[東京 16日 ロイター] - <15:44> 日経平均・日足は「小陰線」、25日線回復ならず 日経平均・日足は「小陰線」となった。終値は2万6547円05銭。25日移動平 均線(2万6756円87銭=16日)を一時回復する場面があったが、終値では下回っ た。75日線(2万6844円03銭=同)や日足・一目均衡表の基準線(2万6827 円03銭=同)付近で押し返された。雲領域に戻しており、基準線を上抜けて上昇に弾み をつけるかがポイント。雲の下限(2万6510円28銭=同)が目先のサポート。 <15:06> 新興株はマザーズが続伸、5日線を回復 米株先物の軟調推移で戻 り鈍く 新興株式市場は、マザーズ総合が続伸した。先週末から5日移動平均線(648.4 8ポイント=16日)を上回っており、市場では「底入れの兆し」(国内証券)との声が 聞かれた一方、米株先物の軟調な動きが重しとなって「戻りは鈍い」(別の国内証券)と の見方も出ていた。 マザーズ総合は前営業日比1.42%高の657.83ポイント。ウェルスナビ<734 2.T>、メドレーなどの上昇が指数を押し上げた。PKSHA Technolo gyは一時ストップ高。一方、メルカリ、日本電解の下落が重 しになった。セーフィーはストップ安となり年初来安値を更新した。 <13:45> 日経平均は伸び悩み、弱い中国経済指標が重し 日経平均は前場の終盤と同様に伸び悩んでいる。後場は前引け水準よりわずかに高く 始まった後、上値の重い値動きとなっている。上海株や香港株が小安い中、朝方にプラス だった米株先物も小安く推移しており、投資家心理の重しになっている。 中国で4月の経済指標が複数発表され、新型コロナウイルスの流行を踏まえた行動制 限で消費、鉱工業生産などが大きな打撃を受けたことがわかり「改めて嫌気された」(国 内証券)との声が聞かれる。 中国国家統計局が16日発表した4月の小売売上高は前年比11.1%減少で、予想 の6.1%減も下回った。2020年3月以来の大幅な減少。3月は3.5%減だった。 鉱工業生産は前年比2.9%減少し、3月の5.0%増から大幅に落ち込んだ。ロイター 調査の予想0.4%増も下回った。20年2月以来の大幅な減少となった。1─4月の固 定資産投資は前年同期比6.8%増加。予想は7.0%増、1─3月は9.3%増だった 。 <11:35> 前場の日経平均は続伸、米株先物軟化で中盤から伸び悩む 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比64円64銭高の2万6492円29 銭と、続伸した。前週末の米国株式市場の上昇を好感して幅広く物色されて始まったもの の、中盤から時間外取引で米株先物が軟化するにつれ、相場全般は伸び悩んだ。 13日の米国株式市場は上昇。インフレがピークアウトした兆候に安心感が広がる一 方、連邦準備理事会(FRB)による金融政策引き締めで米経済がリセッション(景気後 退)に陥るとの懸念もくすぶっているという。 これを受けて日本株は、前週末の好地合いを引き継ぎ上値を追って始まった。主力銘 柄を中心に幅広く物色されたものの、日経平均が2万7000円に接近すると利益確定売 りがかさみ、前場中盤から失速した。 市場では「企業業績を受けた物色動向が相場全体を支えることになりそうだ。ただ、 日経平均が2万7000円を目前にした水準では動きがもたつく」(野村証券・ストラテ ジストの澤田麻希氏)との声が聞かれる。 TOPIXは0.14%安で午前の取引を終了。東証プライム市場の売買代金は1兆 7247億0100万円。東証33業種では、倉庫・運輸関連業の上昇が目立つが、全体 としては値下がり業種の方が多い。 個別では、ソフトバンクグループは小じっかりだったが、朝方は上値追いの 展開となった東京エレクトロンが中盤から値を消した。また、同一業種であって も、マツダが上昇する半面、ホンダが大幅下落したように、決算内容に よって株価の優劣が分かれている。 プライム市場の騰落数は、値上がり515銘柄(28%)に対し、値下がりが127 8銘柄(69%)、変わらずが37銘柄(2%)だった。 <10:35> 日経平均は高値もみあい、決算の優劣で株価動向に明暗も 日経平均は高値もみあいとなっている。主力銘柄を中心に幅広く買われており「時間 外取引で米株先物が底堅く推移していることが買い安心感を誘っているようだ」(国内証 券)という。 一方、個別では、マツダが上昇する半面、ホンダが大幅下落となる など、同一業種間でも決算の優劣によって株価動向に明暗が分かれるケースが目立つ。 <09:05> 日経平均は続伸、米国株式市場の上昇を好感し幅広く物色 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比325円72銭高の2万6753 円37銭と、続伸してスタート。前週末の米国株式市場が上昇したことを好感し、幅広く 物色されている。 東京エレクトロンなど半導体関連株が上値を追っているほか、ソニーグルー プなど主力銘柄にしっかりしたものが目立つ。 <08:20> 寄り前の板状況、日東工業は買い優勢 日医工は売り優勢 東証プライム市場の寄り前の板状況では、買い優勢と売り優勢のそれぞれ上位銘柄群 は以下の通り。 買い優勢 銘柄名 騰落 MID気 買気配 売気配 終値 率 配 1 日東工業 25% 1,986 1,986 1,986 1,586 2 DmMIX 25% 1,992 1,991 1,992 1,592 3 ダブルスタンダード 23% 2,143 2,142 2,143 1,743 4 ヨータイ 22% 1,647 1,647 1,647 1,347 5 トレックス・セミコンダクター <6616 22% 2,775 2,775 2,775 2,275 .T> 6 三ツ星ベルト 22% 2,814 2,814 2,814 2,314 7 Orchestra HLDG <6533 21% 2,890 2,890 2,890 2,390 .T> 8 三井松島HLDG 21% 2,345 2,345 2,345 1,945 9 エン・ジャパン 20% 2,953 2,953 2,953 2,453 10 西本Wismettac HLD <92 20% 2,974 2,974 2,974 2,474 60.T> 売り優勢 銘柄名 騰落 MID気 買気配 売気配 終値 率 配 1 日医工 -77% 122 122 122 522 2 イワキポンプ -29% 745 745 745 1,045 3 ギークス -27% 806 806 806 1,106 4 栄研化学 -25% 1,196 1,196 1,196 1,596 5 ミロク情報サービス -24% 940 940 940 1,240 6 Fast Fitness Jp <70 -22% 1,441 1,440 1,441 1,840 92.T> 7 三櫻工業 -21% 556 555 556 703 8 サニーサイドアップグループ <2180.T -19% 643 643 643 793 > 9 メルコHLDG -18% 3,245 3,245 3,245 3,945 10 ウェルビー -16% 729 728 729 871 (
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