[東京 25日 ロイター] - <16:40> 日経平均・日足は「大陽線」、底入れ期待膨らむ 日経平均・日足はわずかな上ヒゲを伴う「大陽線」。底入れ期待を膨らませている。 1月17日の年初来高値から7500円超の下落となっていた日経平均は、連日の急騰を 受け約3分1以上回復した。 市場からは「次のターゲットは半値戻しとなるが、その間にPBR1倍の水準と25 日移動平均線(2万0159円25銭=25日)が視野に入る。短期的には25日移動平 均線が上値抵抗線として働くだろう」(国内証券)との声が出ていた。 <15:45> 新興株市場は堅調、日経平均に連れ高 幅広い銘柄が買われる 新興株市場で東証マザーズ指数、日経ジャスダック平均はともに続騰。新型コロナ対 策法案で米上院とトランプ政権幹部が合意に達したと伝わった後、日経平均は急速に上げ 幅を拡大。これに伴い新興株市場でも幅広い銘柄が物色され、マザーズ指数は4.44% 高、ジャスダック指数は5.91%高となった。 マザーズ市場では、メルカリ 、そーせいグループ 、フリー 、関通 が上昇。Amazia 、マネーフォワード 、Sansa n は下落した。 マザース市場に新規上場したヴィス は公開価格を8.04%下回る754 円で初値を形成。その後、公開価格より5円安い815円まで上値を伸ばした後は売りに 押され、714円で取引を終えた。 ジャスダック市場では、ワークマン 、ハーモニック・ドライブ・システムズ 、ユニバーサルエンターテインメント 、医学生物学研究所 など が上昇。オンキヨー 、ナカニシ などは下落した。 <14:30> 日経平均は上げ幅拡大、1200円超高 米株先物は経済対策巡り下げ 渋り 日経平均は上げ幅拡大、前営業日比1200円ほど高い1万9200円台後半での推 移となっている。米株先物は下げ渋り。一部のメディアで、新型コロナウイルスの経済対 策を巡り、米上院とトランプ政権幹部が合意したと伝わったことが材料視されているとい う。 そのほか、市場からは「ショートカバーが継続している。今週は期末最後の週となる など、需給が特殊な1週間。ポジション調整が出やすい局面でもある」(国内証券)との 声が出ていた。 <13:32> 日経平均は高値圏でもみあい、上値追いには慎重 日経平均は高値圏でもみあい、前営業日比1000円ほど高い1万9100円近辺で もみあっている。きょうのアジア株式市場は堅調。ソウル株式市場の総合株価指数(KO SPI) は4%超高、香港ハンセン指数 は2%超高、上海総合指数 は1.5%超高での推移となっている。 市場からは「アジア株が下支えとなっているが、米株先物が小幅安となっているため 、上値追いには慎重にならざるを得ない」(みずほ証券・シニアテクニカルアナリストの 三浦豊氏)との声が出ていた。 <11:45> 前場の日経平均は続騰、1036円高で1万9000円台回復 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比1036円86銭高の1万9129円 21銭となり、続騰した。前日の米国株式市場が史上最大の上げ幅になったことを受け、 朝方から幅広く買いを集めている。中だるみの場面があったものの、買い戻しが活発化し 、1000円以上の上昇幅となり、3月12日以来の1万9000円台回復となった。 24日の米国株式市場は、米議会で新型コロナウイルス対策法案の可決が近いと伝わ ったことで大幅高で終了。ダウ工業株30種は2112ドル(11.4%)と過去最大の 上げ幅を記録、1日としての上昇率は1933年以来の大きさとなった。米民主党と共和 党の幹部は、2兆ドルの新型コロナ対策法案で合意に近付いていると述べた。 一方、外 為市場ではドル/円が111円台まで円安に振れたことも材料視されている。 これを受けて、朝方から輸出関連株を中心に、幅広く物色された。急な戻りから踏み 上げ状態となるなど、上昇の好循環となった格好。また、市場では「期末を前にして、日 銀の平均買いコストとされる1万9500円が強く意識され、これに絡んでカチ上げなど 思惑も生じそうだ」(岡地証券・投資情報室長の森裕恭氏)との声が聞かれる。 大和証券・チーフテクニカルアナリストの木野内栄治氏は「チャイナショック時と同 様の形となったことで、原油価格が持ち直し、米シェールオイル会社の破たん懸念からく る信用不安が後退したことが株価上昇の根本にある」とコメントしていた。 TOPIXは5.23%高で午前の取引を終了した。東証1部の売買代金は1兆63 86億7100万円と引き続き大商い。東証33業種はすべて上昇した。個別では、トヨ タ自動車 、ソニー など主力輸出関連株が総じてしっかり。ソフトバンク グループ も高い。 東証1部の騰落数は、値上がりが1899銘柄に対し、値下がりが245銘柄、変わ らずが21銘柄だった。 <10:10> 日経平均は高値もみあい、3分の1戻し超えた水準で一進一退 日経平均は高値もみあい。朝方の買いが一巡した後は、急激な上昇に対する警戒感も あって上値に対して慎重な様子だ。1月17日の昨年来高値2万4115円から3月19 日安値1万6358円19銭まで押した幅の3分の1戻り(1万8944円11銭)がテ クニカル面でひとつの目安となるため、これを超えた水準で一進一退となっている。 <09:25> 日経平均は上値追い、1000円超す上昇で1万9000円回復 日経平均は上値追い。前日比で1000円を超す上昇となり、3月12日以来の1万 9000円回復となった。急激な戻りによって、ショートポジションを積み上げた向きが 慌てて買い戻しているという。市場では「強烈な巻き戻しが起きている」(国内証券)と の声が出ている。 <09:05> 日経平均は大幅続伸、米株大幅上昇受け幅広く物色 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比354円45銭高の1万8446 円80銭となり、大幅続伸でスタート。前日の米国株式市場でダウが過去最高の上げ幅を 記録し大幅上昇となったことを受け、幅広く物色されている。その後も上値を追い、午前 9時05分現在、日経平均の上昇幅は600円を超えた。 <08:50> 寄り前の板状況、主力輸出関連株が大幅買い超過 市場関係者によると、寄り前の板状況は、トヨタ自動車 、ホンダ 、 キヤノン 、ソニー 、パナソニック をはじめとした主力輸出関連 株に大幅な買い超過となる銘柄が目立っているほか、指数寄与度の大きいファーストリテ イリング 、ソフトバンクグループ 、ファナック も買い優勢とな っている。 東証第1部出来高上位50銘柄 東証第1部値上がり率上位50銘柄 東証第1部値下がり率上位50銘柄 日経225先物 SGX日経225先物 TOPIX先物 日経225オプション 株式関連指標の索引ページ 関連アプリ:インデックスムーバー(リフィニティブEIKON検索ボックスで“IMO”と 入力) (
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