[東京 27日 ロイター] - <10:55> 日経平均は安値もみあい、好業績銘柄など買われ下支えに 日経平均は安値もみあい。2万6000円割れ寸前まで下落したことによって、値ご ろ感が働く一方で、好業績を発表した銘柄などが買われている。全体的に下げ渋っている 状況だ。 市場では「三越伊勢丹ホールディングスなど見通しを上方修正した銘柄が物 色されているほか、値上げを発表したアサヒグループホールディングスなど独自 材料が出た銘柄がしっかり。これらが相場全体を下支えしている」(国内証券)との声も 聞かれた。 <10:00> 日経平均は下げ止まり、2万6000円が下値めどとして意識 日経平均は前営業日比500円超安の2万6100円台半ばを推移している。一時、 649円07銭安の2万6051円04銭で安値を付け、心理的節目の2万6000円に 接近する場面があったが、下げ止まっている。 市場では「米ナスダックやフィラデルフィア半導体株指数(SOX)の下落を受け、 日本株も半導体関連や電子部品関連が弱い。日経平均は2万6000円が下値めどとして 意識されている」(国内証券)との声が聞かれた。 <09:08> 寄り付きの日経平均は大幅反落、米ナスダック急落を嫌気 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比386円97銭安の2万6313 円14銭と反落した。その後も下げ幅を拡大し、足元の株価は500円超安の2万610 0円台半ばを推移している。前日26日の米国株式市場でナスダックが大幅に反落した流 れを引き継いだ。 TOPIXは1.40%安の1850ポイント近辺。東証33業種では、証券業、電 気機器、精密機器、空運業などの30業種が値下がり、鉱業、石油・石炭製品などの3業 種が値上がり。個別では、ファナック、ソフトバンクグループ、ファー ストリテイリングが大幅安となり、日経平均を約150円押し下げている。 <08:20> 寄り前の板状況、萩原工業が買い優勢 積水樹脂は売り優勢 東証プライム市場の寄り前の板状況では、買い優勢と売り優勢のそれぞれ上位銘柄群 は以下の通り。 買い優勢 銘柄名 騰落 MID気 買気配 売気 終値 率 配 配 1 萩原工業 27% 1,328 1,328 1,328 1,046 2 アインHLDG 17% 6,700 6,700 6,700 5,750 3 大塚商会 16% 4,955 4,955 4,955 4,255 4 ブックオフグループHLDG <927 15% 1,149 1,149 1,149 999 8.T> 5 FPG 9% 799 798 799 732 6 扶桑薬品工業 9% 2,262 2,261 2,262 2,074 7 ヤーマン 8% 1,280 1,279 1,280 1,180 8 旭ダイヤモンド工業 8% 605 604 605 558 9 大日精化工業 8% 2,094 2,094 2,094 1,947 10 SBテクノロジー 7% 2,700 2,699 2,700 2,517 売り優勢 銘柄名 騰落 MID気 買気配 売気配 終値 率 配 1 積水樹脂 -23% 1,359 1,359 1,359 1,759 2 富士通 -21% 15,110 15,110 15,110 19,110 3 東洋炭素 -18% 2,338 2,338 2,338 2,838 4 小野薬品工業 -17% 2,680 2,680 2,680 3,230 5 第一三共 -17% 2,453 2,453 2,453 2,953 6 コア -16% 1,312 1,312 1,312 1,570 7 ヒロセ電機 -15% 13,800 13,800 13,800 16,190 8 エン・ジャパン -15% 2,700 2,700 2,700 3,165 9 パーソルHLDG -14% 2,202 2,201 2,202 2,570 10 巴工業 -14% 1,950 1,950 1,950 2,275 (
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