[東京 28日 ロイター] - <15:55> 日経平均・日足は「大陽線」、目先的に底打ち感 5日線を上回る 日経平均・日足は上下に短いヒゲを伴う「大陽線」となった。終値は2万6847円 90銭。前日に長い下ヒゲが特徴の「たくり線」を引いて下方硬直性を感じさせたのに続 き、上値追いを鮮明にする動きとなったことで目先底打ち感が台頭している。 終値が5日移動平均線(2万6726円14銭=28日)を上回ったことも好材料。 きょうの段階では自律反発の印象が強いものの、同線が上向きに転じる、あるいはこのま ま25日移動平均線(2万7242円46銭=同)を上抜けば、本格反騰の期待が膨らむ ことになりそうだ。 <15:10> 新興株はマザーズ総合が続落、IPOは高値発進後に乱高下 新興株式市場は、マザーズ総合が続落した。「大型連休を前にして積極的に買う投資 家が少なく、見送りムードが強い」(国内証券)という。 きょうグロース市場に新規上場したクリアルは公開価格を72.04%上回 る1600円で、ペットゴーは公開価格の2.35倍となる1295円でそれぞ れ初値を付け、いずれも寄り付いた後は乱高下した。 マザーズ総合は前営業日比0.68%安。セルソースがストップ安となった ほか、メルカリ、JTOWERなどがさえない。一方、前日に新規上場 したモイは一時ストップ高となるなど堅調に推移した。 <14:20> 日経平均は上げ幅拡大、大型連休を前に買い戻し活発化 日経平均は上げ幅を拡大。前日比で400円高前後の水準で推移している。市場では 日銀政策決定後の円安が好感された格好となったが、買い戻しが中心という。 市場では「円安で上がったというより、今週は売りから入った投資家が多いため、大 型連休を前に買い戻しが活発化したようだ。連休明け後の上昇を読む関係者も多い」(国 内証券)との声が聞かれた。 <12:38> 後場の日経平均250円超高、円安追い風 日銀は現状維持決定 日経平均は後場に入り上げ幅を拡大し、前営業日比250円超高の2万6600円台 半ばで推移している。為替の円安を追い風に上値を追う展開となっている。 日銀は金融政策決定会合で政策の現状維持を決定。外為市場ではドル/円が一時12 9.88円まで円安に振れる場面があった。 日銀は、現行の長短金利操作(イールドカーブ・コントロール)付き量的・質的金融 緩和政策の継続を賛成多数で決めた。連続指し値オペの運用を明確化し、明らかに応札が 見込まれない場合を除き、10年物国債金利0.25%での指し値オペを毎営業日実施す るとした。 東証33業種では、鉄鋼、輸送用機器、その他金融業、ガラス・土石製品、非鉄金属 などの29業種が値上がり。半面、海運業、サービス業、陸運業などの4業種が値下がり 。 <11:45> 前場の日経平均は反発、米株先物や好決算銘柄が下支え 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比162円19銭高の2万6548円8 2銭と反発した。前日の米国株式市場はまちまちとなったが、時間外取引での米ナスダッ ク先物の底堅い値動きや企業決算を材料視した個別物色が指数を下支えした。国内では明 日から大型連休に入るため、上値追いには消極的だった。 27日の米国株式市場はダウ工業株30種とS&P総合500種が反発した。前日に 決算を発表したマイクロソフトとビザが力強い業績見通しを示したことで 、世界的な景気減速と金利上昇に対する懸念が緩和された。ナスダック総合は小幅に下落 した。 日経平均は43円高と小幅反発で寄り付いた後、マイナス圏に転落する場面がみられ たが、前場中盤から上げ幅を拡大し、182円16銭高の2万6568円79銭で高値を つけた。時間外取引の米株先物やアジア株の底堅い値動きが支援した。 ただ、大型連休中に米連邦公開市場委員会(FOMC)を控える中、上値追いには慎 重だった。「米連邦準備理事会(FRB)が引き締めに動く中、波乱含みの展開が想定さ れている。連休前にポジションの調整をしておきたい投資家が多い」(国内証券)との声 が聞かれた。今日は日銀の金融政策決定会合の結果発表があるが、「会見後の為替の動向 が注目されているが、株の取引時間中に与える影響は限定的だろう」(別の証券会社)と の声が聞かれた。 TOPIXも反発し1.00%高の1879.30ポイントで午前の取引を終了。東 証プライム市場の売買代金は1兆4519億2200万円。東証33業種では、鉄鋼、そ の他金融業、ガラス・土石製品、非鉄金属、化学工業などの29業種が値上がり。半面、 サービス業、陸運業などの4業種が値下がりした。 個別では、前日に好決算を発表したアドバンテスト、信越化学工業 をはじめとする半導体関連株がしっかり。11時10分に同じく好決算を発表したデンソ ーは7%超高となった。そのほか第一三共、ファナックも底堅 かった。 半面、ファーストリテイリング、エムスリーは軟調。日立建機<630 5.T>は9%超安と大幅安だった。 プライム市場の騰落数は、値上がり1276銘柄(69%)に対し、値下がりが52 8銘柄(28%)、変わらずが34銘柄(1%)だった。 <11:15> 日経平均は上げ幅を拡大、外部環境に落ち着きの兆し 日経平均は上げ幅を拡大し、前営業日比150円超高の2万6500円半ばを推移し ている。時間外取引の米株先物が底堅く推移する中、企業決算を材料視した個別物色が指 数を支えている。 市場では「これまで米やアジア市場の軟調な動きに連れ安する展開が続いていたが、 落ち着きを見せている。ただ、ゴールデンウィーク休暇前で上値が重い」(国内証券)と の声が聞かれた。 <10:25> 日経平均はプラス圏、米株先物の堅調な推移が支援 日経平均はプラス圏で小動きとなっている。市場では「米国市場で株価が底堅い動き となったことで、ひとまず安心感が出ている」(国内証券)との声が出ている。米株先物 は堅調な推移となっている。 東証33業種では、値上がりは鉱業やその他金融業、ガラス・土石製品など29業種 で、値下がりはサービス業や陸運業、その他製品など4業種。東証プライム市場の騰落数 は、値上がりが1221銘柄(66%)、値下がりは581銘柄(31%)、変わらずは 35銘柄(1%)となっている。 <09:08> 日経平均は反発スタート、自律反発期待の買い先行 一時マイナス も 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比43円65銭高の2万6430円 28銭と、反発してスタートした。自律反発を期待した買いが先行した。その後は一時マ イナスに沈んでおり、前日終値を挟んだ動きとなっている。 主力株ではトヨタ自動車が小安い一方、ソニーグループが小高いな ど、まちまち。半導体関連も東京エレクトロンが弱い半面、アドバンテスト<685 7.T>がプラスとなっている。 指数寄与度の大きいファーストリテイリングは軟調。 <08:28> 寄り前の板状況、フューチャーが買い優勢 ピー・シー・エーは売 り優勢 東証プライム市場の寄り前の板状況では、買い優勢と売り優勢のそれぞれ上位銘柄群 は以下の通り。 買い優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 フューチャー 26% 1,92 1,92 1,92 1,52 8 8 8 8 2 フタバ産業 25% 397 397 397 317 3 NIPPON EXP 20% 8,87 8,87 8,87 7,37 RESS 0 0 0 0 4 鴻池運輸 19% 1,30 1,29 1,30 1,08 0 9 0 9 5 SMN 17% 691 691 691 591 6 グンゼ 16% 4,19 4,19 4,20 3,61 8 5 0 0 7 日本アクア 13% 680 679 680 604 8 JM HLDG <3539. 10% 1,76 1,76 1,76 1,59 T> 2 2 2 6 9 PALTAC 10% 5,18 5,18 5,18 4,70 0 0 0 5 10 高圧ガス工業 10% 671 670 671 610 売り優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 ピー・シー・エー <962 -27% 1,10 1,10 1,10 1,50 9.T> 0 0 0 0 2 ヨータイ -23% 1,01 1,01 1,01 1,31 8 8 8 8 3 イビデン -11% 4,73 4,73 4,73 5,30 3 0 5 0 4 Sansan -9% 1,20 1,20 1,20 1,32 1 0 1 5 5 サンケン電気 -9% 4,30 4,30 4,30 4,74 3 0 5 5 6 ストライク -9% 3,60 3,60 3,61 3,97 8 5 0 0 7 シンクロ・フード <396 -8% 252 251 252 272 3.T> 8 関西電力 -7% 1,10 1,10 1,10 1,18 1 0 1 7 9 SBテクノロジー <472 -7% 2,31 2,31 2,31 2,50 6.T> 8 8 8 0 10 SHOEI -7% 4,43 4,43 4,44 4,78 8 5 0 0 (
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」