[東京 26日 ロイター] - <14:35> 日経平均は弱もちあい、方向感を欠き模様眺めムードが支配 日経平均は弱もちあい。再び前日比マイナスに沈んだものの、前場の安値を割り込ま ずに下値では底堅く推移している。 市場では「新たな材料が見当たらずに、全般的に方向感を欠いている。模様眺めムー ドが支配している状況だ」(国内証券)との声が聞かれた。 テクニカル面で、日経平均は25日移動平均線に収れんした格好となっており、同線 近辺での動きが続くとの見方も出ていた。 <13:20> 後場入り後はもみあい、上値の重さを引き続き意識 後場の日経平均はもみあいの動きとなり、2万6600円台で推移している。引き続 き手掛かり材料難となる中、上値の重さが意識される状況。市場では「2万7000円が 心理的な壁として注目されている。これを突破するには新たな材料が必要だ」(国内証券 )との声が聞かれた。 <11:50> 前場の日経平均は小反発で7円高、ハイテク株安が上値抑える 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比7円91銭高の2万6685円71銭 と、小幅に反発した。朝方は200円超高と堅調に推移したが、その後値を消し、前日終 値(2万6677円80銭=25日)近辺でのもみあいが続いた。外為市場でのドル/円 の動向や値がさハイテク株の値動きに左右される展開となった。 25日の米国市場で米国株は主要3株価指数が上昇して取引を終えた。米連邦準備理 事会(FRB)が公表した連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を無難に通過し、買 い戻しが優勢となった。 寄り付きの日経平均は米株高の流れを好感し小幅続伸後、220円95銭高の2万6 898円75銭で高値をつける場面があった。その後は時間外取引での米株先物の軟調な 値動きや外為市場での円高基調に上値を抑えられ、マイナス圏に転落。半導体関連などの ハイテク株やアジア株の下落も重しとなり、日経平均はマイナス圏とプラス圏を行き来す る値動きとなった。 市場では「日経は2万7000円に接近すると戻り待ちの売りに押されるようだ。前 日の米国株は上昇したものの、株価が底を打ったという確信は持てないため、不安定な動 きを続けている」(東洋証券の大塚竜太ストラテジスト)との声が聞かれた。 TOPIXは0.32%高の1882.66ポイントで午前の取引を終了。東証プラ イム市場の売買代金は1兆3869億7400万円。東証33業種では、空運業、不動産 業、ガラス・土石製品などの22業種が値上がり。非鉄金属、石油・石炭製品、電気機器 などの11業種は値下がりした。 個別では、ファーストリテイリング、ソフトバンクグループ、K DDI、アステラス製薬がしっかり。半面、ファナック、 テルモは軟調だった。新たな不正発見を発表した三菱電機は4%安で東証プラ イム市場の値下がり率第2位となった。 そのほか、東京エレクトロン、アドバンテスト、信越化学工業<406 3.T>などの半導体関連銘柄が軟調。米半導体設計大手のエヌビディアの第2・四 半期の売上高見通しが市場予想を下回ったことを受け、利益確定売りが先行した。 プライム市場の騰落数は、値上がり1369銘柄(74%)に対し、値下がりが42 1銘柄(22%)、変わらずが47銘柄(2%)だった。 <11:00> 日経平均はマイナス圏、円高やハイテク株安が重し 日経平均は上げ幅を縮小し、マイナス圏に転落した。足元の株価は前営業日比50円 ほど安い2万6600円台半ばでのもみあいとなっている。外為市場での円高基調やハイ テク株の下落が嫌気されているという。ドル/円は現在1ドル=127.30円近辺。 個別では、東京エレクトロン、アドバンテストなどの半導体製造関 連が下げ幅を拡大し、日経平均を約70円押し下げている。米半導体設計大手のエヌビデ ィアの第2・四半期の売上高見通しが市場予想を下回ったことを受け、利益確定 売りが先行している。 市場では「米国株が落ち着かない限り、日本株も買い上がるのは難しい。当面は狭い レンジ内で戻り売りと押し目買いを繰り返すだろう」(国内証券)との声が聞かれる。 <10:08> 日経平均は高値圏、リオープン関連が高い インバウンド再開への 思惑 日経平均はきょうの高値圏でもみあっている。一時200円超高に上昇した。 業種別では、空運業や不動産業が上昇率で上位となっており、市場では「インバウン ド再開への期待でリオープン(経済再開)銘柄が物色されている」(国内証券)との声が 聞かれる。 外食や百貨店、電鉄、レジャー関連なども堅調な銘柄が目立つ。ANAホールディン グスやJR東日本、三菱地所、エイチ・アイ・エスな どが高い。 <09:08> 日経平均は小幅反発スタート、米株高を好感 半導体の一角は安い 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比7円22銭高の2万6685円0 2銭と、小幅に反発してスタートした。前日の米株高を好感する形となっている。足元で は100円超高に上げ幅を拡大している。 トヨタ自動車やソニーグループといった主力株は堅調な銘柄が目立 つ。一方、米半導体大手のエヌビディアが市場予想を下回る売上高見通しを示す 中、東京エレクトロンなど半導体装置関連株の一角はさえない 指数寄与度の大きいファーストリテイリング、ソフトバンクグループ<9984. T>はしっかりとなっている。 <08:28> 寄り前の板状況、C&FロジHLDGが買い優勢 グリムスは売り 優勢 東証プライム市場の寄り前の板状況では、買い優勢と売り優勢のそれぞれ上位銘柄群 は以下の通り。 買い優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 C&FロジHLDG 23% 1,30 1,30 1,30 1,05 0 0 0 4 2 ODKソリューションズ <3839. 18% 643 642 643 543 T> 3 博報堂DY HLDG 15% 1,45 1,44 1,45 1,26 0 9 0 0 4 ペプチドリーム 13% 1,83 1,82 1,83 1,61 0 9 0 2 5 理研計器 11% 4,60 4,60 4,60 4,13 0 0 0 5 6 住友電設 10% 2,50 2,50 2,50 2,26 0 0 0 3 7 パイロットコーポレーション <7 9% 5,18 5,18 5,19 4,76 846.T> 5 0 0 5 8 マクロミル 8% 1,04 1,03 1,04 959 0 9 0 9 Sansan 8% 1,18 1,18 1,18 1,09 9 8 9 7 10 M&Aキャピタルパートナーズ 8% 3,49 3,49 3,49 3,23 3 0 5 5 売り優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 グリムス -21% 1,15 1,15 1,15 1,45 9 9 9 9 2 三菱電機 -7% 1,32 1,32 1,32 1,42 0 0 1 3 3 三陽商会 -7% 821 820 821 880 4 日本アクア -6% 575 574 575 613 5 RPA HLDG -5% 336 335 336 354 6 メディアスHLDG -5% 982 981 982 1,02 8 7 オロ -4% 1,80 1,80 1,80 1,88 1 0 1 2 8 カチタス -4% 2,85 2,85 2,85 2,97 1 1 1 8 9 サーバーワークス -4% 2,01 2,01 2,01 2,09 2 1 2 8 10 アドウェイズ -4% 681 680 681 709 (
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