[東京 25日 ロイター] - <15:55> 日経平均・日足は「小陰線」、10日移動平均線がサポート 日経平均・日足は「小陰線」。上ヒゲと下ヒゲがやや長く、投資家心理の気迷いを表している。10日 移動平均線(2万1191円05銭=25日)が下値サポートとして意識された一方、5日移動平均線(2 万1307円03銭=同)に上値を抑えられた。このほか、日足一目均衡表の雲の下限が上値を圧迫する形 となっている。雲の下限は7月に向かって右肩下がりとなっており、この先、じりじり値を下げる可能性も あるという。 <15:42> 新興株市場は軟調、材料のある銘柄には物色 新興株市場で、日経ジャスダック平均は小幅反落、東証マザーズ指数は反落した。「売買が膨らまない のは海外投資家だけではなく、個人投資家も一緒。アクティブな投資家は材料のある銘柄に飛びついている が、大部分が様子見ムード」(ネット系証券)との声が出ていた。 個別銘柄では、直近IPOのブランディングテクノロジー が大幅安。オプトエレクトロニクス 、環境管理センター なども売られた。半面、モルフォ は年初来高値を更新。防 衛関連銘柄として細谷火工 が後場買われた。 東証マザーズ市場に新規上場したインフォネット は公開価格の2.3倍となる3430円で初 値を付けた後、上値を伸ばして3740円で取引を終えた。 <13:17> 日経平均は軟調、円高を嫌気 防衛関連には買い 日経平均は軟調、2万1100円台半ばで推移している。ドル/円が心理的節目の107円ちょうどを 割り込み、106円後半に下落した。ドル/円は年初フラッシュクラッシュで104円前半まで下落後、ほ とんどもみあうことなく107円台を回復したこともあり、下方向に対する強いサポートは見当たらないと される。米中首脳会談への期待があるため株式は売りづらいものの、中東の地政学リスクなどが懸念されて リスク回避的に円が買われれば、ドル安/円高の流れが強まりかねず、日本株の圧迫要因になり得る。 午後は、石川製作所 が上げ幅を拡大。東証1部で値上がり率上位に入っている。トランプ米大 統領が最近、日本との安全保障条約を破棄する可能性についての考えを側近に示していたことが分かったと 米ブルームバーグが伝え、防衛関連とされている銘柄が物色された。豊和工業 、細谷火工 なども買われている。 <12:31> 日経平均は後場下げ幅拡大、ランチタイム中に円高が進行 日経平均は後場下げ幅拡大、2万1100円台後半で推移している。ランチタイム中、ドル/円が一時 107.03円まで下落、107円を巡る攻防となった。為替に連動する先物売りで下げ幅を拡大した。 米国の7月利下げが織り込まれる中、米長期金利が低下傾向にあり、外為市場ではドル安の流れとなっ ている。「今晩、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の講演でハト派姿勢を一段と強調した場合はさ らにドル安/円高が進行する可能性もある」(ブローカー)との声が出ていた。 <11:40> 前場の日経平均は反落、米中首脳会談待ちで様子見 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比44円71銭安の2万1241円28銭となり、反落し た。トランプ米大統領が24日、イランに対し追加制裁を科す大統領令に署名したことで、両国の緊張が高 まるとの警戒感から売りが先行した。押し目買いで一時プラスに転じたものの、強含みの円相場が嫌気され て売り直された。20カ国・地域(G20)首脳会議と米中首脳会談を控えて様子見姿勢が強く売買は低調 だった。 TOPIXは0.04%高で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は8038億円と薄商いだった。 東証33業種では、鉱業、石油・石炭、証券、電気・ガスが値下がり上位に並んだ。一方、パルプ・紙、鉄 鋼、非鉄金属、陸運などが上昇した。市場では「米中通商交渉が継続協議であればG20後は株高という期 待があり底堅い。売られ過ぎの個別株には押し目買いが入っている」(岡三オンライン証券チーフストラテ ジストの伊藤嘉洋氏)との声が出ていた。 東証1部の騰落数は、値上がり1184銘柄に対し、値下がりが857銘柄、変わらずが103銘柄だ った。 <10:58> 日経平均は小幅安、様子見姿勢で閑散相場続く 日経平均は小幅安。2万1200円台半ばで推移している。20カ国・地域(G20)首脳会議と米中 首脳会談待ちで様子見姿勢が強く、閑散相場が続いている。市場では「投資家の多くが売買を手控えている が、3月期の配当金支払い時期であり、個人などが再投資の買いを入れている。中小型株が買われ値上がり 銘柄数は多い」(国内証券)という。 <09:14> 寄り付きの日経平均は小反落、米イランの緊張が重し 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比47円92銭安の2万1238円07銭となり、小 反落で始まっている。トランプ米大統領が24日、イランに対し追加制裁を科す大統領令に署名したことで 、両国の緊張が高まるとの警戒感から売りが先行した。寄り後は直近下落した内需系銘柄などに押し目買い が入り前日終値付近でもみあっている。石油・石炭、鉱業、証券が安い。半面、陸運、食料品などがしっか り。 <08:31> 寄り前の板状況、主力輸出株はまちまち 市場関係者によると、寄り前の板状況は、主力輸出株でトヨタ自動車 、ホンダ 、キヤ ノン が売り買い拮抗。ソニー 、パナソニック はやや売り優勢となっている。指数 寄与度の大きいファーストリテイリング は売り買い拮抗、ファナック はやや売り優勢とな っている。 メガバンクでは、三菱UFJフィナンシャル・グループ 、三井住友フィナンシャルグループ<8 316.T>、みずほフィナンシャルグループ がいずれも売り買い拮抗している。 東証第1部出来高上位50銘柄 東証第1部値上がり率上位50銘柄 東証第1部値下がり率上位50銘柄 日経225先物 SGX日経225先物 TOPIX先物 日経225オプション 株式関連指標の索引ページ 関連アプリ:インデックスムーバー(トムソン・ロイターEIKON検索ボックスで“IMO”と入力) (
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