[東京 4日 ロイター] - <15:31> 日経平均・日足は「中陰線」、雲領域上抜けられず失望感 日経平均・日足は「中陰線」。前日に一目均衡表の雲領域に突入したが、わずか1日 で下方向に跳ね返された。200日移動平均線(2万2311円10銭=4日終値)や5 日移動平均線(2万2280円30銭=同)を下抜け、失望感が示唆されている。騰落レ シオ(東証1部、25日平均)は118%台に低下したが、株価が反発した場合は、再び 買われすぎ圏内に入る可能性が高い。節目の2万2000円近辺や25日移動平均線(2 万1972円55銭=同)での攻防が視野に入ってきた。 <15:18> 新興株市場は8日ぶり反落、東証1部の主力株売られ 新興株式市場では、日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数が8日ぶりに反落とな った。「特段材料が見当たらない中で日経平均やTOPIXが大幅に下落し、投資家心理 が悪化している」(国内証券)との声が出ていた。日経平均の下げの一因には、ソフトバ ンク 株上場に絡む換金売りがあるとの指摘もあった。 個別銘柄では、スリー・ディー・マトリックス 、UTグループ 、ジ ャパンインベストメントアドバイザー などが売られた。 一方、オンコリスバイオファーマ は一時ストップ高。オイシックス・ラ・大 地 、サンバイオ は年初来高値更新。タカギセイコー はストップ 高比例配分となった。 <14:48> 日経平均は500円超安、米中通商交渉に再び懸念 VI上昇に転じ る 日経平均の下げ幅は一時500円を超え、2万2000円に接近した。米国の対中通 商交渉において、米通商代表部(USTR)のライトハイザー代表が交渉の中心となるこ とが明らかとなったことで、協議が難航するとの警戒が強まっている。欧州勢とみられる 売りとともに、国内年金の売り観測も出ている。 日経平均ボラティリティー指数 は上昇に転じ、足元では19ポイント台で推 移。東証1部の値下がり銘柄数は9割に上った。 <13:57> 日経平均は下げ幅400円超、先物で海外勢による大口の売り観測も 日経平均は軟調。下げ幅は一時400円を超え、2万2100円台後半まで弱含んだ 。ソフトバンク の上場を控え、投資家が購入資金を調達するために保有株を売却 する需給懸念が相場の重しとなる中、「後場に入り欧州勢とみられる海外投資家が先物に まとまった売りを出している」(国内証券)との声が出ている。先物への売りが裁定取引 を伴って現物指数を押し下げ、幅広い投資家の利益確定売りを誘発した。 <13:21> 日経平均は300円超す下げ、200日線を下抜ける 日経平均は300円を超す下げとなった。足元では2万2200円台後半での値動き 。チャート上では200日移動平均線や、日足・一目均衡表の雲下限を下抜けた。市場で は「幅広く売りが出ている。朝方の株の戻りの鈍さも嫌気されている」(国内証券)との 見方が出ていた。 <12:41> 日経平均は後場一段安、下げ幅200円超 買い手不在で売り圧力 日経平均は後場一段安。下げ幅は200円を超えた。足元では2万2300円台で推 移している。東証33業種全てが値下がりしている。市場では「個別で買っても回転が効 かず、買い手不在の相場。世界景気への懸念が根底にある」(銀行系証券)との声が出て いた。 <11:37> 前場の日経平均は8日ぶり反落、連騰受けた利益確定売り 銀行株 軟調 前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比155円89銭安の2万2418 円87銭となり、8日ぶりの反落となった。前日の米国株は上昇したものの、日本株には 連騰を受けた利益確定売りが広がった。米長期金利の低下を受け銀行株が軟調に推移。ア ジア株の下落や、為替がドル安/円高に振れたことも全体相場の重しとなった。 騰落率は日経平均が前日比0.69%安、TOPIXが同1.05%安となった。セ クター別で値上がりしたのは精密機器、空運の2業種のみ。海運、石油・石炭、その他製 品の下げが目立った。東証1部の前場の売買代金は1兆1185億円だった。 日経平均は安く始まった後、一時プラスに転じる場面があったが買いは続かなかった 。前引けにかけてじり安の展開となり、下げ幅は一時180円を超えた。「OPEC(石 油輸出国機構)総会や週末の米雇用統計、ドイツの与党党首選などイベントが多く様子見 姿勢が広がりやすい」(東洋証券ストラテジストの檜和田浩昭氏)との声が出ていた。 東証1部の騰落数は、値上がり300銘柄に対し、値下がりが1748銘柄、変わら ずが69銘柄だった。 <10:49> 日経平均は下げ幅拡大、アジア株安が重荷 VIは連日低下 日経平均は下げ幅を拡大し、2万2400円台後半で推移している。軟調なアジア株 が重しとなっている。 一方、投資家の不安心理を示すとされる日経平均ボラティリティー指数(VI)<.JN IV>は連日で低下。市場では「日経平均は戻り売り圧力が高まりやすい価格帯に差し掛か っているが、ムードとしては明るい方向に移りつつあるという印象もある」(中堅証券) との声も出ていた。 <09:55> 日経平均は弱含み、米長期金利低下で銀行株売られる 日経平均は弱含み。一時プラス圏に浮上する場面があったが、買いは続かず軟化した 。足元では2万2500円近辺で推移している。米10年債利回りが3%を下回る水準ま で低下。日本の長期金利も0.070%と今年8月1日以来の低水準を付けた。利ざや拡 大期待の後退で銀行株が売られ、指数の下落率はTOPIXが日経平均を上回っている。 ジョージ・H・W・ブッシュ元大統領の死去を受け、「国民追悼の日」となる5日の 米ニューヨーク株式市場は休場となる。「手掛けにくさが強まったが、目先のところでは 日銀によるETF(上場投信)買いへの期待が相場の下支え要因となっている」(国内証 券)との声が出ていた。 <09:10> 寄り付きの日経平均は反落、利益確定売りが先行 寄り付きの東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比40円79銭安の2万253 3円97銭となり、反落して始まった。前日まで7日続伸した後で短期的な過熱感が意識 され、利益確定売りが先行している。世界的にリスク選好が回復傾向にあるものの、米中 貿易戦争の「一時休戦」は織り込み済みとなり、買い上がる材料が不足している。業種別 では鉱業、精密、ゴム製品などがしっかり。半面、海運、銀行、非鉄がさえない。 <08:30> 寄り前の板状況、主力輸出株はまちまち 市場関係者によると、寄り前の板状況は、主力輸出株でトヨタ自動車 、ホン ダ がやや買い優勢。キヤノン 、ソニー 、パナソニック は売り買い拮抗している。指数寄与度の大きいファーストリテイリング は買い優 勢。ファナック は売り買い拮抗している。 メガバンクでは、三井住友フィナンシャルグループ が買い優勢。三菱UFJ フィナンシャル・グループ 、みずほフィナンシャルグループ は売り買い 拮抗している。 東証第1部出来高上位50銘柄 東証第1部値上がり率上位50銘柄 東証第1部値下がり率上位50銘柄 日経225先物 SGX日経225先物 TOPIX先物 日経225オプション 株式関連指標の索引ページ 関連アプリ:インデックスムーバー(トムソン・ロイターEIKON検索ボックスで“IMO ”と入力) (