[東京 23日 ロイター] - <15:55> 日経平均・日足は「小陽線」、5日線支えに戻り基調維持 日経平均・日足は「小陰線」。瞬間的に割り込みながらも、引き続き5日移動平均線(2万0539円 57銭=23日)が終値でキープした状態が続いており、戻り基調にあるとの印象を与えている。下値が坊 主で上ヒゲもほとんどない「陽線」も強さを感じさせるところ。「抱き線」に近い形状も、さらなる戻りを 期待させている。 もっとも、前日高値を抜けなかった動きは、戻りのフシである9日高値2万0782円06銭が、関門 として強く意識され、警戒感が完全に払しょくされた訳ではない。9日高値を一気に抜けず、伸び悩むよう であれば、底練りの場面が続くことになりそうだ。 <15:29> 新興株市場はまちまち、直近IPOや9月決算銘柄に物色 新興株式市場はまちまち。日経ジャスダック平均が3日続落、東証マザーズ指数は小反発した。市場か らは「日経平均と同様に様子見ムードが強かったが、好業績銘柄は動いている。直近IPO銘柄や9月に決 算を控えた銘柄への物色も目立つ」(国内証券)との声が出ていた。 ジャスダック市場では、オンキヨー 、オリコン 、セプテーニ・ホールディングス<429 3.T>などが下落した。一方、アエリア は連日の年初来高値更新。ジョルダン はストップ高 比例配分となった。ジョルダンは子会社と野村総合研究所が資本・業務提携に向けて基本契約を締結したと 発表したことが好感された。 マザース市場では、ツクルバ が年初来高値を更新。ブシロード 、インパクトホールデ ィングス も買われた。JIG─SAW 、カオナビ は売られた。 <14:21> 日経平均は高値圏でもみあい、様子見ムードも強い 日経平均は高値圏でもみあい。2万0700円台に乗せ、午前の高値を上回った。ジャクソンホール会 議でパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の講演が控えており、様子見ムードも強い。 市場からは「最近の日経平均は後場に値幅が小さくなる傾向がある。また、参加者の7割は海外投資家 で、日本独自の要因よりは為替や先物主導で株価の上下が決まる。個別要因でも上下はするが、世界情勢を 踏まえるとなかなか厳しい状況が続くのではないか」(国内証券)との声も出ていた。 <11:39> 前場の日経平均は続伸、鉄鋼株が堅調 防衛関連も買われる 前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比44円85銭高の2万0672円86銭となり、続 伸した。寄り付きは安く始まったが、押し目買いが入ってプラス転換。ドル/円が朝方からやや円安に振れ たことや、米株先物がプラス圏で推移したことなどを眺めて上値を伸ばした。ただ、パウエル米連邦準備理 事会(FRB)議長の講演を前に様子見ムードも強く、材料のある個別銘柄が物色された。 TOPIXは0.20%高で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は7804億円。東証33業種で は鉄鋼、パルプ・紙、証券などが値上がり率上位に並んだ。半面、精密機器、鉱業、情報・通信などが軟調 だった。 市場では「このところ東京市場は薄商いが続いているが、出遅れ銘柄や割安銘柄に少しずつ買いが入っ てきた。きょうはトヨタ自動車 の車用特殊鋼値上げの話が鉄鋼株の上昇につながっている」(岩井 コスモ証券の投資情報センター長、林卓郎氏)との声が出ていた。 個別銘柄では防衛関連の上昇が目立った。韓国が日本との軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の破 棄を決めたことで、地政学リスクの高まりを意識した思惑的な買いが入った。石川製作所 、豊和工 業 のほか、ジャスダック市場の細谷火工 などに朝方から買いが先行した。 東証1部の騰落数は、値上がりが1077銘柄に対し、値下がりが938銘柄、変わらずが133銘柄 だった。 <10:15> 日経平均は小幅高、為替や米株先物にらみ 日経平均は小幅高、2万0600円台半ばで推移している。為替が朝方の水準からやや円安方向に振れ たことや、米株指数先物がプラス圏で推移していることなどが好感されている。 市場からは「パウエル議長の講演を控えて様子見状態。マークイットが22日発表した8月の米製造業 購買担当者景気指数(PMI)速報値が2009年9月以来約10年ぶりに拡大と悪化の分かれ目となる5 0を割り込んだことで、パウエル議長がハト派的な姿勢を示すのではないかという思惑も出ている」(国内 証券)との声が出ていた。 <09:04> 寄り付きの日経平均は反落、手掛かり材料に欠く 寄り付きの東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比48円03銭安の2万0579円98銭となり 、反落した。その後はプラス圏に浮上している。前日の米国株主要3指数はまちまちで、ドル/円は横ばい 圏。手掛かり材料に欠く中、今晩のパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の講演を前に手控えムードと なっている。 業種別では、パルプ・紙、水産・農林、繊維などが高い。反面、精密機器、石油・石炭、ガラス・土石 製品などが売られている。 <08:25> 寄り前の板状況、主力株は全体的に売り買い拮抗 市場関係者によると、寄り前の板状況は、トヨタ自動車 、ホンダ 、キヤノン 、ソニー 、パナソニック が売り買い拮抗。 指数寄与度の大きいファーストリテイリング は売り買い拮抗、ファナック は売り優勢 。 メガバンクでは、三菱UFJフィナンシャル・グループ 、三井住友フィナンシャルグループ<8 316.T>、みずほフィナンシャルグループ は売り買いが拮抗している。 東証第1部出来高上位50銘柄 東証第1部値上がり率上位50銘柄 東証第1部値下がり率上位50銘柄 日経225先物 SGX日経225先物 TOPIX先物 日経225オプション 株式関連指標の索引ページ 関連アプリ:インデックスムーバー(リフィニティブEIKON検索ボックスで“IMO”と入力) (