[東京 13日 ロイター] - <15:12> 新興株市場は軟調、朝方の売り一巡後は押し目買い 新興株式市場は、日経ジャスダック平均と東証マザーズ指数が続落した。マザーズは 一時3.5%安となったが、朝方の売り一巡後は下げ渋った。「海外投資家の売りが止ま った後は、個人投資家の買いが入った。その個人は前引けにかけ利益確定売りを出し、後 場は日経平均レバレッジ型ETF(上場投信)などに買い向かった」(ネット系証券)と いう。 個別銘柄ではロジザード 、大泉製作所 、UTグループ が大 幅高。サンバイオ がしっかり。メイコー 、ビリングシステム が 急落した。 <14:21> 日経平均は2万1700円台、後場の戻りは一服 外部環境見極めへ 日経平均は安値圏。2万1700円台での値動きとなっている。上海株はプラス圏を 維持しているが、日本株の戻りは一服。外部環境を見極めたいとの心理から、様子見ムー ドが広がっている。市場では「ファンダメンタルズに対する見方が交錯している。リバウ ンドがどこまで続くのか見極めなければならないところ」(国内証券)との声が出ていた 。 <12:41> 日経平均は下げ幅やや縮小、日銀ETF買い期待 上海株プラス圏 日経平均は後場に入り下げ幅をやや縮小した。前場にTOPIXは2%を超す下落と なり、日銀によるETF(上場投信)買いへの期待が高まった。上海株は足元ではプラス 圏で推移している。安倍首相とペンス米副大統領の共同記者発表の内容が伝わっているが 、「発言自体に目新しさはない」(銀行系証券)との声が出ていた。 <11:41> 前場の日経平均は急反落、下げ幅700円超 米株大幅安で心理悪化 前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比715円43銭安の2万1554 円45銭となり、急反落した。前日の米国株が大幅安となり、リスク回避ムードが台頭。 幅広く売りが出て一時2万1500円を割り込んだ。米アップル 向け電子部品の 受注懸念をもとに電子部品株への売りが膨らんだ。 TOPIXは前日比2.80%安で午前の取引を終了。前場の東証1部の売買代金は 1兆3612億円だった。東証33業種全てが下落。値下がり率上位には保険、鉱業、石 油・石炭、電気機器が入った。 12日の米国株式市場では、レーザーセンサーメーカーのルメンタム の株価 が急落した。大口顧客から供給の大幅削減を要請されたという。市場ではこの大口顧客は アップルであるとみられており、スマートフォン需要の先行きが懸念された。村田製作所 やTDK など電子部品株が安い。米原油先物も連日の下落となり、世 界景気の先行き不透明感が意識されている。 岡三アセットマネジメント・シニアストラテジストの前野達志氏は「中国でインフラ 投資が出てきたとしても、世界経済を持ち上げるだけの大きな需要にならない可能性があ る。中国経済が強くならないとすれば、マーケットに対する楽観的な見方を修正する必要 がある」と指摘。目先は米中首脳会談で好材料が出るかどうかがポイントなるとみる。 東証1部の騰落数は、値上がり183銘柄に対し、値下がりが1893銘柄、変わら ずが32銘柄だった。 <11:13> 日経平均は下げ渋り、ソフトバンクGや資生堂がプラス転換 日経平均は下げ渋り。2万1600円台まで戻している。ソフトバンクグループ<998 4.T>や資生堂 、ユニ・チャーム がプラス圏に浮上。銘柄を選別し押し目 買いを入れる動きが出ている。村田製作所 も急速に下げ幅を縮小している。ただ 「中国景気に対し楽観的な見通しを持ちにくい。日本株も戻りを試す展開にはならないか もしれない」(国内投信)との見方も出ていた。 <10:23> 日経平均は軟調、全面安商状 米長期金利はアジア時間で低下 日経平均は軟調。2万1500円台前半で推移している。東証1部の値下がり銘柄数 は9割を超え、全面安商状となっている。一方、米10年債利回りはアジア時間で低下。 直近では金利上昇懸念がハイテク株の重しとなっていた。メガバンクは一段安となってい る。 市場では「マレーシアの汚職疑惑で米国でゴールドマン・サックスが売られた。まだ 追加の情報を見極めたいところだが、金融市場全体に悪影響が及ぶ話かどうかといわれる と、そうではないという印象もある」(銀行系証券)との声が出ていた。 <09:18> 寄り付きの日経平均は大幅反落、下げ幅は600円超す 寄り付きの東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比384円64銭安の2万18 85円24銭となり、大幅反落で始まった。寄り後に下げ幅は600円を超えている。前 日の米国株が急落したことで投資家心理が悪化。幅広い銘柄に売りが先行している。米国 市場でアップル の「iPhone(アイフォーン)」の販売に対する懸念が浮上 したことで、関連する電子部品株の下げがきつくなっている。 <08:30> 寄り前の板状況、主力輸出株が売り優勢 市場関係者によると、寄り前の板状況は、トヨタ自動車 、ホンダ 、 キヤノン 、ソニー 、パナソニック などの主力輸出株が売り優勢 。指数寄与度の大きいファーストリテイリング 、ファナック も売り優勢 となっている。 メガバンクでは、三菱UFJフィナンシャル・グループ 、三井住友フィナン シャルグループ 、みずほフィナンシャルグループ がいずれも売り優勢と なっている。 東証第1部出来高上位50銘柄 東証第1部値上がり率上位50銘柄 東証第1部値下がり率上位50銘柄 日経225先物 SGX日経225先物 TOPIX先物 日経225オプション 株式関連指標の索引ページ 関連アプリ:インデックスムーバー(トムソン・ロイターEIKON検索ボックスで“IMO ”と入力) (