[東京 6日 ロイター] - <13:15> 日経平均は後場小動き、米雇用統計を控え様子見 日経平均は後場小動き、2万1600円台での値動きが続いている。市場では「今晩 の3月米雇用統計発表を控えて様子見姿勢だ。来週後半には米企業決算も始まる。米企業 の業績は減税効果もあって良好に推移するとみられる。投資家の目線は徐々に政治からフ ァンダメンタルズに移るのではないか」(国内証券)との声が出ている。 <11:40> 前場の日経平均は小幅続伸、米中貿易摩擦が重し 円安は支え 前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比27円52銭高の2万1672円 94銭となり、小幅続伸した。前日の米国株は米中貿易摩擦を巡る懸念が和らいだとの見 方で上昇。日経平均先物も海外時間には上昇していたが、朝方にトランプ米大統領が10 00億ドルの対中追加関税の検討を米通商代表部(USTR)に指示したと伝わり、あら ためて警戒感が浮上した。一時は100円近い下げとなったが、為替が1ドル107円台 と前日比で円安を維持ことが支えとなり、前引けにかけてプラス圏に浮上した。 TOPIXは前日比0.14%高で午前の取引を終了。東証1部の午前の売買代金は 1兆1757億円だった。セクター別では石油関連のほか、小売、建設、サービスなどの 内需系が堅調だった。下落したのは海運、パルプ・紙、空運など。市場では「しばらくは 米中摩擦に振らされそうだ。企業から出る新年度のガイダンスも読みにくくなる。貿易問 題の影響を受けにくい小型成長株に資金が向かいやすい」(東海東京証券・機関投資家営 業部部長の静間康禎氏)との声が出ていた。 東証1部の騰落数は、値上がり951銘柄に対し、値下がりが1025銘柄、変わら ずが104銘柄だった。 <10:58> 日経平均は上値重い、米株先物安を意識 日経平均は小動き、2万1600円台で推移している。資生堂 、ユニー・フ ァミマ などは新高値。市場では「米株先物安が意識され、日経平均の上値は重い 。だが、個別で年初来高値を更新する銘柄も多く、新年度入りに伴う物色意欲は感じられ る」(国内証券)との声が出ている。 <10:00> 日経平均は小動き、トランプ大統領の威嚇射撃には冷静に反応 日経平均は小動き、2万1600円台で方向感なく推移している。朝方にトランプ米 大統領が1000億ドルの対中追加関税の検討を米通商代表部(USTR)に指示したと 伝わったが、市場では「金額が大き過ぎる。トランプ米大統領の過剰な威嚇射撃に対して マーケットは冷静に反応できるようになってきた」(国内証券)との声が出ている。 <09:12> 寄り付きの日経平均は小反落後プラスに切り返し、貿易摩擦懸念く すぶり伸び悩みも 寄り付きの東京株式市場で、日経平均株価は前日比11円69銭安の2万1633円 73銭となり、小反落して始まった。すぐプラス圏に切り返したが、その後はやや伸び悩 んでいる。 前日は米中貿易摩擦を巡る懸念が和らいで米株価が上昇した。日経平均先物も海外時 間には上昇していたが、朝方にトランプ米大統領が対中追加関税の検討を指示したと伝わ り、あらためて警戒感が意識され、海外時間の上昇分を返上した。為替も早朝には1ドル 107円半ばに上昇していたが、対中追加関税検討を受けて107円前半に下落した。 業種別には、小売、輸送用機器が高く、精密機器もしっかり。半面、空運、その他製 品、パルプ・紙などが下げている。 <08:30> 寄り前の板状況、トヨタ・ファーストリテは買い優勢 市場関係者によると寄り前の板状況は、主力の外需関連株はトヨタ自動車 、 ホンダ 、ソニー 、パナソニック が買い優勢。キヤノン は売り優勢。 指数寄与度の大きいファーストリテイリング 、ファナック は買い優 勢。 メガバンクでは、三菱UFJフィナンシャル・グループ 、みずほフィナンシ ャルグループ は買い優勢。三井住友フィナンシャルグループ は売り優勢 。 東証第1部出来高上位50銘柄 東証第1部値上がり率上位50銘柄 東証第1部値下がり率上位50銘柄 日経225先物 SGX日経225先物 TOPIX先物 日経225オプション 株式関連指標の索引ページ 関連アプリ:インデックスムーバー(トムソン・ロイターEIKON検索ボックスで“IMO ”と入力) (