[東京 13日 ロイター] - <13:00> 日経平均は下げ幅縮小、2万0200円台半ば 日銀がETF買い入れか 日経平均は後場下げ幅を縮小し、前営業日比100円ほど安い2万0200円台半ばでの推移となって いる。前場のTOPIXが0.5%超安となったことで、市場では日銀のETF(上場投資信託)買いの思 惑が下支えとなっている。 東証33業種では保険業、パルプ・紙、鉄鋼などの業種が23業種が値下がり。精密機器、医薬品、ゴ ム製品などの10業種が値上がりとなっている。 <11:49> 前場の日経平均は続落、米国株安を引き継ぐ 下値は押し目買い 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比155円94銭安の2万0210円54銭となり、続落 した。オーバーナイトの米国株市場で主要3指数が下落した流れを継ぎ、朝方は幅広い銘柄で売りが先行し たが、その後、押し目買いなどで下げ渋ると、前場引けにかけて日銀のETF(上場投資信託)買いに対す る思惑も出て下げ幅を縮小した。 新型コロナウイルス感染の第2波への懸念と経済活動再開に対する期待が綱引き状態となっている。前 日の米国株市場は、米国立アレルギー・感染症研究所のファウチ所長が、性急な経済再開が感染第2波を招 くリスクがある、と警告し、投資家心理を圧迫した。 東京市場で日経平均は前営業日比225円56銭安で続落スタート。下げ幅を300円超に拡大し、2 万円割れを意識する水準まで下落したが、その後は下げ渋った。為替が107円前半で安定的に推移したこ とや、日本でも新型コロナに関する緊急事態宣言解除の動きが出ていることなどが支えになったという。 TOPIXは0.52%安で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆0300億円だった。東証 33業種では、26業種が値下がり。値下がり率上位には保険、倉庫・運輸、鉄鋼、パルプ・紙などが入っ た。半面、ゴム製品、精密機器、医薬品などは値上がりした。 テクニカル的に1月高値から3月安値までの下落の半値戻しを達成しているが、ここから一段の回復は 難しいとの見方も出ている。「この先の経済回復を見込んでここまで買われてきたが、経済は市場の期待ほ どスピード感をもって戻らない可能性がある。期待と懸念が交錯する」(国内証券)との声が聞かれた。 東証1部の騰落数は、値上がりが603銘柄に対し、値下がりが1483銘柄、変わらずが81銘柄だ った。 <10:48> 日経平均は小動き、為替の安定推移が下支え 日経平均は小動き、2万0100円台後半で推移している。前日の米国株安などを嫌気して安く始まっ たが、その後は下げ渋っている。日銀のETF(上場投資信託)買いに対する思惑や、ドル/円が107円 前半で安定的に推移していることが下支えという。 市場からは「米国株は直近上がっていたので多少の調整はやむを得ない。リスクオフに転じるほどでは ない」(国内証券)との声が出ていた。 <09:55> 日経平均は安値もみあい、下げ渋るが米株先物安で戻り鈍い 日経平均は安値もみあい。寄り付き直後に2万円割れを意識する水準まで値を消したものの「これまで の上げを考えると、中期的な上昇トレンドは続いており、きょうの下げは踊り場。押し目買いも入り下げ渋 っている」という。ただ、時間外取引で米株先物が安くなっており、全体的に戻りは鈍い。 <09:05> 日経平均は大幅続落、米国株安など嫌気し輸出株中心に売られる 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比225円56銭安の2万0140円92銭となり、 大幅続落で始まった。その後も下押す展開となっている。前日の米国株式市場の下落が嫌気されているほか 、外為市場でドル/円がやや円高に振れていることも気にされた。輸出関連株中心に幅広く売られている。 <08:45> 寄り前の板状況、輸出関連株や景気敏感株に売り優勢目立つ 市場関係者によると、寄り前の板状況は、トヨタ自動車 、ホンダ 、キヤノン 、ソニー など主力の輸出関連株が売り優勢。指数寄与度の大きいファーストリテイリング 、ファナック のほか、日本製鉄 など景気敏感株の一角も売り優勢が目立っている。 東証第1部出来高上位50銘柄 東証第1部値上がり率上位50銘柄 東証第1部値下がり率上位50銘柄 日経225先物 SGX日経225先物 TOPIX先物 日経225オプション 株式関連指標の索引ページ 関連アプリ:インデックスムーバー(リフィニティブEIKON検索ボックスで“IMO”と入力) (
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