[東京 1日 ロイター] - <15:45> 日経平均・日足は「小陽線」、5日線が下値をサポート 日経平均・日足は「小陽線」。5日移動平均線(2万2628円98銭=1日)に下 値を支えられながら上伸したが、レンジ内での動きともとらえられる。2万3000円に 接近するにつれ、上値抵抗力の強まりが意識されそうだ。これに対し、TOPIXの日足 は一目均衡表の雲のねじれを通過。下方向へのトレンド転換が警戒されたが、終値は雲上 限(1765.75ポイント=同)を上回った。ただ200日移動平均線(1770・4 6ポイント=同)が上値を圧迫している。TOPIXが200日線を明確に上抜けた場合 、地合いの好転が加速する可能性もある。 <15:29> 新興株はさえない、メルカリがマザーズ押し下げ 新興株式市場では、日経ジャスダック平均が小幅に4日続落。東証マザーズ指数は反 落した。「マザーズ指数はメルカリ が組み入れられたことで、『メルカリ指数』 と化した印象。日経平均に対しファーストリテイリング が及ぼす影響よりも大き く、新興株市場を左右している」(ネット系証券)という。メルカリの下げがマザーズを 押し下げた。 個別銘柄ではこのほか、GA technologies 、テセック <6337 .T>が急伸。テクノホライゾン 、駅探 が大幅安。大塚家具 が売 られた。 <14:08> 日経平均は上げ幅200円超、国内10年債利回り上昇で銀行株に買い 日経平均は上げ幅を200円超に拡大。2万2700円台後半で推移している。TO PIXの上昇率は1%を超えた。ハイテク関連株の上昇が日経平均の底上げに寄与してい るほか、国内10年債利回りの上昇に連動する形で銀行株に買いが入っている。半面、金 利上昇による業績へのネガティブな影響が懸念される不動産株はさえない。「日銀による ハードなテーパリングを見込んでいた短期筋の買い戻しも継続しており、全体相場を押し 上げている」(国内証券)との声が出ていた。 <13:00> 日経平均は高値圏、大型株主導で戻り試す 日経平均は高値圏。2万2700円付近で推移している。市場では「日銀のETF( 上場投信)購入に絡む思惑的な売買が一巡し、足元で伸び悩んでいた大型株に資金が戻っ ている。この水準では需給的なシコリ感もないが、国内には買い上がる材料も乏しい。今 晩以降の米重要指標を見極めたい」(国内証券)との声が出ている。 <11:39> 前場の日経平均は続伸、円安進行と好業績株物色が支え 前場の東京株式市場で、日経平均は前日比120円60銭高の2万2674円32銭 となり、続伸した。米国株高や1ドル111円台後半まで進んだ円安を好感する買いが先 行した。前日に好決算を発表したソニー や任天堂 が大幅高となったこと も投資家心理を改善させた。買い一巡後は手掛かり材料が乏しく、戻り待ちの売りも出て 指数は膠着感を強めた。前場の値幅(高値と安値の差)は100円未満にとどまった。 TOPIXは前日比0.57%高で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆4 246億円だった。セクター別では鉄鋼、その他製品、非鉄金属、銀行などが値上がり率 上位に並んだ。倉庫・運輸関連、空運、金属製品などは軟調だった。市場では「決算発表 シーズン中の円安進行で業績上振れ期待も出ているが、これから夏休み期間は材料不足が 懸念される。貿易摩擦もいつ再燃するか分からず、上値は追いにくい」(岡三オンライン 証券チーフストラテジストの伊藤嘉洋氏)との声が出ていた。 東証1部の騰落数は、値上がり1015銘柄に対し、値下がり992銘柄、変わらず が92銘柄だった。 <10:30> 日経平均は堅調もみあい、ソニーは年初来高値更新 日経平均は堅調もみあい。2万2600円台後半で推移している。ソニー が 高寄り後に一段高となり、年初来高値を更新している。市場では「好決算銘柄は素直に買 われているものの、為替と連動した市況、輸出関連株の短期トレーディングも目立つ。海 外勢の資金が本格的に流入するのは安倍首相の自民総裁3選が決まり、消費増税の行方が 定まった後だろう」(アスリンク・チーフストラテジストの中島肇氏)との声が出ている 。 <09:08> 寄り付きの日経平均は続伸、景気敏感株が堅調 メガバンク買い先 行 寄り付きの東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比88円46銭高の2万264 2円18銭となり、続伸して始まった。前日の米国株の上昇や円安に振れた為替が日本株 の買い材料となっている。TOPIXも上昇。セクター別では鉄鋼や非鉄金属、輸送用機 器など景気敏感セクターが堅調な滑り出しとなっている。 ファーストリテイリング が下落する一方、ファナック が2%を超 す上昇。前日に決算を発表したホンダ 、ソニー が高い。メガバンクも買 いが先行している。 <08:26> 寄り前の板状況、ソニーとホンダが買い優勢 市場関係者によると、寄り前の板状況は、ホンダ 、ソニー 、トヨタ 自動車 が買い優勢。パナソニック 、キヤノン は売り優勢。指数 寄与度の大きいファーストリテイリング 、ファナック も売り優勢。 メガバンクでは、三井住友フィナンシャルグループ が買い優勢。みずほフィ ナンシャルグループ と三菱UFJフィナンシャル・グループ は売り優勢 となっている。 東証第1部出来高上位50銘柄 東証第1部値上がり率上位50銘柄 東証第1部値下がり率上位50銘柄 日経225先物 SGX日経225先物 TOPIX先物 日経225オプション 株式関連指標の索引ページ 関連アプリ:インデックスムーバー(トムソン・ロイターEIKON検索ボックスで“IMO ”と入力) (