[東京 5日 ロイター] - <15:40> 日経平均の日足は長い下ヒゲ、売られ過ぎから下げ渋る 日経平均・日足は、短い上ヒゲと長い下ヒゲを伴う「中陰線」。前日に続いてマド( 2万0941円83銭─2万0960円09銭)を空け、叩き込んだ格好となったが、ボ リンジャー・バンドなどオシレーター系指標で売られ過ぎとの印象もあり下げ渋った。 6月上旬に空けたマドを埋めかけながらも、下限値(2万0464円57銭=6月4 日高値)を割り込むことなく、支持線として意識されたことも下げ渋りの要因と考えられ る。ただ、チャートは大きく崩れているだけに、短期的には自律反発が見込めるものの、 本格的な反転には日柄調整を要しそうだ。 <15:15> 新興株式市場は大幅安、値幅取りの動きも 新興株式市場は、日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数がともに大幅安。東証1 部市場の波乱で短期値幅取りの動きがみられるものの、全体的には売り優勢となった。 エル・ティー・エス やビーマップ がストップ安となったほか、日 特エンジニアリング も大幅安。メルカリ もさえない。半面、そーせい グループ が商いを伴って上昇したほか、手間いらず 、システム・ロケ ーション などが買われた。 <14:20> 日経平均は安値圏でもみあい、 日経平均は安値圏でもみあい。外為市場で、ドル安/円高が一服した後は、落ち着き を取り戻し、2万0600円台で推移している。突っ込み警戒感から下げ渋っているとい う。 急ピッチな下落によって「突っ込み警戒感が台頭している。まだ予断を許さないもの の、目先は自律反発があっても不思議ではないため、売りがいったん止まったようだ」( 国内証券)との声が出ていた。 <12:58> 日経平均は安値圏、一時500円超の下げ幅 日経平均は安値圏。2万0600円付近で推移している。 ドル/円は105.80円まで下落した後に下げ渋っていたが、東京市場のランチタ イム中に再び円高が進行し、一時、午前の安値を下回った。為替の円高進行をにらみ、日 経平均は後場寄りで2万0514円19円まで一段安となったが、その後、為替の円高が 一服すると小幅に下げ幅を縮小した。 <11:45> 前場の日経平均は安値引け、496円安 2万0400円台半ばが下値めど か 前場の東京株式市場で、日経平均株価は安値引け。前営業日比496円29銭安の2 万0590円87銭となり、大幅続落した。前週末の米国株主要3指数が下落したことや 為替の円高が嫌気され、朝方から幅広い銘柄で売りが先行。取引時間中に一段と円高が進 行しドル/円が一時105円台に下落すると、為替に連動する先物売りが強まり、現物指 数を大きく押し下げた。 東証1部の騰落数では、値下がりが1988銘柄と全体の92%を占め、全面安商状 となった。値上がりが132銘柄、変わらずが28銘柄だった。業種別でも東証全33業 種が値下がり。中でも化学工業、電気機器、ガラス・土石製品、鉄鋼、機械などの値下が り率が大きかった。 中国人民銀行が設定した対ドル基準値が1ドル=6.9225元と市場予想より元安 だったことで、当局が元安を容認したとの見方が出た。人民元は一段安となり、オフショ ア、オンショアともに1ドル=7元台へ下落。ドル/円は一時105.80円まで下落し 、約7カ月ぶりの円高水準となった。 為替が1ドル105円台に突入したことをにらんで日経平均も下げたが、テクニカル 的にいったんの下値めどは2万0400円半ばにあるとの声が出ていた。「今年は25日 移動平均線からの下方かい離5%の水準で底値となっている。その水準が今は2万045 8円近辺にある。6月4日の取引時間中の高値2万0464円57銭も意識される」(み ずほ証券のシニアテクニカルアナリスト、中村克彦氏)との指摘があった。 個別銘柄では、 アシックス が全体の流れに逆行して上昇し一時ストップ高 となった。前週末に発表された2019年12月期1─6月中間決算が当初計画を上回っ たことが好感された。 TOPIXは2.40%安で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆1553 億円だった。 <10:37> 日経平均は400円安、円高進行 ドルが106円割れ 日経平均は400円安、2万0600円台後半に下落している。外為市場で円高が進 行。ドル/円が106円を割り込み、引き続き為替に連動する先物売りが出ている。米株 指数先物の軟調推移なども嫌気されている。 <09:54> 日経平均は下げ幅拡大、為替に連動する先物売り 日経平均は下げ幅拡大、2万0800円台半ばで推移している。ドル/円が106. 30円付近と朝方の106円半ばから円高が進行。為替に連動する先物売りが出て、現物 指数を押し下げている。 市場からは「同じドル安/円高でも、米国の利下げ観測によるものなら米国株の支え となるので警戒感はそれほど強くならないが、米中貿易摩擦を懸念したドル安/円高は好 ましくない。日本株には逆風になりやすい」(国内証券)との声が出ていた。 <09:02> 寄り付きの日経平均は続落、米国株安・円高を嫌気 寄り付きの東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比177円18銭安の2万09 09円98銭となり、続落した。前週末に米国株主要3指数がそろって下落。為替も1ド ル106円半ばと円高方向に振れており、東京市場は売りが先行した。業種別では、小売 り以外の幅広い銘柄が売られており、保険、海運、電気機器、機械などが安い。 <08:28> 寄り前の板状況、ファーストリテやファナックが売り優勢 市場関係者によると、寄り前の板状況は、トヨタ自動車 がやや売り優勢。ホ ンダ 、キヤノン 、パナソニック は売り買い拮抗。ソニー<6758. T>は売り優勢。 指数寄与度の大きいファーストリテイリング 、ファナック は売り優 勢。 メガバンクでは、三菱UFJフィナンシャル・グループ 、三井住友フィナン シャルグループ 、みずほフィナンシャルグループ が売り買い拮抗してい る。 東証第1部出来高上位50銘柄 東証第1部値上がり率上位50銘柄 東証第1部値下がり率上位50銘柄 日経225先物 SGX日経225先物 TOPIX先物 日経225オプション 株式関連指標の索引ページ 関連アプリ:インデックスムーバー(トムソン・ロイターEIKON検索ボックスで“IMO ”と入力) (