[東京 12日 ロイター] - <13:45> 日経平均は小動き、決済期間短縮化を前に売買手控えも 日経平均は小動き。2万1600円台後半で推移している。きょうは7月限日経平均 先物ミニ・オプションのSQ(特別清算指数)算出日だが、午後1時45分現在の東証1 部売買代金は1兆2118億円と低調。市場では「連休明けの16日約定分から決済期間 短縮化(T+2化)が実施されるため、一部の高速取引業者などが混乱を避けるために売 買を見合わせている」(国内証券)との声が出ていた。 <11:44> 前場の日経平均は小幅続伸、ファーストリテが買われる 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比9円60銭高の2万1653円13銭 となり、小幅に続伸した。前日は米国株市場でダウとS&P総合500が終値で最高値を 更新。7月限日経平均先物ミニ・オプションの最終決済に関わる日経平均のSQ(特別清 算指数)算出にからんだ特殊な需給要因も重なり、朝方は買いが先行した。その後、3連 休を前に利益確定や調整の売りが出てマイナス圏に沈んだが、指数寄与度の高いファース トリテイリング が上昇し、前場はプラス圏で取引を終えた。 ファーストリテは2.44%高。日経平均を一銘柄で約60円押し上げる要因となっ た。11日発表した2018年9月─19年5月期の連結当期利益(IFRS)は前年同 期比7.0%増。「数字自体にサプライズはなかったが、海外ユニクロやジーユーなど今 後を引っ張るであろう事業が伸びているところが評価されている」(三木証券の投資情報 課長、北澤淳氏)との声が出ていた。 一方、安川電機 が11日発表した3─5月期の連結営業利益は前年同期比5 8.2%減と大きく落ち込んだ。株価は一時5%超下落するなど軟調に推移。同社は今後 の製造業の決算を占う「試金石」とみられており、設備投資関連や中国関連などへの懸念 が広がった。 TOPIXは0.16%安で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は9457億円 だった。業種別では小売、水産・農林、保険などが値上がり率上位にランクイン。半面、 鉱業、パルプ・紙、その他製品などが売られた。 東証1部の騰落数は、値上がり868銘柄に対し、値下がりが1178銘柄、変わら ずが96銘柄だった。 <09:23> 日経平均は続伸スタート後にマイナス転換、3連休前に利益確定売 り 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比76円61銭高の2万1720円 14銭となり、続伸した。その後は上げ幅を縮小し、マイナス圏に沈んでいる。 きょうは7月限日経平均先物ミニ・オプションの最終決済に関わる日経平均のSQ( 特別清算指数)算出日で、小幅に上振れてスタートした。その後、日本が3連休前で、安 川電機 が11日発表した決算も軟調だったことも警戒され、利益確定売りが優勢 となった。 <08:35> 寄り前の板状況、新興株市場の主要銘柄は売り買い拮抗 市場関係者によると、新興株式市場の寄り前の板状況は、マザーズ上場のメルカリ<4 385.T>、サンバイ オ 、ミクシィ が売り買い拮抗。ジャスダック上場の 日本マクドナルドホールディングス 、ワークマン は売り買い拮抗。ハー モニック・ドライブ・システムズ は売り優勢となっている。 東証第1部出来高上位50銘柄 東証第1部値上がり率上位50銘柄 東証第1部値下がり率上位50銘柄 日経225先物 SGX日経225先物 TOPIX先物 日経225オプション 株式関連指標の索引ページ 関連アプリ:インデックスムーバー(トムソン・ロイターEIKON検索ボックスで“IMO ”と入力) (