巡後も上値は重く、心理的 節目の2万7000円を挟んだ動きが続いた。 日経平均は300円超安で寄り付いた後も、次第に下げ幅を拡げ、一時648円68 銭安の2万6904円38銭に下落した。 前日までの3日間で終値ベースで700円超上昇していたこともあり、利益確定売り が先行した。値がさの半導体関連株や高PER(株価収益率)株の下げが指数の重しにな った。主力株はトヨタ自動車、ソニーグループなど、軟調な銘柄が目立 った。 市場では「米国市場の金利や株価の動向に振り回されており、前日の上昇分を吐き出 した。国内企業の決算がこれから本格化するほか、米連邦公開市場委員会(FOMC)を 前にして、目先は上値を追いにくい」(三井住友DSアセットマネジメントの市川雅浩チ ーフマーケットストラテジスト)との声が聞かれた。 TOPIXは1.32%安の1902.60ポイントで午前の取引を終了。東証プラ イム市場の売買代金は1兆2330億1100万円だった。東証33業種では、値下がり が31業種で、値下がり率上位には非鉄金属や鉱業、サービス業などが並んだ。値上がり は保険業と空運業の2業種だった。 INPEXや住友金属鉱山、日本郵船が軟調だった一方、 前日に決算を発表したディスコや日本電産は買われた。東芝も 高かった。日立物流はストップ高水準で買い気配となっている。 東証プライム市場の騰落数は、値上がりが182銘柄(9%)、値下がりは1612 銘柄(87%)、変わらずは43銘柄(2%)だった。 <10:35> 日経平均は下げ渋り、2万7000円挟み一進一退 空運と保険は上昇 日経平均は下げ幅を縮小し、下げ渋る動きとなっている。足元の米株先物は小安い推 移で、日経平均は「2万7000円付近での一進一退になるのではないか」(国内証券) との見方が出ている。 東証33業種では空運業と保険業の2業種が小幅にプラス。日本航空や第一 生命ホールディングスが買われている。 空運は「米航空会社が4―6月期の旺盛な需要の見込みを示して株価が上昇したこと が支えになっているようだ」(国内証券)との声が聞かれる。保険業は、米金利の上昇が 好感されているという。 一方、31業種が下落しており、下落率上位には、非鉄金属や鉱業、海運業が並んで いる。 <09:50> 日経平均は下げ幅拡大、ポジション調整活発化で600円安 日経平均は下げ幅を拡大している。米国の長期金利上昇を嫌気し、グロース株が総じ て軟調となり、指数を大きく押し下げた。前日までの上げを受け、利益確定売りが先行。 600円を超す下落となっている。 市場では「直近相場で上昇したこともあって、ポジション調整の売りが活発化してい るようだ。指数寄与度が大きいグロース株の下げが目立っている」(国内証券)との声が 聞かれた。 <09:05> 日経平均は反落、米株安と米金利上昇懸念から売り優勢 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比355円26銭安の2万7197 円80銭と、反落してスタート。前日の米国市場における株式下落が嫌気されたほか、米 金利上昇が懸念されて売り優勢となった。直近の相場が堅調だったことで、週末事情も手 伝い利益確定売りが出やすいという。 そうした中、前日に好決算を発表した日本電産やディスコなどが堅 調に始まった。 <08:20> 寄り前の板状況、日立物流は買い優勢 S FOODSは売り優勢 東証プライム市場の寄り前の板状況では、買い優勢と売り優勢のそれぞれ上位銘柄群 は以下の通り。 買い優勢 銘柄名 騰落 MID気 買気配 売気 終値 率 配 配 1 日立物流 15% 7,760 7,760 7,760 6,760 2 秋田銀行 9% 1,843 1,843 1,843 1,697 3 NOK 7% 1,193 1,193 1,193 1,116 4 北國フィナンシャルHLDG <738 7% 3,495 3,495 3,495 3,280 1.T> 5 シンプレクス・HLDG 6% 1,860 1,859 1,860 1,748 6 武蔵野銀行 5% 1,900 1,899 1,900 1,816 7 CIJ 4% 798 797 798 764 8 クリーク・アンド・リバー社 <476 4% 2,250 2,249 2,250 2,159 3.T> 9 レシップHLDG 4% 591 590 591 567 10 積水樹脂 4% 1,845 1,844 1,845 1,774 売り優勢 銘柄名 騰落 MID気 買気 売気配 終値 率 配 配 1 S FOODS -21% 2,472 2,472 2,472 3,110 2 パーソルHLDG -17% 2,211 2,210 2,211 2,665 3 ネクソン -10% 2,642 2,641 2,642 2,932 4 ハウスコム -9% 1,101 1,100 1,101 1,209 5 T&D HLDG -8% 1,556 1,555 1,556 1,698 6 博報堂DY HLDG <2433. -8% 1,430 1,430 1,430 1,556 T> 7 セコム -7% 8,301 8,301 8,301 8,947 8 三和HLDG -7% 1,114 1,113 1,114 1,200 9 若築建設 -7% 1,918 1,918 1,918 2,065 10 ダブル・スコープ -7% 922 921 922 991 (
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