[東京 15日 ロイター] - <16:12> 新興株式市場は堅調、円高一服が安心材料に 新興株式市場で、東証マザーズ指数、日経ジャスダック平均は反発した。市場からは「日経平均と同様 に新興株式市場も堅調。為替の円高が和らいだことなどが市場に安心感を与えた」(ネット証券)との声が 出ていた。 マザーズ市場では、14日に好決算、株式分割、上方修正を発表したレアジョブ がストップ高 比例配分。ホープ が急伸して年初来高値を更新。メルカリ も買われた。一方、ジーエヌア イグループ は大幅安。MTG は一時ストップ安となった。 ジャスダック市場では、シンクレイヤ 、テクノホライゾン・ホールディングス が買わ れた。アエリア 、夢真ホールディングス などは売られた。 <15:08> 日経平均・日足は「小陽線」、5日移動平均線が上値抑える 日経平均・日足は上下にヒゲを伴う「小陽線」。5日移動平均線(2万3323円32銭=15日)に 上値を抑えられる形となった。前日にMACDがシグナルとデッドクロスし、パラボリックも陰転するなど 目先は調整含みの展開が見込まれる。 一方、短期RSI(相対力指数)は買われ過ぎ圏内から低下。騰落レシオ(東証1部、25日平均)も 127%台と、過度な過熱感が和らいできた。長短すべての移動平均線が上向きで強いトレンドを維持して おり、調整が一巡した後は再び上値を試す可能性もある。 <13:36> 日経平均は小動き、手掛かり材料難で薄商い 日経平均は2万3300円付近。後場寄りできょうの高値2万3340円77銭を付けた後は小動きと なっている。市場からは「材料が少なく、動きづらい。市場参加者も少ない」(運用会社)との声が出てい た。 上海総合指数や香港ハンセン指数などがプラス圏に転じたことについては「ここ数日間の鈍い動きが日 本株にとって重しになっていた。きょう久しぶりにプラス転換したことは、市場心理的には良い」(同)と の声が出ていた。 <11:45> 前場の日経平均は反発、高値警戒感和らぎ買い先行に 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日164円16銭高の2万3305円71銭となり、反発し た。前日の米国株式市場は小動きだったため手掛かりにならない中、直近の下げで高値警戒感が和らいだこ とが手伝い、買い戻しや押し目買いに堅調となっている。このところドル安/円高に振れ気味だった為替相 場が落ち着いていることも安心感を誘った。 14日の米国株式市場は、シスコシステムズ のさえない業績見通しが嫌気された半面、小売大 手ウォルマート の好決算が支援材料になるなど、好悪材料が入り混じった。S&P500が最高値 を更新したものの、全体では小動きとなり、方向感を示す材料とはなっていない。 そうした中、日経平均は8日の立ち会い中につけた高値2万3591円09銭から、前日までに下げ率 が2%を超えたことから、強かった高値警戒感が和らいだ。週末で手掛けにくい状況ながら、円高も落ち着 いたため、幅広く買いを誘っている。 市場では「米中協議の行方が懸念されているが、いったんトランプ米大統領がポジティブなコメントを 出せば、地合いが一変する可能性もあり、売り込みにくい」(キャピタル・パートナーズ証券チーフマーケ ットアナリストの倉持宏朗氏)との声も聞かれ、週末を前にショートカバーを急ぐ動きも観測された。 TOPIXは0.80%高で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆0825億1900万円だ った。東証33業種は、鉱業、石油石炭製品を除く31業種が値上がりした。個別では、トヨタ自動車<720 3.T>など主力輸出株にしっかりの銘柄が目立つほか、東京エレクトロン 、SCREENホールディ ングス など半導体関連株が物色された。 東証1部の騰落数は、値上がりが1762銘柄に対し、値下がりが317銘柄、変わらずが72銘柄だ った。 <10:31> 日経平均は上げ幅拡大、為替と米国株高が支援材料 日経平均は上げ幅拡大、2万3300円台前半で推移している。前日の米国株の上昇や外為市場での円 安進行などが支援材料となっている。市場からは「ここ最近の香港情勢悪化に伴い、香港ハンセン指数の下 落が嫌気されている。週末を控えていることから、アジア株の動きによっては様子見ムードが強まる可能性 もある」(国内証券)との指摘もあった。 <09:10> 日経平均は小反発、高値警戒感和らぎ押し目買いも 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比18円93銭高の2万3160円53銭となり、小 反発してスタート。決め手となる材料はないものの、前日までの下げで高値警戒感が和らぎ、押し目買いを 誘った。日経平均はその後は一進一退の展開となっている。 <08:40> 寄り前の板状況、主力輸出関連株が売り買い交錯 市場関係者によると、寄り前の板状況は、トヨタ自動車 、ホンダ 、キヤノン 、ソニー などの主力輸出関連株が売り買い交錯。指数寄与度の大きいファーストリテイリング<998 3.T>が買い優勢となっている。 東証第1部出来高上位50銘柄 東証第1部値上がり率上位50銘柄 東証第1部値下がり率上位50銘柄 日経225先物 SGX日経225先物 TOPIX先物 日経225オプション 株式関連指標の索引ページ 関連アプリ:インデックスムーバー(リフィニティブEIKON検索ボックスで“IMO”と入力) (
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