[東京 19日 ロイター] - <15:53> 日経平均・日足は「小陰線」、再び25日線を下回る 日経平均・日足は「小陰線」となった。終値は2万6402円84銭。大きく窓を開 けて下落し、前日に回復したばかりの25日移動平均線(2万6706円84銭=19日 )を再び下回ったほか、5日線(2万6589円70銭=同)も下回った。下方向では心 理的節目2万6000円や12日安値2万5688円11銭がめどに意識される。一方、 前日に複数の上昇サインが点灯したほか、ローソク足の下ヒゲが長く買い方の抵抗力がう かがえ、持ち直しにも期待をつなぐ。 <15:05> 新興株はマザーズ総合が反落、メルカリは年初来安値 新興株式市場は、マザーズ総合が反落した。前日の米国市場で大幅な株安となる中、 日経平均も大幅安となり、新興株市場でも売りが優勢となった。 マザーズ総合は前営業日比2.39%安の640.67ポイント。値がさのメルカリ が年初来安値となったほか、ビジョナルやフリーも一時年初来 安値に下落した。 一方、ペルセウスプロテオミクスがストップ高となったほか、ジーエヌアイ グループオキサイドはしっかりだった。 <13:02> 日経平均は下げ幅縮小、中国株や米株先物の底堅い動きが支え 日経平均は、前引け時点から下げ幅を縮小している。中国株が底堅い動きとなってる ほか、時間外取引で米株先物が下げ幅を縮小、為替が朝方に比べ円安方向に振れたことも あって、投資家心理が持ち直しているとの見方が出ている。 TOPIXが午前の取引を2%超安で終えたことから、日銀による上場投資信託(E TF)買いを期待した買いもあるとみられている。 東証プライム市場の騰落数は、値上がりが426銘柄(23%)、値下がりは135 0銘柄(73%)となり、前引け時点より値上がり銘柄数が増えている。 <11:35> 前場の日経平均は急反落、米株大幅安嫌気し幅広く売られる 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比672円80銭安の2万6238円4 0銭と、急反落した。前日の米国株式市場が大幅安となったことを嫌気し、主力株を中心 に幅広く売られた。 18日の米国株式市場は急反落して終了。四半期利益が半減した小売大手ターゲット が売り込まれ、時価総額の約25%を消失。米経済を巡る懸念が強まった。S& P総合500種とダウ工業株30種の下げは2020年6月以来の大きさとなった。 これを受けて日本株は、前日までの好地合いから一転して売り優勢の展開。主力銘柄 を中心に幅広く売られた。日経平均で2万6000円台前半は割安との印象があるため、 押し目を買う動きがみられるものの、米景気に対する警戒感が強くなってきたことで、戻 りは鈍いものになっている。 売り一巡後は、ほぼ底ばいと言える動きになったが、市場では「前引け段階でTOP IXが2%を超す下げとなった場合は、日銀のETF買いが思惑視される」(野村証券・ 投資情報部ストラテジストの神谷和男氏)との声も聞かれ、TOPIXが2%安の水準で 推移したことも下げ渋る要因になったようだ。 TOPIXは2.03%安で午前の取引を終了。東証プライム市場の売買代金は1兆 5631億8300万円だった。東証33業種では、全業種が値下がりとなっている。個 別では、東京エレクトロンなど半導体関連株が軟調に推移したほか、トヨタ自動 車が3月18日以来の2000円割れとなった。ソフトバンクグループ もさえない。一方、三菱重工業は連日の年初来高値更新となった。 プライム市場の騰落数は、値上がり202銘柄(11%)に対し、値下がりが159 7銘柄(86%)、変わらずが38銘柄(2%)だった。 <10:10> 日経平均は下げ渋り、売り一巡後は安値圏で一進一退 日経平均は下げ渋っている。朝方は主力銘柄を中心に崩れたものの、売りが一巡した 後は安値圏で一進一退の展開。ここからは「時間外取引での米株先物や、これから開く中 国株式市場の動向に左右されやすい状態になる」(国内証券)という。 午前10時10分現在、東証プライム市場の騰落状況は値下がり銘柄が1000を超 え、率にして90%の全面安商状。ただ、好決算が相次いだことで時価近辺は割安との指 摘もあり、押し目を買う動きも出ている。 <09:05> 日経平均は急反落、米株大幅安を嫌気 700円超す下げに 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比475円88銭安の2万6435 円32銭と、急反落してスタートした。前日の米国株式市場が大幅に安くなったことを嫌 気して、幅広く売られる展開になっている。 トヨタ自動車、ソニーグループなど主力銘柄が総じて軟調。日経平 均は前日比700円を超す下げとなった。 <08:20> 寄り前の板状況、日医工は買い優勢 インタ―アクションは売り優 勢 東証プライム市場の寄り前の板状況では、買い優勢と売り優勢のそれぞれ上位銘柄群 は以下の通り。 買い優勢 銘柄名 騰落率 MID気 買気配 売気配 終値 配 1 日医工 19% 488 487 488 408 2 ファインデックス 16% 714 714 714 614 3 東プレ 8% 1,085 1,084 1,085 1,006 4 東洋建設 7% 900 899 900 841 5 クスリのアオキHLDG 7% 5,795 5,790 5,800 5,440 6 キトー 6% 2,725 2,724 2,725 2,580 7 ランドコンピュータ 5% 907 906 907 862 8 JCU 5% 3,800 3,800 3,800 3,625 9 MonotaRO 4% 2,035 2,034 2,035 1,949 10 サントリー食品インターナショナ <25 4% 5,255 5,250 5,260 5,070 87.T> 売り優勢 銘柄名 騰落率 MID気 買気配 売気配 終値 配 1 インターアクション -12% 1,802 1,801 1,802 2,048 2 GMOグローバルサイン・HLD <37 -12% 5,185 5,180 5,190 5,880 88.T> 3 ジャムコ -12% 761 760 761 862 4 メドピア -12% 1,887 1,886 1,887 2,137 5 ラクス -12% 1,302 1,301 1,302 1,474 6 ENEOS HLDG -12% 450 450 450 510 7 日東電工 -11% 8,045 8,040 8,050 9,070 8 マネーフォワード -11% 2,795 2,795 2,795 3,150 9 CARTA HLDG -11% 1,750 1,750 1,750 1,970 10 サンケン電気 -11% 4,883 4,880 4,885 5,480 (
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