[東京 23日 ロイター] - <13:00> 日経平均は前場レンジで一進一退、アジア株安と円高で上値重い 日経平均は前場のレンジ内で一進一退の値動きとなっている。足元の株価は前営業日 比150円ほど高い2万6900円近辺。時間外取引での米株先物の上昇一服に加え、ア ジア株安や外為市場での円高基調が重しとなり、上値が重い。 市場では「2万7000円からは買い手が少なく上値が重い。米国株が不安定な動き となる中、底打ちへの確証がなかなか持てない」(国内証券)との声が聞かれる。 午後1時現在の東証プライム市場の売買代金は1兆6238億円。東証33業種では 、保険業、海運業、その他金融業、医薬品などの26業種が値上がり、鉱業、鉄鋼、空運 業などの7業種が値下がりとなっている。 <11:50> 前場の日経平均は続伸、一時2万7000円回復 戻り鈍く 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比132円98銭高の2万6872円0 1銭と、続伸した。時間外取引の米株先物高や国内での経済再開(リオープン)への期待 感が相場を支援した。ただ、中盤以降は戻り相場への警戒感もあり伸び悩んだ。 日経平均は252円39銭高の2万6991円42銭で寄り付いた後、間もなく心理 的節目の2万7000円を回復した。その後は達成感から利益確定売りが先行し、前場引 けにかけて上げ幅を縮小した。アジア株のさえない値動きや外為市場での円高基調が指数 の重しとなったほか、週明けで様子見ムードも強かった。 今週は日米首脳会談が予定されているほか、25日にFOMC議事要旨(5月3・4 日開催分)が公表される。市場では「重要イベントを控えているため、日経2万7000 円から更に買い上がる雰囲気にはなりづらい。むしろ利食い売りに押されてしまう」(国 内証券)との声が聞かれる。 日米首脳会談では、半導体の供給網(サプライチェーン)強化に関する合意が行われ ると、株式市場では好感されやすいという。 TOPIXは0.60%高の1888.67ポイントで午前の取引を終了。東証プラ イム市場の売買代金は1兆3854億9900万円だった。東証33業種では、保険業、 海運業、その他金融業、医薬品などの29業種が値上がり。鉱業、機械などの4業種は値 下がりした。 個別では、ファナック、東京海上ホールディングス、エムスリー などがしっかり。半面、東京エレクトロン、アドバンテスト <6857.T >、セブン&アイ・ホールディングスはさえなかった。 プライム市場の騰落数は、値上がり1292銘柄(70%)に対し、値下がりが47 2銘柄(25%)、変わらずが73銘柄(3%)だった。 <11:05> 日経平均は上値重い、週明けの米株の動向を警戒 日経平均はレンジ内でのもみあいとなっている。足元の株価は100円超高の2万6 800円台半ば。朝方は心理的節目の2万7000円を上回る場面がみられたが、上値は 重い。市場では「月曜日なので様子見姿勢が強い。週明けの米株市場を確認しておきたい という投資家は多い」(国内証券)との声が聞かれる。 午前11時現在の東証プライム市場の売買代金は1兆2393億9100万円。東証 33業種では、保険業、海運業、その他金融業、医薬品などの29業種が値上がり。鉱業 、機械などの4業種は値下がりとなっている。 <10:05> 日経平均は伸び悩み、リオープン期待が支えに 日経平均は心理的節目2万7000円を挟んだ小動きとなっており、伸び悩んでいる 。市場では「新たな買い材料がない中で、積極的には上値を追いにくい」(国内証券)と の声が出ている。 一方、これまでのところ下値の堅さも意識されている。引き続き米株先物がしっかり と推移しているほか「国内では大型連休を経て、懸念されたほどには新型コロナの感染が 拡大しておらず、経済再開(リオープン)への期待感もある」(三木証券の北澤淳商品部 投資情報グループ次長)という。 先週末に決算や自社株買いを発表した損保株の物色が目立つ。午前10時の時点で、 東証33業種のうち値上がりは保険業や海運業、証券業など29業種で、値下がりは鉱業 や鉄鋼、空運業など4業種。東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1519銘柄(8 2%)、値下がりは275銘柄(14%)、変わらずは42銘柄(2%)となっている。 <09:05> 日経平均は続伸スタート、米株先物の堅調な値動きが支援 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比252円39銭高の2万6991 円42銭と、続伸してスタートした。前週末の米国株はまちまちの展開だった一方、時間 外取引で米株先物がしっかりと推移していることが相場を支援し、買いが先行した。その 後は、上げ幅を縮めている。 トヨタ自動車が小安い一方、ソニーグループはしっかりで、主力株 はまちまち。東京エレクトロンなど半導体関連株の一角は総じて小高い。指数寄 与度の大きいファーストリテイリング、ソフトバンクグループも小高い 。 <08:24> 寄り前の板状況、レアジョブが買い優勢 インテージHLDGは売 り優勢 東証プライム市場の寄り前の板状況では、買い優勢と売り優勢のそれぞれ上位銘柄群 は以下の通り。 買い優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 レアジョブ 16% 638 637 638 549 2 日本毛織 10% 1,05 1,04 1,05 950 0 9 0 3 イリソ電子工業 10% 3,71 3,71 3,71 3,37 0 0 0 0 4 ミダックHLDG 10% 2,82 2,82 2,82 2,57 5 5 5 7 5 中京銀行 9% 1,70 1,69 1,70 1,56 0 9 0 4 6 センコーグループHLDG <906 8% 928 927 928 855 9.T> 7 山口FG 8% 740 739 740 682 8 高周波熱錬 8% 650 649 650 602 9 ピアラ 8% 898 897 898 833 10 福山通運 8% 3,51 3,51 3,52 3,26 8 5 0 5 売り優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 インテージHLDG -19% 1,19 1,19 1,19 1,47 8 8 8 0 2 北越コーポレーション -17% 498 498 498 598 3 メニコン -9% 2,33 2,33 2,33 2,58 9 9 9 4 4 アシックス -9% 2,03 2,03 2,03 2,23 3 2 3 1 5 エンシュウ -9% 671 671 671 736 6 アトラエ -9% 1,43 1,43 1,43 1,56 3 2 3 7 7 ワールドHLDG -8% 2,04 2,04 2,04 2,23 9 8 9 5 8 旭ダイヤモンド工業 -8% 540 539 540 586 9 サンネクスタグループ -8% 1,12 1,12 1,12 1,21 2 2 2 3 10 サイバーリンクス -7% 961 960 961 1,03 6 (
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