[東京 14日 ロイター] - <14:46> 日経平均は小動き、日銀ETF買いのスタンスに疑念 日経平均は小動き、2万3100円台後半で推移している。香港ハンセン指数の連日 の下落や為替の円高以外にも、日銀のETF(上場投資信託)買いのスタンスに対する疑 念が投資家心理を悪化させているとの声も出ている。 市場からは「日銀はリスクプレミアムを測る際、複数の指標をみる。前場のTOPI Xは一時1%近くまで下がったが長期金利は上がっており、VIX指数も低い状態で市場 はニュートラル。日銀のETF買いについてはもう少し冷静な見方が必要」(運用会社) との声が出ていた。 <13:39> 日経平均は一時250円超安、為替やハンセン指数にらみ 日経平均は2万3100円台半ばで推移している。一時下げ幅を250円超に拡大し 、2万3062円16銭を付けた。前場に発表された中国経済指標の予想下振れや、香港 ハンセン指数の弱含み、外為市場での円高進行など複数の材料が下押し要因になっている 。 市場からは「午後1時頃に利益確定売りがピークに達して日経平均は急落した。株式 市場は不透明感を嫌う。香港情勢は悪化する一方で、もしここから中国が本格的に介入す るとなると、米中通商協議にも影響を与えかねない。しばらくは売られるのではないか」 (銀行系証券)との声が出ていた。 <12:32> 日経平均は後場下げ幅拡大、ランチタイム中に先物売り 日経平均は2万3100円台後半。後場下げ幅を拡大し、きょうの安値を付けた。東 京市場のランチタイム中、香港ハンセン指数が下げ幅を拡大。外為市場でややドル安/円 高が進行したこともあり、日経平均先物に売りが出た。現物指数も押し下げられている。 <11:45> 前場の日経平均は続落、円高が上値抑え小幅安水準でもみあう 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日55円91銭安の2万3263円96銭 となり、続落した。前日の米国市場はしっかりとなったものの、外為市場でドル/円が1 08円台後半で推移するなど円高に振れ気味となったことが、上値を抑える格好となって いる。米中協議に対する懸念もあり、日経平均は一時プラスになる場面がありながらも、 前場中盤から小幅安の水準でもみあった。 13日の米国株式市場は、ダウ工業株30種 とS&P総合500種 が最 高値を更新しながらも、ナスダック総合 は下落した。米連邦準備理事会(FRB )のパウエル議長が米経済の「持続的な拡大」を予想しているとの見解を示した一方、米 中協議が農産物購入を巡り「暗礁に乗り上げた」と米紙ウォール・ストリート・ジャーナ ル(WSJ)が報じて好悪材料が交錯。米中協議の行方に対する不安は拭い切れていない 。 朝方に発表された日本の7─9月期実質GDP(国内総生産)は年率プラス0.2% と市場予想のプラス0.8%を下回ったが、株価は反応薄。そうした中、為替が円高に振 れたことで、見送りムードが強まり、前日に軟化した地合いを引き継ぐ格好となっている 。中国の経済指標が予想より下振れしたこともマイナス材料になった。 一方、ヤフーを傘下に持つZホールディングス(HD) とSNSサービスの LINEが、経営統合に向けて調整に入ったことが注目され、ZHDとLINE が買われた。市場では「グループの中核企業であるソフトバンクグループ は、人 気株だけにマーケット全体に与えるインパクトが大きそうだ」(SBI証券・シニアマー ケットアドバイザーの雨宮京子氏)との指摘もある。 TOPIXは0.49%安で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆0303 億9500万円だった。東証33業種は、パルプ・紙をはじめ29業種が値下がりした。 個別では、ソフトバンクGのほか、指数寄与度が大きいファーストリテイリング が買われたが、トヨタ自動車 など主力輸出株にさえない銘柄が目立つ。 東証1部の騰落数は、値上がりが628銘柄に対し、値下がりが1418銘柄、変わ らずが104銘柄だった。 <11:29> 日経平均はマイナス圏、中国経済指標が予想下振れ 日経平均はマイナス圏、2万3200円台半ばで推移している。寄りつきから前日終 値を挟んでもみあいが続く中、午前11時前に一時2万3360円06銭まで上昇してい たが、その後に発表された中国の経済指標が弱く、マイナス圏に沈んだ。 中国の国家統計局が発表した10月の鉱工業生産は前年比プラス4.7%で、市場予 想のプラス5.4%を下回った。 市場からは「午後1時くらいまでの間に極端な売りが出なければ、ある程度悪い数字 になることを織り込んでいたと解釈される」(銀行系証券)との声が出ていた。 <09:15> 小反発で始まる、GDPに反応薄 一進一退の動きに 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比5円63銭高の2万3325円5 0銭となり、小反発して始まった。その後は前日終値をはさんで一進一退。朝方発表の日 本の7─9月期実質GDP(国内総生産)は年率プラス0.2%と市場予想のプラス0. 8%を下回ったが、これについての株価は反応薄。方向感を欠く動きとなっている。 そうした中、経営統合が報じられたZホールディングス(HD とLINE<3 938.T>は買い気配。ソフトバンクグループ も堅調な始まりとなった。 <08:45> 寄り前の板状況、ZHDやソフトバンクGが買い優勢 市場関係者によると、寄り前の板状況は、経営統合報道があったヤフーを傘下に持つ Zホールディングス(HD) 、ソフトバンク 、ソフトバンクグループ<9 984.T>が買い優勢。トヨタ自動車 、キヤノン 、ソニー など主力 の輸出関連株は売り買い交錯となっている。 東証第1部出来高上位50銘柄 東証第1部値上がり率上位50銘柄 東証第1部値下がり率上位50銘柄 日経225先物 SGX日経225先物 TOPIX先物 日経225オプション 株式関連指標の索引ページ 関連アプリ:インデックスムーバー(リフィニティブEIKON検索ボックスで“IMO”と 入力) (