[東京 18日 ロイター] - <15:05> 新興株はマザーズ総合が反発、BASEやメルカリの上昇が寄与 新興株式市場は、マザーズ総合が反発した。ハイテク株比率の高い米ナスダックが前 日の米国市場で上昇しており、グロース(成長)株が物色された。 マザーズ総合は前営業日比1.69%高の656.37ポイントだった。BASE<4 477.T>やメルカリ、ジーエヌアイグループの上昇が指数押し上げに寄与 した。一方、CYBERDYNEやココナラ、ビジョナルはさ えなかった。 <14:04> 日経平均は小動き、外部環境の不透明感くすぶり上値追い慎重 後場の日経平均は2万6800円台前半を軸にした小動きとなっている。前場の値幅 が300円超だったのに対し、後場は約70円にとどまっている。米株先物や上海株は小 安く推移し、投資家心理の重しとなっている。 米小売売上高といった目先の重要イベントを通過し、朝方には短期的なリバウンドを 期待した買いが一時優勢となったが、長続きしなかった。 米金融引き締めやインフレ、景気の先行きへの警戒感は払拭されておらず、上海市の ロックダウン(都市封鎖)が緩和の方向となってきた中国経済も、他地域での感染拡大が 懸念され、市場では「積極的には上値を追えない」(国内証券)との声が聞かれる。 <12:35> 後場入りの日経平均は高値もみあい、手掛かり乏しく一進一退に 後場に入ってからの日経平均は高値もみあい。2万6700円台で推移している。市 場では「手掛かり材料に乏しく、徐々に模様眺めとなってきており、一進一退となってい る」(国内証券)との声が聞かれた。 テクニカル面での好転が目立ってきたものの、時間外取引で米株先物が軟調に推移し ているため、上値に対して慎重になっている。 <11:40> 前場の日経平均は続伸、米株高を好感し一時2万7000円を回復 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比191円40銭高の2万6851円1 5銭と、続伸した。前日の米国株式市場が高かったことを好感して幅広く買われ、一時、 2万7000円台を回復した。25日移動平均線を上回り、テクニカル面の改善も注目さ れている。 17日の米国株式市場は大幅上昇。4月の小売売上高が好調で景気減速懸念を打ち消 した。商務省が発表した4月の小売売上高は前月比0.9%増加。供給面の改善を背景に 自動車の購入や外食への支出が拡大した。 これを受けて日本株は上値追いの展開となった。ハイテク株を中心に幅広く物色され たが、戻りに対する警戒感があるほか、中国株や時間外取引で米株先物が軟化したことを 嫌気し、中盤から伸び悩んだ。 ただ、好決算銘柄は底堅い動きを継続している。市場では「決算発表シーズン中は業 績予想に対して弱気のガイダンスが多いと警戒されたが、発表した直後は下方修正される こともないので、それが買い安心感を誘っている」(SBI証券・投資調査部長の鈴木英 之氏)との声が聞かれる。 TOPIXは0.73%高で午前の取引を終了。東証プライム市場の売買代金は1兆 5708億6900万円。東証33業種では、その他製品、空運業、精密機器などが高い 。半面、鉱業などが下落した。 個別では、東京エレクトロンなど半導体関連株がしっかり。ソフトバンクグ ループも堅調に推移し、日本郵船などの海運株、富士通も上昇 した。一方、ファーストリテイリングはさえない。 プライム市場の騰落数は、値上がり938銘柄(51%)に対し、値下がりが834 銘柄(45%)、変わらずが64銘柄(3%)だった。 <10:50> 日経平均は急速に伸び悩み、上海市場安や米株先物軟化で 日経平均が急速に伸び悩んだ。新たな買い材料が見当たらない中で、上値に対して慎 重な動きとなっている。上海株式市場が安く始まったほか、時間外取引で米株先物が軟化 したことなどが嫌気された。 市場では「新たな材料がない中で、上海市場の動きに左右されそうだ」(国内証券) との声も聞かれただけに、中国株安が水を差した格好となっている。 <09:55> 日経平均は2万7000円回復後上値重い、達成感から利益確定売り 日経平均は5月6日以来、8営業日ぶりに心理的節目の2万7000円を回復し、前 営業日比393円43銭高の2万7053円18銭で高値を付ける場面があった。ただ、 その後は上げ幅を縮小し、足元の株価は300円ほど高い2万6900円台後半を推移し ている。市場では「達成感と過熱感で、2万7000円からは上値が重い」(国内証券) との声が聞かれる。 内閣府が寄り付き前に発表した実質国内総生産(GDP)1次速報によると、202 2年1―3月期の成長率は前期比0.2%減、年率換算で1.0%のマイナス成長となっ たが、相場への影響は限定的になっている。 <09:06> 寄り付きの日経平均は続伸、米株高の流れ引き継ぐ 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比167円07銭高の2万6826 円82銭と4日続伸した。その後は250円超高の2万6900円台前半を推移している 。17日の米国株式市場の堅調な流れを引き継いだ。 TOPIXは同0.80%超高の1880ポイント台。東証33業種では、電気機器 、繊維業、情報・通信業、機械などの25業種が値上がり、電気・ガス業、パルプ・紙、 石油・石炭製品などの8業種が値下がりとなっている。 <08:20> 寄り前の板状況、日医工が買い優勢 燦HLDGは売り優勢 東証プライム市場の寄り前の板状況では、買い優勢と売り優勢のそれぞれ上位銘柄群 は以下の通り。 買い優勢 銘柄名 騰落 MID気 買気 売気 終値 率 配 配 配 1 日医工 24% 408 407 408 328 2 キトー 24% 2,580 2,580 2,580 2,080 3 テイ・エス テック 24% 1,558 1,558 1,558 1,258 4 四国化成工業 21% 1,500 1,499 1,500 1,235 5 フェイス 21% 872 872 872 722 6 リブセンス 14% 176 175 176 154 7 インテージHLDG 11% 1,617 1,616 1,617 1,457 8 スターツコーポレーション 10% 2,486 2,485 2,486 2,265 9 福山通運 9% 3,668 3,665 3,670 3,350 10 アズビル 8% 3,893 3,890 3,895 3,595 売り優勢 銘柄名 騰落 MID気 買気 売気 終値 率 配 配 配 1 燦HLDG -10% 1,634 1,633 1,634 1,807 2 M&Aキャピタルパートナーズ <6080.T -8% 2,850 2,850 2,850 3,090 > 3 レアジョブ -7% 527 526 527 566 4 ドリームインキュベータ -7% 1,962 1,961 1,962 2,099 5 ワイヤレスゲート -6% 272 272 272 289 6 パーソルHLDG -5% 2,351 2,350 2,351 2,485 7 CARTA HLDG -5% 1,826 1,825 1,826 1,927 8 エムアップHLDG -5% 991 990 991 1,045 9 富山第一銀行 -5% 341 340 341 357 10 リソルHLDG -5% 4,320 4,320 4,320 4,525 (
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