[東京 5日 ロイター] - <15:21> 日経平均・日足は「中陰線」、4カ月半ぶり75日線割れ 日経平均・日足は「中陰線」。上方にマド(2万2967円69銭─2万3122円 45銭)を空けて下放れた。75日移動平均線(2万2779円83銭=5日)を終値が 下回ったのは昨年9月14日以来、4カ月半ぶり。日足・一目均衡表の雲上限(2万26 45円57銭=同)が下値を支持した格好となっている。 日経平均が昨年秋に急騰する以前に底値を付けた9月8日と、年初来高値を付けた今 年1月23日の上昇分に対するフィボナッチ比率38.2%押しの水準は2万2260円 近辺。同水準まで調整した場合、一目均衡表の雲領域内で下限が迫ることとなり、いった んは反発機運が高まりやすい。半面、上値のめどとしては75日線が意識されそうだ。 <15:12> 新興株は軟調、マザーズ指数は一時3%超す下げ 新興株式市場は軟調。日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数ともに大幅続落とな った。マザーズ指数の下落率は一時3%を超えた。「個人投資家にもリスク回避の姿勢が 波及した」(国内投信)との声が出ていた。個別銘柄ではショーエイコーポ 、G MOリサーチ 、メイコー が急落。テリロジー 、ニチダイ<6467. T>、弁護士ドットコム は上昇した。 <14:20> 日経平均2万2700円台後半、全面安商状 ホンダ・ソニーは逆行高 日経平均は2万2700円台後半での値動き。東証1部銘柄の9割超が値下がりする 全面安商状の中、前週末に決算を発表したホンダ とソニー がプラス圏を 維持している。「指数変動の影響を受けやすい主力株の中でも来期業績の伸び率の高そう な銘柄が物色されている点から見て、世界経済に対する安心感は根強い」(国内投信)と の声が出ていた。 <13:01> 日経平均は安値圏、投機筋による売り仕掛けへの警戒感も 日経平均は2万2600円台後半で、きょうの安値圏を推移している。前場の流れを 引き継いで、一時2万2664円10銭に下げ幅を拡大させた。 市場では投機筋による後場の売り仕掛けへの警戒感もくすぶる。日銀の上場投資信託 (ETF)買いへの思惑が相場の支えになるとみられる一方、「このところ、日銀による 買いが一段落する頃合いを見計らったように売り圧力が強まるケースが散見される。とり わけ引け際には注意が必要」(国内証券)との声も聞かれた。 <11:43> 前場の日経平均は大幅続落、米金利上昇・米株安の流れ引き継ぐ 前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比565円51銭安の2万2709 円02銭となり、大幅続落となった。1月米雇用統計発表後の金利上昇が嫌気され、先週 末の米国株市場でダウ工業株30種が約666ドルの大幅安となった流れを引き継いで、 日本株も売りが先行した。 日経平均は前営業日比で一時600円超安となり、2万2671円32銭に下落した 。その後は、日銀による上場投資信託(ETF)買いが午後にもあるとの思惑が支えとな って、前引けにかけて2万2700円台前半へとやや持ち直し、下げ渋った。ドル/円が 110円付近で底堅い動きとなっていることも支えになった。 TOPIXは2.15%安だった。東証1部の午前中の売買代金は1兆8463億円 。 東証1部の33業種すべてが下落した。セクター別では鉱業が下落率トップ。石油・ 石炭製品、非鉄金属、不動産も下げが目立った。 市場では「米経済指標は寒波の影響で弱い数字が予想され、それを機にゴルディロッ クス(適温相場)が崩れかねないと警戒されていた。ただ、すでに大きく調整が進んだた め、経済指標が弱い場合にむしろ利上げをそれほど急がないとの見方につながるなら、次 第に相場は落ち着いてくるだろう」(内藤証券・投資調査部長の田部井美彦氏)との声が 出ていた。 東証1部の騰落数は、値上がり73銘柄に対し、値下がりが1974銘柄、変わら ずが18銘柄だった。 <10:56> 日本株は全面安、日銀のETF買いへの思惑も 東証1部では33業種すべてが下落しており、銘柄数では値上がり78に対して値下 がり1972、変わらず15と、全面安の様相となっている。 日経平均は、一時600円を超す下落となり、2万2671円32銭まで下げ幅を拡 大した。ただ、「日銀の上場投資信託(ETF)買いに対する思惑が支えになって、どん どん下げる状況ではない。前引けに近づくほど売りにくくなる」(国内証券)との声が出 ていた。 <09:53> 日経平均は下げ一服、円高進まないか目配りの必要も 日経平均は2万2700円台半ば。一時2万2722円49銭に下落し、前営業日比 500円超の大幅安となっている。ドル/円は109円台後半を推移しており「(為替は )大きく崩れていない。ここから円高が進行するようなら、日本株がさらに下落する展開 を警戒する必要もある」(国内証券)との声も聞かれた。 <09:06> 寄り付きの日経平均は大幅続落、米株大幅安を嫌気 寄り付きの東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比353円37銭安の2万29 21円16銭となり、大幅続落した。米金利上昇を背景に2日の米国株市場でダウ工業株 30種が約666ドル安と急落。株式市場からの資金流出を懸念する売りが東京市場にも 波及した。寄り後に下げ幅は400円を超えている。足元の企業業績は堅調で、好決算を 発表したホンダ 、ソニー などには買いが先行している。業種別では鉱業 、石油・石炭、非鉄金属などが軟調。半面、電気・ガス、空運は上昇している。 <08:30> 寄り前の板状況、主力輸出株は売り優勢 市場関係者によると、寄り前の板状況は、トヨタ自動車 、キヤノン 、ソニー 、パナソニック などの主力輸出株が売り優勢。2日に好決算を 発表したホンダ は買い優勢となっている。指数寄与度の大きいファーストリテイ リング 、ファナック は売り優勢。 メガバンクでは、三菱UFJフィナンシャル・グループ 、三井住友フィナン シャルグループ が売り優勢。みずほフィナンシャルグループ は売り買い 拮抗している。 東証第1部出来高上位50銘柄 東証第1部値上がり率上位50銘柄 東証第1部値下がり率上位50銘柄 日経225先物 SGX日経225先物 TOPIX先物 日経225オプション 株式関連指標の索引ページ 関連アプリ:インデックスムーバー(トムソン・ロイターEIKON検索ボックスで“IMO ”と入力) (
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