[東京 27日 ロイター] - <15:35> 日経平均・日足は中陽線、買い勢力強まる「たすき線」に 日経平均・日足は「中陽線」。下ヒゲを伴うととともに大引けが「丸坊主」となり、買い勢力が強まっ たことを示している。典型的な「たすき線」で、底値圏からの離脱局面で出現したことから、追撃買いの場 面と感じさせた。ただ、「はらみ線」の直後で前々日高値(1万9564円38銭)を上回れなかっただけ に、ダマシも警戒されるところ。強気への転換は前々日高値の更新を待ちたい。 <15:20> 新興株市場は反発、個別に物色 出前館はストップ高 新興株市場で東証マザーズ指数、日経ジャスダック平均はともに反発。東証マザーズ指数は1.47% 高、日経ジャスダック平均は1.33%高となった。新型コロナウイルスの感染者数急増が警戒されている なか、前日に続き関連する銘柄が買われるなど、個別物色が目立った。LINE による子会社化が 発表された出前館 はストップ高となった。 マザーズ市場では、フリー 、JMDC が反発。食品宅配事業などを手掛けるオイシッ クス・ラ・大地 は4日続伸した。弁護士ドットコム は続落、Sansan は4日 続落した。 ジャスダック市場はきょうも新型コロナ関連の銘柄が堅調だった。マスクの製造などを手掛ける重松製 作所 、興研 はストップ高となった。食品宅配サービスなどを手掛ける出前館もストップ高 。26日にLINEが出前館の株式の追加取得と資本業務提携契約の締結を発表したことが好感された。ホ ロン 、日本マクドナルドホールディングス は続落した。 <14:20> 高値圏でもみあい、週末意識し徐々に見送りムード 全般は高値圏でもみあい。日経平均は1万9000円をはさんで一進一退となっている。市場では「週 末で手掛けにくさが強調され、徐々に見送りムードが出ている。配当落ち後にどう動くかが当面のポイント lになりそうだ」(岡地証券・投資情報室長の森裕恭氏)との指摘があった。 <13:20> 日経平均は切り返す、権利付き最終の思惑から再び1万9000円乗せ 日経平均は切り返し、再び1万9000円台に乗せている。さらに上値を追う展開。市場では「週末で 様子見ムードになるところだが、きょうは3月期企業の権利付きの最終売買日。仮に日銀がETF(上場投 資信託)を買い入れなくても、現物市場では配当や株主優待を狙った買いが入るとの思惑が生じている」( 国内証券)との声が出ていた。 <11:50> 前場の日経平均は反発、230円高 米株先物軟化で上げ幅縮小 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比230円70銭高の1万8895円31銭となり、反発 した。前日の米国株式市場は主要株価3指数が大幅高。東京株式市場も流れを引き継ぎ、朝方から幅広い買 いが入り一時700円超高となった。その後は為替の円高や米株先物の軟化などが重荷となり、日経平均は 上げ幅を縮小した。 26日の米国株市場でダウは6.38%高、ナスダック総合は5.60%高、S&P総合は6.24% 高と大幅に上昇して取引を終えた。週間の新規失業保険件数は過去最多となったものの、新型コロナ対策法 案への期待が相場の支援材料となった。 日経平均は前営業日比357円37銭高で反発スタート。一時701円69銭高となったが、その後は 急速に上げ幅を縮小した。為替の円/ドルが108.30円台まで下落したことや、米株先物の軟化が嫌気 された。また、日本は新型コロナウイルス感染者数急増に伴う首都圏の外出自粛要請で先行きの経済活動の 停滞が警戒されており、日経平均は高値から500円ほど上げ幅を縮小する格好となった。 TOPIXは1.33%高で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆5749億円だった。東証 33業種では電気・ガス業、医薬品、精密機器、金属製品などの27業種が値上がりした。値下がりは6業 種となり、石油・石炭製品、空運業、証券業などが値下がり率上位となった。 東洋証券・日本株ストラテジストの大塚竜太氏は「TOPIXも堅調に推移していることから、きょう は日銀のETF(上場投資信託)買い入れへの期待はほぼない」という。「むしろきょうは3月決算企業の 権利付き最終日なので、再投資分の先物買いが入る。よっぽど売り物をぶつけられない限り、大引けにかけ てはプラスで動くだろう」(同)と指摘する。 個別では、ゼンリン が急騰し一時13.68%高となった。その後は上げ幅を縮小し5.75 %高で前場の取引を終えた。26日にNTT と資本業務提携すると発表したことが材料視された。 NTTは3.03%高となっている。 東証1部の騰落数は、値上がりが1554銘柄に対し、値下がりが562銘柄、変わらずが52銘柄だ った。 <11:12> 日経平均は1万8900円台前半、米株先物は軟化 日経平均は1万8900円台前半。朝方の高値から500円ほど安い水準となっている。為替のドル/ 円が円高で推移していることに加え、時間外取引で米株先物も軟化していることも嫌気されている。市場か らは「前日の米国株式市場の上がり方は異常だった。反動が起きてもおかしくない」(国内証券)との声が 出ていた。日経平均については「いったん1万9000円を超えたら利食い売りをする投資家も多いのだろ う」(同)という。 <10:12> 日経平均は上げ幅縮小、1万9000円割れ 為替の円高進行にらみ 日経平均は朝方700円超に上げ幅を拡大したが、その後、徐々に押し戻され、節目の1万9000円 を割り込んでいる。外為市場でドル/円が108円後半まで円高が進行し、日本株の上値を重くした。引き 続き首都圏の外出自粛要請による経済活動の停滞も警戒されている。 <09:08> 日経平均は反発スタートし上げ幅拡大、米国株高を好感 寄り付きの東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比357円37銭高の1万9021円97銭とな り、反発した。前日の米国株主要3指数が大幅に上昇した流れを引き継ぎ、日本株も買いが先行。その後、 上げ幅は一時700円超まで拡大した。 ただ、日本では新型コロナウイルス感染者数急増に伴う首都圏の外出自粛要請で経済活動の停滞が警戒 される。外為市場でドル/円が円高方向に振れており、日経平均も1万9500円近辺からは上値を伸ばし きれない可能性がある。 <08:42> 寄り前の板状況、ファーストリテやファナックが買い優勢 市場関係者によると、寄り前の板状況は、トヨタ自動車 が売り買い拮抗。ホンダ 、キ ヤノン 、ソニー 、パナソニック は買い優勢。 指数寄与度の大きいファーストリテイリング 、ファナック は買い優勢。 メガバンクでは、三菱UFJフィナンシャル・グループ が買い優勢。三井住友フィナンシャル グループ 、みずほフィナンシャルグループ は売り買い拮抗となっている。 東証第1部出来高上位50銘柄 東証第1部値上がり率上位50銘柄 東証第1部値下がり率上位50銘柄 日経225先物 SGX日経225先物 TOPIX先物 日経225オプション 株式関連指標の索引ページ 関連アプリ:インデックスムーバー(リフィニティブEIKON検索ボックスで“IMO”と入力) (
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