[東京 25日 ロイター] - <16:52> 日経平均・日足は「小陰線」、25日線を下回る 気迷いも 日経平均・日足は「小陰線」となった。終値は2万6677円80銭。終値で25日 移動平均線(2万6706円62銭=25日)を下回ったほか、日足・一目均衡表の雲に しっかり捉えられ、地合いは悪化した。一方、ローソク足は、上下に同等の長さのヒゲを 伴うほぼコマの形状で、買い方と売り方が拮抗。気迷いの状態と捉えることも可能だ。 <15:07> 新興株はマザーズ総合が大幅に続落、値がさ株の下げが重し 新興株式市場は、マザーズ総合が前営業日比2.54%安の636.88ポイントと なり、大幅に続落した。前日の米国市場でハイテク株安となる中、値がさ株の下落が指数 の重しとなった。 メルカリが年初来安値を更新したほか、ウェルスナビ、アンジェス が軟調だった。一方、QDレーザは一時ストップ高となったほか、Ne xTone、くふうカンパニーは堅調だった。 <13:24> 日経平均は一時プラス 米企業決算への警戒感も 日経平均は後場に入って一時プラスに転じた。時間外取引の米株先物や中国株が小じ っかりと推移して投資家心理を支えている。一方、買い上がる材料を欠き、前日終値を挟 んだ小動きとなっている。セクター別では、海運業や不動産業が上値を伸ばしているほか 、サービス業が下げ幅を縮めている。 きょうは米国でエヌビディアなどの決算発表がある。米景気の腰折れが懸念 される中、米株市場は「まだ落ち着いたとはいい切れない」(別の国内証券)との声は根 強い。ネガティブな企業決算が米株市場の重しになる場面もあり、きょう発表される決算 に対しても警戒感がくすぶっている。 一方、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(5月3─4日開催分)の発表が 予定されている。FRBの引き締めに向けた積極姿勢は市場でおおむね織り込み済みとさ れ、大きなサプライズは見込まれていないが、発表を前にして「手控えの口実にされやす い」(国内証券)という。 <11:35> 前場の日経平均は小幅続落、材料に欠き模様眺めムードに 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比35円06銭安の2万6713円08 銭と、小幅続落した。米ナスダック安を受けて売り優勢で始まった後は下げ渋り、弱もち あいとなった。手掛かり材料に欠き、模様眺めムードが支配している。 24日の米国株式市場は、ナスダック総合とS&P総合500種がマ イナス圏で終了。引き続きリセッションに陥ることが懸念されている。ただ、主要3指数 は午後の取引で下げ幅を縮小、ダウ工業株30種はプラスで引けた。 これを受けて日本株はマイナスでスタート。売り一巡後は下げ渋り、一時プラスに浮 上する場面もあったが「新たな材料が見当たらない。目先は方向感を欠く動きになりそう だ」(野村証券・ストラテジストの澤田麻希氏)との声も聞かれ、前場中盤からは小幅安 の水準でもみあう展開となった。 市場では「価格帯別累積出来高から判断すると、2万6500円─2万7000円の レベルは商いを消化しており、戻り売りが出やすく上値を追いにくくなる」(雨宮総研・ 代表の雨宮京子氏)との声が聞かれる。 TOPIXは0.07%ポイント高とほぼ前日終値と変わらずの水準で午前の取引を 終了。東証プライム市場の売買代金は1兆3170億9800万円。東証33業種では、 その他製品、サービス業が値下がりし、精密機器、電気・ガス業などの上昇が目立つ。個 別では、任天堂が軟化したほか、ソフトバンクグループはさえない。半 面、東京エレクトロンなど半導体関連株が堅調に推移した。 プライム市場の騰落数は、値上がり751銘柄(40%)に対し、値下がりが100 5銘柄(54%)、変わらずが81銘柄(4%)だった。 <10:30> 日経平均は弱もちあい、米株先物高などから下げ渋る 日経平均は弱もちあい。2万6600円台で推移している。時間外取引で米株先物が 堅調となっていることが安心感をもたらしているほか、好業績銘柄を中心に押し目買い意 欲が強く下げ渋りの展開。一時、前日比プラスに浮上する場面もあった。 市場では「目新しい材料が見当たらず、相場の方向性が薄れている。そうした中で、 バリュー株が株価全体を下支えしているようだ」(国内証券)との声が聞かれた。 <09:05> 日経平均は続落、ナスダック安を嫌気 売り一巡後は下げ渋る 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比38円61銭安の2万6711円 53銭と、続落して始まった。前日の米株市場でナスダックが安かったことを嫌気してい る。ただ、押し目買いも流入しており、売り一巡後は下げ渋る展開だ。 個別では、東京エレクトロンなど半導体関連株が小じっかりでスタート。一 方、ソフトバンクグループはさえない。 <08:20> 寄り前の板状況、四国化成は買い優勢 ネクソンは売り優勢 東証プライム市場の寄り前の板状況では、買い優勢と売り優勢のそれぞれ上位銘柄群 は以下の通り。 買い優勢 銘柄名 騰落率 MID気 買気配 売気配 終値 配 1 四国化成工業 24% 1,540 1,540 1,540 1,240 2 日東紡績 22% 2,743 2,743 2,743 2,243 3 ニチアス 22% 2,660 2,659 2,660 2,178 4 サトーHLDG 21% 2,200 2,200 2,200 1,812 5 東映 16% 19,990 19,990 19,990 17,290 6 バイタルケーエスケーHLDG <315 14% 796 796 796 696 1.T> 7 フジシールインターナショナル <786 13% 1,750 1,749 1,750 1,544 4.T> 8 飯田グループHLDG 13% 2,200 2,199 2,200 1,942 9 マツオカコーポレーション 12% 1,108 1,108 1,108 989 10 日本管理センター 12% 1,125 1,124 1,125 1,005 売り優勢 銘柄名 騰落率 MID気 買気配 売気配 終値 配 1 ネクソン -20% 2,477 2,476 2,477 3,095 2 日東電工 -17% 7,535 7,530 7,540 9,030 3 長谷川香料 -12% 2,101 2,100 2,101 2,400 4 日本アクア -9% 551 550 551 607 5 チェンジ -7% 1,606 1,605 1,606 1,730 6 オーイズミ -6% 376 375 376 400 7 シナネンHLDG -6% 3,203 3,200 3,205 3,410 8 アドウェイズ -6% 697 696 697 741 9 ファイズHLDG -6% 707 707 707 751 10 ピックルスコーポレーション <2925. -5% 1,201 1,200 1,201 1,270 T> (
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