[東京 20日 ロイター] - <15:50> 日経平均・日足は「中陽線」、底入れの印象を強める 日経平均・日足は上下にごく短いヒゲを伴う「中陽線」となった。前日に引いた「た くり線」から上値指向の強い足を引いたことで、底入れの印象を強めている。前日の長い 下ヒゲがだめ押しとなった格好だ。 再び、終値が5日移動平均線(2万6646円64銭=20日)と25日移動平均線 (2万6702円47銭=同)を上回ったことが注目できる。このまま、両線を割り込ま ず、かつ25日線が上向きに転じれば、リバウンド相場に対する期待が一段と大きくなり そうだ。 <15:05> 新興株式市場はマザーズ総合が反発、徐々に底堅さ増す 新興株式市場は、マザーズ総合が反発した。徐々に底堅さが増してきたことから、値 幅取りの動きが活発化している。 マザーズ総合は前営業日比2.59%高の657.29ポイント。シンバイオ製薬<4 582.T>がストップ高となったほか、HENNGE、JTOWERなどが しっかり。半面、朝方は反転したメルカリは終盤に失速した。 <14:10> 日経平均は上値追い、時間外取引で米株先物が堅調に推移 日経平均は上値を追う展開。前場のレンジを抜け、2万6700円台の半ばまで上昇 してきた。週末であるため新規の買いは入りにくいものの「投資家の不安心理を示すVI X指数の低下から、米株の反発が読まれるため買い戻しが活発化している」(国内証券) という。 時間外取引で堅調に推移している米株先物が買い材料になっている。 <12:55> 日経平均は前場レンジで一進一退、週末で動きは限定的 日経平均は前場のレンジ内(2万6426円─2万6719円)で一進一退の値動き となっている。足元の株価は250円超高の2万6600円台後半。週末のため、積極的 な上値追いの動きは限られているという。 市場では「週末要因で動きに乏しいが、日本株は底打ち期待が高まっている」(国内 証券)との声が聞かれる。米国株は年初来安値圏で推移しているものの、日本株はボック ス圏内での値動きを維持しているため「3月に付けた安値(2万4681円74銭=3月 9日)は更新しないとの見方があり、下値は堅い」(同)という。 <11:50> 前場の日経平均は反発、アジア株高や自律狙いの買いで 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比309円52銭高円の2万6712円 36銭と、反発した。19日の米国株式市場は下落したものの、時間外取引での米株先物 やアジア株の底堅い値動きが好感された。前日の大幅安を受けた自律反発狙いの買いも指 数を下支えした。 日経平均は45円高と小幅反発で寄り付いた後、上げ幅を拡大して前引け間際に31 7円08銭高の2万6719円92銭で高値をつけた。米株先物やアジア株の値動きのほ か、外為市場での円安基調が好感された。 中国上海市でロックダウン(都市封鎖)が緩和される見通しとなったことで、アジア 株は景気回復期待から底堅い値動きで、市場では「このところの株価下押し要因が一つ後 退し、底打ち期待が高まっている」(国内証券)との声が聞かれた。 朝方に総務省が発表した4月の全国消費者物価指数(生鮮食品を除く、コアCPI) は前年同月比2.1%上昇、2015年3月以来の大きな伸びとなった。「コンセンサス 予想通りでサプライズはない」(運用会社)が、「国内消費への影響は避けられないため 、今後の政府や日銀の動きに注目が集まっている」(同)との見方があった。 コアCPIの伸びは前月の0.8%から急拡大。日銀が政策目標とする総合指数も2 .5%上昇と、目標の2%を超えた。 TOPIXは0.72%高の1873.54ポイントで午前の取引を終了。東証プラ イム市場の売買代金は1兆4959億6100万円だった。東証33業種では、海運業、 非鉄金属、精密機器、鉄鋼などの26業種が値上がり。半面、電気・ガス業、建設業など の7業種が値下がりした。 個別では、ファーストリテイリング、ソフトバンクグループ、東京 エレクトロンなどの値がさ株や半導体関連の一角がしっかり。ダイキン工業<636 7.T>、セコム、キーエンスはさえなかった。 プライム市場の騰落数は、値上がり1083銘柄(58%)に対し、値下がりが66 6銘柄(36%)、変わらずが88銘柄(4%)だった。 <11:00> 日経平均は上げ幅を拡大、300円超高 アジア株高などを好感 日経平均は上げ幅を拡大し、前営業日比300円超高の2万6700円台前半を推移 している。アジア株や時間外取引での米株先物の底堅い動きのほか、外為市場での円安/ ドル高水準が支えとなっているという。 市場では「アジア株がしっかり。上海市などがロックダウン(都市封鎖)緩和へ動い ており、安心感が広がっている」(国内証券)との声が聞かれた。 <10:08> 日経平均は小じっかり、米株先物の小高い推移が支援ファーストリ テイリング 日経平均は小じっかりとなっている。一時142円17銭高の2万6545円01銭 に上昇した。市場では「米株先物が小高く推移しており、投資家心理を支援している」( 国内証券)との声が聞かれる。半導体関連はプラスに持ち直す銘柄もみられ「値がさ株が 多く、指数の支えになりそう」(別の国内証券)との見方もある。 東証33業種では、値上がりは海運業や非鉄金属、鉄鋼など17業種で、値下がりは 電気・ガス業やパルプ・紙、鉱業など16業種。東証プライム市場の騰落数は、値上がり が814銘柄(44%)、値下がりは926銘柄(50%)となっている。 <09:08> 日経平均は小幅に反発してスタート、自律反発期待の買いが先行 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比45円39銭高の2万6448円 23銭と、小幅に反発してスタートした。前日の大幅下落からの自律反発を期待した買い が先行した。 トヨタ自動車やソニーグループは小幅高。東京エレクトロン<8035. T>など半導体関連株は総じて小安い。 指数寄与度の大きいファーストリテイリングが小安い一方、ソフトバンクグ ループはしっかりとなっている。 <08:23> 寄り前の板状況、レアジョブが買い優勢 コネクシオは売り優勢 東証プライム市場の寄り前の板状況では、買い優勢と売り優勢のそれぞれ上位銘柄群 は以下の通り。 買い優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 レアジョブ 19% 638 638 638 538 2 セイコーエプソン 18% 2,30 2,29 2,30 1,95 0 9 0 2 3 コスモス薬品 16% 12,9 12,9 13,0 11,2 95 90 00 10 4 住友ゴム工業 12% 1,30 1,29 1,30 1,15 0 9 0 6 5 SG HLDG 11% 2,49 2,49 2,49 2,24 9 9 9 4 6 大王製紙 11% 1,55 1,55 1,55 1,39 4 4 4 6 7 アドバンテッジリスクマネジメ 9% 534 533 534 490 ン 8 高砂熱学工業 8% 1,71 1,70 1,71 1,58 0 9 0 6 9 文化シヤッター 8% 1,00 1,00 1,00 929 0 0 0 10 日神グループHLDG 8% 480 479 480 446 売り優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 コネクシオ -21% 1,10 1,10 1,10 1,40 6 5 6 5 2 西松建設 -17% 3,34 3,34 3,34 4,04 0 0 0 0 3 ニフコ -10% 2,51 2,51 2,51 2,78 1 0 1 7 4 三櫻工業 -6% 599 598 599 640 5 サカイ引越センター -6% 4,15 4,15 4,15 4,43 0 0 0 5 6 PALTAC -6% 4,15 4,15 4,15 4,43 3 0 5 5 7 ニッパツ -6% 850 850 850 904 8 OATアグリオ -6% 1,53 1,53 1,53 1,62 0 0 0 0 9 ラクス -5% 1,40 1,40 1,40 1,47 1 0 1 9 10 エイチーム -5% 686 685 686 723 (
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