[東京 5日 ロイター] - <12:54> 日経平均は後場プラス転換、先物に買い戻しの動き 日経平均は後場プラス転換、2万2700円台半ばまで上昇している。後場、先物にまとまった買いが 入ったという。市場からは「来週のメジャーSQ算出日に向け、これまで売っていた海外勢が買い戻したの ではないか」(国内証券)との声が出ていた。また、このところ日銀が通常のETF(上場投資信託)を買 い入れていないことから、前場引けのTOPIXの下げ幅が0.33%でも買ったのではないかとの思惑が 一部で出ている。 <11:45> 前場の日経平均は反落、高値警戒感から利益確定売り 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比78円97銭安の2万2616円77銭となり反落。前 日までの上昇で高値警戒感が強くなっているほか、週末とあって見送りムードも生じており、利益確定売り が優勢となった。ただ、押し目を買う動きも散見され、大きく崩れる雰囲気も感じられない。 4日の米国株式市場は、S&P総合500種指数 が5日ぶりに反落。ナスダック総合指数<.IXIC >も値下がりした。雇用統計の発表を5日に控え利食い売りが出た。ダウ平均株価 は11ドル高で引 けた。 米株の物色面では、相場をリードしてきた情報・技術系の銘柄がさえない一方、金融や資本財、素材と いった景気敏感セクターや航空関連が買われたことから、それを受けて日本株も景気敏感株に物色のホコ先 が向けられている。 一方、日本株では、日銀の通常のETF購入が5月15日に1005億円買い入れて以来、昨日まで行 っていないのにもかかわらず堅調を保ってきただけに、それだけ基調が強いとみる関係者が多い。 市場では「日経平均が2000円以上上げたことを考えれば、利益確定売りが出ながらこの程度の下げ で済むというのは、相当、地合いが強いとみることができそうだ。きょうについては、昨年10月に7日続 伸して以来の5日連続となるかどうか注目される」(SBI証券・シニアマーケットアドバイザーの雨宮京 子氏)との声が聞かれた。 TOPIXは0.33%安で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆0862億6200万円だ った。東証33業種では、空運業、鉄鋼、海運業などが上昇し、精密機器、小売業、医薬品は下落した。 個別では、トヨタ自動車 は小じっかりだが、ソニー がさえないなど主力輸出関連株は 高安まちまち。指数寄与度の大きいファーストリテイリング は売り優勢となった。 東証1部の騰落数は、値上がりが755銘柄に対し、値下がりが1326銘柄、変わらずが84銘柄だ った。 <10:55> 日経平均は一進一退、2万2600円台前半 米雇用統計発表を控え様子見ムード 日経平均はマイナス圏で一進一退、2万2600円台前半での推移となっている。市場では「米国の雇 用統計発表を控え様子見ムードとなっている。週末でもあるため、積極的な売買は手控えられ、きょうはこ の水準での推移となるのではないか」(国内証券)との声が出ていた。 東証33業種では、精密機器、医薬品、食料品などの17業種が値下がり、空運業、鉄鋼、海運業など の16業種が値上がりとなっている。 <09:08> 寄り付きの日経平均は反落、2万2600円台前半 過熱感を警戒 寄り付きの東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比82円66銭安の2万2613円08銭となり 、反落した。その後は2万2600円台前半での推移となっている。短期的な急上昇に伴う過熱感が意識さ れ、売りが先行している。今晩は米国で雇用統計の発表を控えているため、売買が一巡した後は様子見ムー ドが強まる可能性が高い。 <08:40> 寄り前の板状況、ファーストリテは売り優勢 市場関係者によると、寄り前の板状況は、ホンダ 、キヤノン が買い優勢、トヨタ自動 車 、ソニー 、パナソニック が売り買い拮抗。 指数寄与度の大きいファーストリテイリング は売り優勢、ファナック は買い優勢。 メガバンクでは、三菱UFJフィナンシャル・グループ 、三井住友フィナンシャルグループ<8 316.T>、みずほフィナンシャルグループ が売り買い拮抗となっている。 東証第1部出来高上位50銘柄 東証第1部値上がり率上位50銘柄 東証第1部値下がり率上位50銘柄 日経225先物 SGX日経225先物 TOPIX先物 日経225オプション 株式関連指標の索引ページ 関連アプリ:インデックスムーバー(リフィニティブEIKON検索ボックスで“IMO”と入力) (
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