[東京 11日 ロイター] - <14:05> 日経平均は強もちあい、トヨタ減益予想は相場全体に影響せず 日経平均は強もちあい。2万6200円台で推移している。トヨタ自動車が 今期は減益になるとの決算見通しを発表したものの、これが相場全体に影響を及ぼすこと はなかった。 市場では「トヨタショックにはならない一方、時間外取引で米株先物が堅調に推移し ていることが日本株を押し上げる要因になっている」(国内証券)との声が聞かれる。 <12:45> 後場の日経平均はプラス圏でもみあい、トヨタ自の決算待ち 後場の日経平均はプラス圏でもみあい。足元の株価は前営業日比50円超高の2万6 200円台半ばを推移している。午後1時25分にトヨタ自動車の決算発表を控 え、徐々に様子見ムードが強まっている。 朝方の日経平均は163円84銭安の2万6003円26銭で安値をつける場面があ った。市場では「心理的節目の2万6000円割れを回避できたため、下値の堅さに対す る安心感がある」(国内証券)との声が聞かれる。 TOPIXは0.30%超安の1855ポイント近辺を推移している。東証33業種 では、保険業、パルプ・紙、銀行業などの22業種が値下がり、海運業、鉄鋼、その他製 品などの11業種は値上がり。 <11:50> 前場の日経平均は反発、イベント待ちで方向感に欠く値動き 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日82円73銭高の2万6249円83銭 と、反発した。前日の米国市場が不安定な値動きとなり、日経平均もプラス圏とマイナス 圏を行き来する方向感に欠く展開となった。きょうは取引時間中の午後1時25分にトヨ タ自動車の決算発表を控えているほか、米国で4月の消費者物価指数(CPI) が公表されるため、様子見姿勢が強かった。 10日の米国株式市場は荒い値動きの中、S&P総合500種とナスダック総 合が上昇し、ダウ工業株30種が下落した。米国債利回りの低下を受け、 前日に売られた大型成長株が買われ、銀行株が売られた。 日経平均は寄り付きで3日続落した後、163円84銭安の2万6003円26銭で 安値をつけた。その後は前日終値近辺での一進一退の値動きが続いたが、時間外取引の米 株先物とアジア株のしっかりとした値動きを受け、前場終盤ではプラス圏で落ち着いた動 きとなった。 市場では「昨日の日本株急落の動きで、投資家はいったん売り切った。目先の下値は 堅いとみている」(国内証券)との声が聞かれた。 TOPIXは3日続落し0.27%安の1857.35ポイントで午前の取引を終了 。東証プライム市場の売買代金は1兆5675億0300万円だった。東証33業種では 、保険業、パルプ・紙、銀行業、石油・石炭製品などの22業種が値下がり。海運業、鉄 鋼、精密機器などの11業種は値上がりした。 個別では、東京エレクトロン、ファーストリテイリング、ダイキン 工業などの値がさ株がしっかり。第一三共、ソフトバンクグループ<998 4.T>、太陽誘電は売られた。 前日に企業決算を発表した任天堂、ソニーグループはともに2%超 高となった。 プライム市場の騰落数は、値上がり636銘柄(34%)に対し、値下がりが112 9銘柄(61%)、変わらずが68銘柄(3%)だった。 <11:10> 日経平均はプラス圏、材料待ちで手控えムード 日経平均はプラス圏を推移している。足元の株価は前営業日比100円超高の2万6 200円台半ば。市場では「イベント待ちで様子見ムードが強い。追加の材料が必要」( 国内証券)との声が聞かれる。きょうは取引時間中の午後1時25分にトヨタ自動車<720 3.T>の決算発表を控えているほか、米国で4月の消費者物価指数(CPI)が公表される 。 午前11時現在の東証プライム市場の売買代金は1兆3859億7000万円。東証 33業種では、保険業、パルプ・紙、銀行業などの22業種が値下がり、海運業、精密機 器、鉄鋼などの11業種が値上がりとなっている。 <10:06> 日経平均は一進一退、米CPI待ちのムードに 日経平均は前日終値を挟んだ一進一退となっている。朝方には心理的節目2万600 0円に接近するまで下げる場面があったが、その後は一時小幅高に持ち直すなど、方向感 を欠く動きとなっている。市場では「決算を材料とした売買はみられるが、基本的には米 CPIを見極めたいムードが強い」(国内証券)との声が出ている。 東証33業種では、値上がりは鉄鋼や海運業、精密機器など6業種で、値下がりはパ ルプ・紙や非鉄金属、石油・石炭製品など27業種。東証プライム市場の騰落数は、値上 がりが487銘柄(26%)、値下がりは1282銘柄(70%)、変わらずは61銘柄 (3%)となっている。 <09:10> 日経平均は続落スタート、米CPIを警戒 買い戻しでプラス転換 も 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比121円72銭安の2万6045 円38銭と、続落でスタートした。米消費者物価指数(CPI)の発表を控えて警戒感が 重しとなった。その後、短時間で買い戻されて一時プラス転換し、前日終値付近での推移 となっている。 主力株はトヨタ自動車が小安い。東京エレクトロンなど半導体装置 関連株は堅調。前日に決算を発表したソニーグループはしっかりな一方、任天堂 は横ばい圏となっている。 指数寄与度の大きいファーストリテイリングはしっかり、ソフトバンクグル ープは小安い。 <08:27> 寄り前の板状況、大末建設が買い優勢 関西ペイントは売り優勢 東証プライム市場の寄り前の板状況では、買い優勢と売り優勢のそれぞれ上位銘柄群 は以下の通り。 買い優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 大末建設 23% 1,62 1,62 1,62 1,32 9 9 9 9 2 キトー 21% 1,99 1,99 1,99 1,65 5 4 5 0 3 オプテックスグループ 19% 1,95 1,94 1,95 1,63 0 9 0 3 4 デクセリアルズ 18% 3,31 3,31 3,32 2,81 8 5 0 8 5 リコー 15% 1,14 1,14 1,14 990 0 0 0 6 三井倉庫HLDG 14% 2,70 2,70 2,70 2,36 5 5 5 8 7 極東貿易 14% 2,50 2,49 2,50 2,19 0 9 0 0 8 東海理化電機製作所 12% 1,52 1,51 1,52 1,36 0 9 0 2 9 横河電機 10% 2,20 2,19 2,20 2,00 0 9 0 7 10 WOW WORLD 9% 1,20 1,19 1,20 1,09 0 9 0 8 売り優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 関西ペイント -22% 1,39 1,39 1,39 1,79 0 0 0 0 2 大平洋金属 -22% 2,50 2,50 2,50 3,20 0 0 0 0 3 三櫻工業 -21% 554 553 554 703 4 福山通運 -18% 3,11 3,11 3,11 3,81 5 5 5 5 5 北陸電気工業 -12% 1,06 1,06 1,06 1,21 5 4 5 2 6 エン・ジャパン -11% 2,75 2,75 2,75 3,09 1 0 1 0 7 JMDC -10% 4,76 4,76 4,76 5,31 0 0 0 0 8 ネクソン -10% 2,65 2,65 2,65 2,94 1 0 1 4 9 セレス -10% 1,20 1,20 1,20 1,32 1 0 1 7 10 ラクス -8% 1,22 1,22 1,22 1,33 1 0 1 3 (
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