[東京 17日 ロイター] - <15:55> 日経平均・日足は「小陽線」、雲領域内を継続 日経平均・日足は上下にヒゲを伴う「小陽線」となった。終値は2万6659円75 銭で、引き続き日足・一目均衡表の雲領域(上限2万7143円49銭、下限2万651 0円28銭=17日)内にとどまった。基準線(2万6634円38銭=同)をわずかに 上回った一方、25日移動平均線(2万6729円25銭=同)に上値を抑えらており、 これを上抜けて上昇に弾みをつけるかが焦点。 <15:06> 新興株式市場はマザーズが反落、メルカリやフリーの下げが重し 新興株式市場は、マザーズ総合が反落した。ハイテク株比率の高い米ナスダック総合 が前日の米国市場で下落し、投資家心理の重しとなった。 マザーズ総合は前営業日比1.88%安の645.46ポイント。値がさのメルカリ やフリー、ビジョナルの下げが指数の重しとなった。 一方、NexToneやジーエヌアイグループ、BuySell Technologiesはしっかりだった。 <14:16> 日経平均は小じっかり、米小売売上高で「経済の耐性」を確認 日経平均は小じっかりと推移している。米株先物や上海株が小高い水準で推移して相 場の支えになり、前引けの水準から次第に上げ幅を広げている。一方、「外部環境の不透 明感が残る中で積極的には上値を追いにくい」(国内証券)との声も聞かれる。 きょうは米国で4月の小売売上高や鉱工業生産の発表を控えており、とりわけ後場は 模様眺めになりやすいという。同指標を通じ「米国の金融引き締めに対する経済の耐性を 確認したい」(別の国内証券)との声が出ている。 米国では前日、ニューヨーク連銀が発表した5月のニューヨーク州製造業業況指数が マイナス11.6となり、前月のプラス24.6から急低下した。市場では、FRBの積 極的な金融引き締めの影響が出始めているとの警戒感もくすぶっている。 米国では小売大手ウォルマートの決算発表も予定されている。 <12:50> 後場の日経平均は強もちあい、米株先物の堅調が下支えに 後場の日経平均は強もちあいとなっている。2万6600円台で推移。手掛かり材料 に乏しいながら、時間外取引で米株先物が堅調に推移し、これが下支えとなっている。 市場では「企業決算の結果は予想したよりも良かった印象があり、下値には買いが入 るものの、投資家は上値に対しては引き続き慎重となっている」(国内証券)との声が聞 かれた。 <11:35> 前場の日経平均は続伸、好地合い引き継ぐが上値重く伸び悩む 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比53円98銭高の2万6601円03 銭と、続伸した。決算発表の一巡で新たな材料を欠くものの、好決算物色が下支えとなっ て好地合いを継続した。ただ、上値の重さが意識され徐々に伸び悩んだ。 16日の米国株式市場でダウ工業30種平均は上昇したが、S&P総合500種、ナ スダック総合が下落。エネルギー株が上昇したものの、さえない中国の経済指標を受けて 世界の景気減速懸念が強まる中、テスラなどグロース株が売られた。 日本株は前日までの好地合いを引き継ぎ、朝方から堅調な展開。時間外取引において ナスダックなど米株先物が堅調に推移したことが好感されている。引き続き好決算を発表 した銘柄に対する物色意欲が強い。 ただ、前引けにかけて、全体的に伸び悩んだ。テクニカル面では2万6700円台に 位置する「25日移動平均線が抵抗線として機能しており、上値の重さが意識されている 」(野村証券・投資情報部ストラテジストの神谷和男氏)という。同線を上抜くまでは自 律反発の域は出ないとの指摘もある。 TOPIXは0.14%高で午前の取引を終了。東証プライム市場の売買代金は1兆 4392億1900万円。東証33業種では、鉱業、海運業、石油・石炭製品が上昇した 半面、食料品、銀行業、金属製品などの値下がりが目立つ。 個別では、日本郵船など海運株が堅調に推移し、東京エレクトロン や任天堂も高いが、トヨタ自動車はさえず、アサヒグループホールディ ングスが大幅安となった。 プライム市場の騰落数は、値上がり975銘柄(53%)に対し、値下がりが784 銘柄(42%)、変わらずが74銘柄(4%)だった。 <11:05> 日経平均はしっかり、戻りの重さを意識しつつ徐々に上値追い 日経平均はしっかり。一時2万6700円台を回復した。戻りの重さが意識されなが らも、好決算銘柄を中心に物色され、徐々に上値を追う展開となっている。 市場では「目先は上値に位置する25日移動平均線が意識されており、ここからは慎 重にならざるを得ない。ただ、同線を突破することができれば、リバウンド相場に弾みが 加わりそうだ」(国内証券)との声が聞かれた。 <10:05> 日経平均は一進一退、決算通過で方向感探りづらい 日経平均はプラス圏とマイナス圏を行き来する展開となっている。前日の米国株式市 場はまちまち、時間外取引での米株先物も横ばい圏での動きとなっており、方向感を探り づらいという。 市場では「決算通過後で特に割安感があるわけでもない。次の材料待ち」(国内証券 )との声が聞かれる。 午前10時現在の東証プライム市場の売買代金は9074億0200万円。東証33 業種では、鉱業、石油・石炭製品、海運業、鉄鋼などの20業種が値上がり、食料品、金 属製品などの13業種が値下がりとなっている。 <09:06> 寄り付きの日経平均は続伸後マイナス圏、2万6500円台近辺 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比8円18銭高の2万6555円2 3銭と小幅に続伸した。その後はマイナス圏に沈み、2万6500円近辺でのもみあいと なっている。週明け16日の米国株式市場はエネルギー株が上昇した半面、電気自動車( EV)大手テスラなどのグロース株が売られ、ナスダックは1.20%安と下落 した。 TOPIXは前日終値近辺の1860ポイント台。東証33業種では、鉱業、石油・ 石炭製品、海運業などの17業種が値上がり、倉庫・運輸関連、輸送用機器、金属製品な どの16業種が値下がりとなっている。 <08:20> 寄り前の板状況、キトーは買い優勢 HOYAが売り優勢 東証プライム市場の寄り前の板状況では、買い優勢と売り優勢のそれぞれ上位銘柄群 は以下の通り。 買い優勢 銘柄名 騰落 MID気 買気 売気 終値 率 配 配 配 1 キトー 24% 2,080 2,080 2,080 1,680 2 ティラド 22% 2,793 2,793 2,793 2,293 3 近鉄エクスプレス 21% 4,100 4,100 4,100 3,400 4 大同特殊鋼 20% 4,190 4,190 4,190 3,490 5 西本Wismettac HLD <9260 17% 3,475 3,475 3,475 2,974 .T> 6 日新電機 15% 1,650 1,649 1,650 1,438 7 スズケン 15% 3,848 3,845 3,850 3,360 8 関西ペイント 13% 1,725 1,724 1,725 1,521 9 日本リーテック 13% 1,200 1,199 1,200 1,059 10 ニッコンHLDG 12% 2,280 2,279 2,280 2,030 売り優勢 銘柄名 騰落 MID気 買気 売気 終値 率 配 配 配 1 HOYA -24% 9,745 9,745 9,745 12,74 5 2 レアジョブ -21% 566 566 566 716 3 第一生命HLDG -20% 2,024 2,024 2,024 2,524 4 サニーサイドアップグループ -10% 578 577 578 643 5 ラクス -10% 1,285 1,285 1,285 1,430 6 東ソー -10% 1,703 1,702 1,703 1,892 7 第一三共 -10% 3,007 3,006 3,007 3,341 8 SG HLDG -10% 2,074 2,073 2,074 2,304 9 三菱地所 -10% 1,636 1,636 1,636 1,818 10 東芝 -10% 4,884 4,883 4,884 5,426 (
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