[東京 27日 ロイター] - <15:45> 日経平均・日足は「短陰線」、気迷い示すが基調の強さを維持 日経平均・日足は、上ヒゲと短い下ヒゲを伴う「短陰線」。前日の長い上ヒゲを伴う 「小陰線」にはらむ形で出現した上、「コマ」に準じる形状となったことで、気迷いを示 している。ただ、上向きに転じた5日移動平均線(2万3251円07銭=27日現在) を超したままで推移するなど基調の強さに変化は見られない。 前日に年初来高値を更新し、目標達成感が台頭するとともに、高値を警戒するムード もあり、伸びを欠いた格好。だが、前日の高値(2万3608円06銭)を更新した場合 はチャートの上で節目が見当たらなくなるため、雄大な上昇相場が期待できるようになる 。 <15:10> 新興株市場は続伸、地合い好転の中で値動き良い銘柄を物色 新興株市場で、日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数はともに4日続伸。全体の 地合い好転が顕著となる中で「買い安心感を誘って、値動きの良い銘柄や材料が出た銘柄 を物色している」(SBI証券・シニアマーケットアドバイザーの雨宮京子氏)という。 マザーズ市場では、インパクトホールディングス が連日のストップ高となっ たほか、セルソース もストップ高。エードット も大幅高となり、バンク ・オブ・イノベーション も反発したが、BASE はさえない。 ジャスダック市場では、ワークマン 、柿安本店 などが高いが、テク ノホライゾン・ホールディングス は反落した。 <14:45> 日経平均は強もちあい、見送りムード強いが相場内容は良好 日経平均は強もちあい。2万3400円台で推移している。市場では「手掛かり材料 不足で見送りムードが強い」(国内証券)との声が聞かれるものの、富士通 、T DK 、キーエンス など情報、電子部品、センサーなどの主力銘柄で年初 来高値を更新するものが目立つなど、相場の内容は良好という。 <13:45> 日経平均はプラス圏で小動き、需給に締まり 日経平均はプラス圏で小動き、2万3400円台後半で推移している。為替のドル/ 円も、1ドル109円台前半で安定している。市場からは「相変わらず材料には乏しいが 、需給は締まっている。今週と来週は、機関投資家が11月末に支払われる9月期末の中 間配当を再投資に回す可能性もあるので、買われやすい」(国内証券)との声も出ていた 。 <11:39> 前場の日経平均は続伸、外部環境を好感 利食いが上値抑える 前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比85円27銭高の2万3458円 59銭となり、続伸した。米国株高や為替の円安基調などを好感し、朝方から買いが先行 。一時2万3500円台に乗せたものの、直近高値圏ということもあり利食い売りが出や すく、上値を抑えられた。 オーバーナイトの米国株市場では、米中通商協議を巡るトランプ大統領の前向きなコ メントが相場を支援。ダウ工業平均、ナスダック総合、S&P総合500種の主要3指数 が最高値を更新した。ドル/円が109円前半にしっかり乗せたことも追い風となり、日 経平均は続伸スタートとなった。 その後、利益確定売りが上値を抑えた一方、目立った売り材料もなく、前引けにかけ てプラス圏で一進一退となった。 市場では「大型株より中小型や新興株市場が活気づいている。地合いは良く、押し目 待ちの人もなかなか買えない。日経平均は高値もみあいが続くのではないか」(水戸証券 のチーフファンドマネージャー、酒井一氏)との声も出ていた。 TOPIXは0.32%高で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は8500億円 にとどまった。東証33業種では非鉄金属、電気・ガス、鉱業などが値上がり率上位に入 った。半面、海運、保険、ゴム製品などは値下がりした。 個別では、ファルテック が一時ストップ高となった。政府が国内で販売され る新車に衝突被害軽減ブレーキ(自動ブレーキ)の取り付けを義務づける方針を固めたと 27日付朝日新聞朝刊が報じ、関連銘柄として物色された。 東証1部の騰落数は、値上がりが1308銘柄に対し、値下がりが715銘柄、変わ らずが130銘柄だった。 <10:50> 日経平均はプラス圏で小動き、次の材料待ち 日経平均は2万3400円台半ば。午前9時半頃に2万3500円台に乗せたものの 、その後は伸び悩み、次の材料を待ちながら方向感なく推移している。 市場からは「環境は悪くないが、直近高値圏に来ているので、どうしても利食い売り が出やすい。きょうは日経ジャスダック指数や東証マザーズ指数も堅調に推移し、マーケ ットの中の広がりが感じられるようになってきた。日経平均も近いうちに前日付けた年初 来高値を更新し、2万4000円手前まで上昇することも期待できる」(内藤証券の投資 調査部長、田部井美彦氏)との声が出ていた。 <09:10> 日経平均は続伸、米国株高と円安を好感 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比79円53銭高の2万3452円 85銭となり、 続伸してスタートした。前日の米国株式市場で主要3指数がそろって最 高値を更新したほか、外為市場でドル/円が109円台まで円安に振れたことが好感され ている。東証33業種では、非鉄金属、ガラス、土石製品、電気・ガス業などが値上がり 率上位。一方、保険業、海運業、その他製品などは売られている。 <08:40> 寄り前の板状況、輸出関連株は売り買い交錯 市場関係者によると、寄り前の板状況は、トヨタ自動車 、ホンダ 、 キヤノン 、ソニー 、パナソニック が売り買い交錯。 指数寄与度の大きいファーストリテイリング 、ファナック も売り買 い交錯。 メガバンクでは、三菱UFJフィナンシャル・グループ 、みずほフィナンシ ャルグループ は売り買い交錯、三井住友フィナンシャルグループ は売り 優勢となっている。 東証第1部出来高上位50銘柄 東証第1部値上がり率上位50銘柄 東証第1部値下がり率上位50銘柄 日経225先物 SGX日経225先物 TOPIX先物 日経225オプション 株式関連指標の索引ページ 関連アプリ:インデックスムーバー(リフィニティブEIKON検索ボックスで“IMO”と 入力) (