[東京 12日 ロイター] - <15:54> 日経平均・日足は「小陽線」、200日線が上値圧迫 日経平均・日足は「小陽線」。前日に空けたマド(2万2044円62銭─2万21 96円89銭)を埋めたものの、200日移動平均線(2万2191円21銭=12日) と75日移動平均線(2万2234円24銭=同)に上値を圧迫される形となった。両平 均線はトレンドが上向いているため強い抵抗線とは言えず、この水準で跳ね返されるよう であれば、反騰力は弱いとみなければならない。下降中の25日移動平均線(2万232 8円14銭=同)を上抜いてくる力があれば本格反騰相場に期待が高まる。当面の下値は 、一目均衡表の雲下限(2万1698円94銭=同)がめどになる。 <15:35> 新興株式市場は反発、個別株に打診買い 新興株式市場はしっかり。日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数がともに反発し た。「値ごろ感のある個別株に打診買いが入ったものの、直近の下落相場で損失を抱えて いる個人投資家も多く、反発力は限定的だ」(国内証券)との声が出ていた。ブランジス タ 、HEROZ が買われ、ウッドフレンズ 、シェアリングテク ノロジー も高い。半面、パピレス が安く、GameWith 、 和心 もさえない。 <14:23> 日経平均は300円超の上げ、実需の買いは限定的 日経平均は上げ幅が300円を超え、2万2200円台前半で推移している。ソフト バンクグループ の上昇に加え、後場はファーストリテイリング の一段高 も指数の上昇に寄与している。市場では「短期筋による指数プレイの影響で上げ幅は拡大 しているが、実需の買いが膨らんでいるわけではない。NT倍率 が再び2000 年以降の最高水準まで上昇し、警戒感もある」(国内証券)との声が出ている。 <13:21> 日経平均は後場一段高、円安で企業業績への期待感も 日経平均は後場一段高。300円近い上げ幅となり、2万2200円台前半で推移し ている。米ヘッジファンドからの投資が材料となっているソフトバンクグループ が6%超高となり、1銘柄で日経平均を60円以上押し上げている。 期初、国内輸出企業が公表した今期の想定為替レートは1ドル105円近辺が多かっ たが、現行レートは112円と想定に比べて円安で推移している。「第1・四半期決算の 発表時にはなかったとしても、業績の上方修正期待につながる」(国内証券)との声が出 ていた。 <11:53> 前場の日経平均は反発、先物主導の買いで上げ幅拡大 前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比242円71銭高の2万2174 円92銭となり、反発した。過度なリスク回避姿勢はやや後退。円安や中国株の反発が安 心材料となり、先物主導で買われ上げ幅を拡大した。 TOPIXは0.66%高で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆0501 億円だった。業種別の上昇率上位は水産・農林業、情報通信業、医薬品など。一方、下落 率上位には、鉱業、石油・石炭製品、非鉄金属などが入った。「米中貿易摩擦の問題は実 体経済に対して決してポジティブではない。特に資源・エネルギー関連、海運業などには ネガティブだ」(いちよしアセットマネジメントの上席執行役員、秋野充成氏)との声が 出ていた。 東証1部の騰落数は、値上がり1367銘柄に対し、値下がり642銘柄、変わらず が89銘柄だった。 <11:26> 日経平均は200円超高、中国株反発や円安で 日経平均は上げ幅を200円超に拡大。2万2100円台後半で推移している。米中 貿易摩擦への警戒はあるものの、過度なリスクオフムードは後退。上海総合指数 、CSI300指数 など中国の主要株価指数が堅調に推移している。 為替の円安も引き続き安心材料。中国人民銀行が発表した人民元の対ドル基準値は 1ドル6.6726元と、前日の基準値に比べて元安方向に設定された。人民元安/ドル 高の流れから、ドル/円でもドル高/円安が進行している。 <10:27> 日経平均は伸び悩み、中国の対米報復措置を見極め 日経平均は伸び悩み。2万2100円をやや下回る水準で推移している。ドル/円が 6カ月ぶりのドル高/円安になったことがサポートとなり、一時200円超に上げ幅を拡 大したが、その後、上げ幅を縮小させてきた。 米国の2000億ドル規模の対中追加関税リスト公表を受け、中国がどのような報復 措置をとるのか見極めが必要で、この水準からは積極的に買いづらいという。「米国と同 額の報復関税は難しいので、中国で活動している米国企業の活動を制限することなどが考 えられる」(国内証券)との見方も出ていた。 <09:06> 寄り付きの日経平均は反発、円安が支援 ソフトバンクG高い 寄り付きの東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比104円66銭高の2万20 36円87銭となり、反発で始まった。一時1ドル112円台を付ける水準まで円安に振 れた為替が支援材料となっている。医薬品などディフェンシブ関連がしっかり。ソフトバ ンクグループ が上昇し、日経平均を押し上げている。半面、原油相場の急落を受 け石油関連株がさえない。村田製作所 やキーエンス 、東京エレクトロン などハイテク・半導体や設備投資関連の一角にも売りが出ている。 <08:29> 寄り前の板状況、外需大型株は買い優勢 市場関係者によると、寄り前の板状況は、トヨタ自動車 、ホンダ 、 キヤノン 、ソニー 、パナソニック は買い優勢。指数寄与度の大 きいファーストリテイリング は売り買い拮抗。ファナック は買い優勢。 メガバンクでは、三菱UFJフィナンシャル・グループ 、みずほフィナンシ ャルグループ が買い優勢。三井住友フィナンシャルグループ は売り優勢 となっている。 東証第1部出来高上位50銘柄 東証第1部値上がり率上位50銘柄 東証第1部値下がり率上位50銘柄 日経225先物 SGX日経225先物 TOPIX先物 日経225オプション 株式関連指標の索引ページ 関連アプリ:インデックスムーバー(トムソン・ロイターEIKON検索ボックスで“IMO ”と入力) (